【南ア】釜無山(2117m)東谷頭(2130m)程久保山(1977m)入笠山(1955m)
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 09:58
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 816m
- 下り
- 791m
コースタイム
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 10:04
.泪ぅー規制期間中は通行規制の時間帯(8:00〜15:00)があること
▲泪淵好觧柿颪話鷦嵒垈
◆伊那市役所高遠商工観光課に、高遠側から入笠山に、どうアクセスするかについて問い合わせる
…稿(おさふじ)から小豆坂トンネルを抜け、芝平(しびら)峠へ。そこを右に取れば入笠山へ至る。未舗装道路なので要注意
大阿原(おおあわら)湿原前Pは、5台ほど駐車可能(実際は8台は可能か)
◆往路は時間短縮で諏訪南IC下車。富士見町側からのアプローチ
◆復路は高遠経由で、伊那ICをめざした。しかし、アクセスについては、あれほど担当者さんが丁寧に教えてくれたというのに、芝平峠から山室川に沿う県道211号は何と「工事通行止め」だった。やむなく松倉川に沿う県道490号を使うが、林道を抜けるのにトータルで1時間はかかった
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
白岩岳に登るつもりだったが、戸台大橋から黒川に沿う市道黒河内線は、災害復旧工事による「全面通行止め」らしい。やむなく、釜無山を入笠山をセットにして計画を組み直す。
ヘッドライトに照らされた大阿原Pへの道路は、霜が凍ってキラキラ光っている。登山口はマイナス2℃。寒さに慣れていない体にはこたえる。
身を縮めて歩く私の脇を、山仕事の大型ダンプがエンジンの唸りをあげて通り抜けていった。
まずは、程久保山に寄り道。その後、林道釜無山線ゲートへ。一呼吸おいて笹ヤブに突っ込むが、林道わきに八ヶ岳がのぞいているのが目に入った。スタート直後というのに、いきなり道草を決め込むだらしない私。
ルート変更して、あられの散り敷いたササの切り拓きを歩く。その先は、霜の降りたササ分けの小路が続く。紅葉も終わりがけのカラマツがいいアクセントになっている。中央アルプスや御嶽、乗鞍、北アルプスを道づれに歩けるなんて、実にゴージャスだ。
釜無山直前で、一気にササが深くなった。まずは一座ゲット。さあ、ここからが本番だ。針路をしっかり見定めないと、ヤブのルートアウトはダメージが大きい。
コンパスで狙いを定め、踏み跡を獣目線で探っていく。古いテープを探し当てたときの喜びは大きい。ヤブが乱れて踏み跡を隠している区間は、心して歩かないと。展望地もチラホラあるし、うまく歩けばヤブも避けられる。
鞍部からの登り返しになった。ちょっとしたギャップや露岩での見晴らしを楽しみながら、東谷ノ頭にゴール・イン!時計と相談して、ここを折り返し点にする。
いきなりまとめちゃうけど、この日の展望は、北アルプス側が、槍・穂をめぐるメジャーたちに、乗鞍・経ヶ岳・御嶽・・・
中央&南アルプス側は、大棚入山・木曽駒・空木・仙丈・間ノ岳・鋸岳・甲斐駒・鳳凰三山・大岩山・鞍掛山・日向山・雨乞岳・・・
東には、御坂山塊・大菩薩・茅ヶ岳・乾徳・甲武信・国師・御座・・・そして、八ヶ岳は三ツ頭・赤岳・天狗岳・横岳・蓼科山・・・
こうした山並みに程久保山・釜無山・白岩岳の山並みが絶妙に絡み、Aランクのパノラマを見せてくれる。
大阿原Pに戻ってから、久しぶりの入笠山へ。首切清水から仏平峠、さらにひと登りで入笠山山頂だ。
富士山だ!そして、暮れなずむ八ヶ岳と諏訪湖。その背後の美ヶ原の台地・・・一日の締めくくりにふさわしい、雄大な景色だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する