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Yamareco

記録ID: 3714684
全員に公開
ハイキング
近畿

三久安山 〜宍粟50名山・紅葉の尾根〜

2021年11月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:32
距離
5.4km
登り
595m
下り
592m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:34
休憩
1:51
合計
5:25
距離 5.4km 登り 595m 下り 599m
10:58
10:59
41
三角点(982m)
11:40
10
ハシゴ登山口分岐
11:50
13:40
12
13:52
25
ハシゴ登山口分岐
14:17
18
1019mピーク
14:35
46
三角点(932m)
天候 薄曇/晴
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス 国道29号線戸倉峠を南下して音水湖東の「せせらぎ渓流公園」を抜けて突き当りまで行くと登山口になります。
音水湖の東の谷に入ります。
2021年11月06日 09:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 9:40
音水湖の東の谷に入ります。
車で上がれるのはここまで、車を停めて歩き始めます。
2021年11月06日 09:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 9:52
車で上がれるのはここまで、車を停めて歩き始めます。
登山口 ブルドーザーで整地されている様子。現役の作業道のようです。
2021年11月06日 09:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 9:57
登山口 ブルドーザーで整地されている様子。現役の作業道のようです。
かなり大きな重機も入れそうです。
2021年11月06日 10:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/6 10:00
かなり大きな重機も入れそうです。
破砕された泥岩のように見えますが…?
2021年11月06日 10:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/6 10:01
破砕された泥岩のように見えますが…?
かなり急な作業道、キャタピラ車でないと上れないでしょう。
2021年11月06日 10:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 10:03
かなり急な作業道、キャタピラ車でないと上れないでしょう。
日当たりの良い斜面は良く色付いています。
2021年11月06日 10:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
11/6 10:05
日当たりの良い斜面は良く色付いています。
安山岩〜玄武岩
2021年11月06日 10:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/6 10:07
安山岩〜玄武岩
風化した花崗岩のような石もあります。
2021年11月06日 10:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/6 10:07
風化した花崗岩のような石もあります。
枝の先に綿毛に覆われた新芽がありました。タムシバのようです。
2021年11月06日 10:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 10:09
枝の先に綿毛に覆われた新芽がありました。タムシバのようです。
かなり散ってしまったはもあります。これはウリハダカエデ。
2021年11月06日 10:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 10:12
かなり散ってしまったはもあります。これはウリハダカエデ。
ウリハダカエデは最初黄色に、後に赤くなります。
2021年11月06日 10:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/6 10:20
ウリハダカエデは最初黄色に、後に赤くなります。
ウリハダカエデの落葉。
2021年11月06日 10:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 10:21
ウリハダカエデの落葉。
ススキと紅葉と杉林のコラボレーション。
2021年11月06日 10:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 10:26
ススキと紅葉と杉林のコラボレーション。
作業道が枝分かれしていて方向を迷うのでGPSで確認します。正解すると、標識に出会えます。
2021年11月06日 10:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 10:26
作業道が枝分かれしていて方向を迷うのでGPSで確認します。正解すると、標識に出会えます。
作業道から離れて尾根に入ります。
2021年11月06日 10:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 10:32
作業道から離れて尾根に入ります。
ここはヒノキの植林です。
2021年11月06日 10:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 10:34
ここはヒノキの植林です。
この斜面は春になるとワラビが採れそうだ。
2021年11月06日 10:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 10:38
この斜面は春になるとワラビが採れそうだ。
イタヤカエデ、切れ込みが深いのでエンコウカエデというのかも。
2021年11月06日 10:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 10:45
イタヤカエデ、切れ込みが深いのでエンコウカエデというのかも。
コナラかな?
2021年11月06日 10:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 10:46
コナラかな?
ダンコウバイ
2021年11月06日 10:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 10:47
ダンコウバイ
金属製(溶融亜鉛メッキ)の「国土調査」と書かれた杭をしばしば見かけました。
2021年11月06日 10:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 10:51
金属製(溶融亜鉛メッキ)の「国土調査」と書かれた杭をしばしば見かけました。
右側に見えるのは先日歩いた阿舎利山と、少し顔を出す一山です。
2021年11月06日 10:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/6 10:56
右側に見えるのは先日歩いた阿舎利山と、少し顔を出す一山です。
四等三角点「新道」
北緯 35°14′25″.8466
東経 134°33′44″.0694
標高(m) 981.56
2021年11月06日 10:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/6 10:59
四等三角点「新道」
北緯 35°14′25″.8466
東経 134°33′44″.0694
標高(m) 981.56
コシアブラ かな。
2021年11月06日 11:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 11:02
コシアブラ かな。
チドリノキ か、イヌシデか?
2021年11月06日 11:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 11:04
チドリノキ か、イヌシデか?
落ち葉のじゅうたん。
2021年11月06日 11:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 11:07
落ち葉のじゅうたん。
なだらかなブナの稜線。
2021年11月06日 11:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/6 11:08
なだらかなブナの稜線。
ハウチワカエデ
2021年11月06日 11:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 11:11
ハウチワカエデ
稜線に突然大きな岩が。
2021年11月06日 11:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 11:14
稜線に突然大きな岩が。
これもハウチワカエデかな。
2021年11月06日 11:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 11:20
これもハウチワカエデかな。
リョウブかな。
2021年11月06日 11:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 11:22
リョウブかな。
ブナはかなり落葉しています。
2021年11月06日 11:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/6 11:23
ブナはかなり落葉しています。
日に透けた紅葉が美しい。
2021年11月06日 11:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/6 11:26
日に透けた紅葉が美しい。
突然ヒノキ林になりました。
2021年11月06日 11:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 11:34
突然ヒノキ林になりました。
山頂の一つ前のピーク
2021年11月06日 11:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 11:40
山頂の一つ前のピーク
帰りはここで分岐して南東方向のルートに入りました。
2021年11月06日 11:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 11:40
帰りはここで分岐して南東方向のルートに入りました。
もうひと踏ん張り。
2021年11月06日 11:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 11:44
もうひと踏ん張り。
山頂が見えた!
2021年11月06日 11:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 11:50
山頂が見えた!
三等三角点「小原」
北緯 35°14′49″.5429
東経 134°34′19″.4648
標高(m) 1123.13
2021年11月06日 11:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/6 11:51
三等三角点「小原」
北緯 35°14′49″.5429
東経 134°34′19″.4648
標高(m) 1123.13
ここにも紅葉の楓がありました。
2021年11月06日 11:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 11:52
ここにも紅葉の楓がありました。
お昼は家で刻んできた野菜やハムを入れた棒ラーメンで温まりました。
2021年11月06日 12:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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11/6 12:09
お昼は家で刻んできた野菜やハムを入れた棒ラーメンで温まりました。
リョウブ
2021年11月06日 12:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 12:33
リョウブ
山頂は刈り払われて割と広いです。関西言葉の3人組登山者が北の尾根から上ってきました。
2021年11月06日 12:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 12:35
山頂は刈り払われて割と広いです。関西言葉の3人組登山者が北の尾根から上ってきました。
ドローン(MavicMini)で上空から紅葉を眺めてみました。動画もご覧ください。
2021年11月06日 12:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 12:42
ドローン(MavicMini)で上空から紅葉を眺めてみました。動画もご覧ください。
【ドローン撮影】
山頂からは直接見ることのできなかった音水湖がドローンでみることができました。
【ドローン撮影】
山頂からは直接見ることのできなかった音水湖がドローンでみることができました。
【ドローン撮影】
南側斜面、いい感じに色づいています。
1
【ドローン撮影】
南側斜面、いい感じに色づいています。
下山は途中の分岐点で左に折れて別の尾根を歩いてみることにしました。
2021年11月06日 13:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 13:52
下山は途中の分岐点で左に折れて別の尾根を歩いてみることにしました。
こちらにはボーイスカウトの設置した樹木名の標識がついていました。
2021年11月06日 13:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 13:56
こちらにはボーイスカウトの設置した樹木名の標識がついていました。
こちらの尾根もきれいな紅葉を見ることができました。
2021年11月06日 14:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:02
こちらの尾根もきれいな紅葉を見ることができました。
東へ向かうと溝谷はしご登山口ですが、私は南の尾根へ進みました。
2021年11月06日 14:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:06
東へ向かうと溝谷はしご登山口ですが、私は南の尾根へ進みました。
突然見える大きな岩が1019mピークのようです。
2021年11月06日 14:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:16
突然見える大きな岩が1019mピークのようです。
火砕流堆積物のようです。
2021年11月06日 14:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:17
火砕流堆積物のようです。
岩の脇を下ります。
2021年11月06日 14:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:20
岩の脇を下ります。
2021年11月06日 14:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:21
この日一番きれいだった紅葉です。赤から黄色のグラデーションが素晴らしい!
2021年11月06日 14:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
11/6 14:23
この日一番きれいだった紅葉です。赤から黄色のグラデーションが素晴らしい!
尾根にネットが張ってありました。これに沿ってしばらく下りました。
2021年11月06日 14:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:26
尾根にネットが張ってありました。これに沿ってしばらく下りました。
ここのカエデは赤が鮮やか。
2021年11月06日 14:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:34
ここのカエデは赤が鮮やか。
四等三角点「三久安東」
北緯 35°14′01″.4318
東経 134°34′14″.3718
標高(m) 932.26
2021年11月06日 14:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:35
四等三角点「三久安東」
北緯 35°14′01″.4318
東経 134°34′14″.3718
標高(m) 932.26
音水湖方向、西へ進路をとります。
2021年11月06日 14:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:36
音水湖方向、西へ進路をとります。
このコースはあまり歩く人がいないようで、道は不明瞭です。尾根を間違えないようにGPSで確認しながら進みます。
2021年11月06日 14:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:41
このコースはあまり歩く人がいないようで、道は不明瞭です。尾根を間違えないようにGPSで確認しながら進みます。
時々標識があるので、コースが間違ってないことがわかります。
2021年11月06日 14:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:48
時々標識があるので、コースが間違ってないことがわかります。
写真ではわかり辛いですが、傾斜は割ときついです。ジグザグに下りました。
2021年11月06日 14:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:53
写真ではわかり辛いですが、傾斜は割ときついです。ジグザグに下りました。
青いマークが続いているので、こっちに進むのかな。
2021年11月06日 14:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 14:59
青いマークが続いているので、こっちに進むのかな。
尾根がの傾斜がきつくなってきたので、右の斜面にトラバースして、ヒノキ林の外に出ました。
2021年11月06日 15:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 15:04
尾根がの傾斜がきつくなってきたので、右の斜面にトラバースして、ヒノキ林の外に出ました。
ワイヤーロープの束が放置されています。この斜面の木材搬出時に使われたものでしょうか。
2021年11月06日 15:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 15:06
ワイヤーロープの束が放置されています。この斜面の木材搬出時に使われたものでしょうか。
薮漕ぎしながら見えた風景、西方向の遠くに見えるのは後山とそれに連なる山のようです。
2021年11月06日 15:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 15:07
薮漕ぎしながら見えた風景、西方向の遠くに見えるのは後山とそれに連なる山のようです。
こんなところにミツマタが。
2021年11月06日 15:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 15:13
こんなところにミツマタが。
薮を避けて涸れ沢を下りました。
2021年11月06日 15:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 15:16
薮を避けて涸れ沢を下りました。
車を置いていた所に戻ってきました。時間もちょうどいい感じです。
2021年11月06日 15:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/6 15:19
車を置いていた所に戻ってきました。時間もちょうどいい感じです。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ ジャンパー 日よけ帽子(キャップ) 登山靴 サブザック(19L) 昼食(棒ラーメン+カット済み具材+水700mL) 角形クッカー シングルバーナー ガスカートリッジ(OD缶) 割り箸 行動食(飴) 非常食(魚肉ソーセージ) 飲料(お茶600mL) 地図(コース図) iPhone(GPS+ナビ) iPad mini(GPSログ) サブバッテリー 携帯電話 腕時計 手拭い クマ鈴

感想

 宍粟50名山の中で、紅葉のきれいなのはどこだろうと最近のレコを調べてみたら、三久安山の紅葉を記したレポートを見つけた。比較的鳥取県に近いし、国道29号線からも近くて行きやすそうなのでそこを選んだ。
 戸倉峠を越えて国道29号線を南下すると右側にダム湖が現れる。引原ダムで堰き止められてできた音水湖だ。しばらく湖畔の道を進み、途中の橋を渡ったところで左折し、谷へ入ると、「宍粟50名山 三久安山登山口」の標識があった。そこから更に谷の奥へ。登山口前のスペースには先客の車が1台停まっていた。この山にはいくつかの登山ルートがあるようだが、人が多くないことを願った。
 登山道はブルドーザーで整地されたであろう、幅が広い道で、傾斜はかなり急だ。道に草が生えていないことからして、今年になってから整地されたもののようだ。道は途中で分岐を繰り返しているが、地図の点線とプリントアウトしてきた過去レコを頼りに方向を決めて進んだ。斜面を縫うようにつけられた道からは、斜面の途中や向かいの山の色付いた木々を眺めることができた。黄色から赤に葉が色づいているのはウリハダカエデのようだ。全体が黄色に色づいているのは、後で調べたらタムシバらしい。登山口の辺りにはまだブナは見られない。直登ではないが傾斜がそこそこきついので、歩くペースを抑え、足元を踏みしめながらゆっくり進んだ。整地された作業道をしばらく歩いた後、尾根に入った。そこには色付いた様々な広葉樹が見られた。足下も様々な形や色の落ち葉が覆っていて今が紅葉の季節の最中であることがわかった。
 1,000mを超えたあたりからブナが目につくようになったが、ブナはもう落葉しているようだ、登山口の辺りで赤く色付いていたウリハダカエデもその標高ではもう葉を散らせていた。その代わりハウチワカエデなど別のカエデの仲間の黄色〜赤の色の鮮やかな紅葉が見られるようになった。時々植林されたスギやヒノキの林を通るが、そこでは空気がひんやりしていて広葉樹の森とは全く違った佇まいを見せていた。また林床に草が茂っていないことから、この山にシカが多いということが察せられた。
 いくつかのピークを通って三久安山の山頂に到着したのは、正午少し前だった。昼食のラーメンを作っていると、北の尾根方向から関西弁の3人組登山者がやってきた。広い山頂広場の少し離れた位置に腰かけて、和やかに昼食をとりはじめた。暫くして彼等が南の尾根へ下って行った後で私はドローン(MavicMini)を飛ばした。上空から見ると、スギ・ヒノキの植林部分とカラフルな原生林の広葉樹のコントラストがパッチワークのようで面白かった。ただ、尾根が三方に広がっているため、山の形はそれほど美しいと感じなかった。ま、この山は紅葉を楽しみにやってきたので、尾根の片面に紅葉が広がる様を上空から見られただけで十分だ。寒いせいかスマホのバッテリー消耗が激しく、あまり長時間ドローンを飛行させ続けることができなかった。
 帰りは尾根の途中で分岐して、上りとは違うコースを歩いてみた。当初は上りと同じコースで下山しようかと思っていたのだが、山頂でヤマレコの足跡記録を眺めていたら、歩けそうなコースが見つかったので、そちらを歩いてみることにしたのだ。そのため、この日は3つの三角点を踏破することができた。一日で三角点3つというのは久しぶりだ。ただ、帰りのコースは特に最後の三角点以降、道がはっきりせずGPSを何度も確認しながら進まなければなかった。基本、尾根伝いのコースなのだが、最後の最後、尾根から出発地点まで下る道がどうにも見つけられず、薮に覆われた山の急斜面をかき分けて進むことになってしまった。ここさえきれいにクリアできていれば完璧なコース取りだったのだが、まだルートファインディング力については課題が残ることを自覚した。
 この日の山行は距離はそれほど長くなかったが、紅葉を楽しむという山行の目的は十分に果たせた。ドローンと調理器具を詰め、更に防寒のジャンパーの入れたら19Lのザックはかなりいっぱいになってしまったが、それに見合うだけの楽しみを得ることができた。これから紅葉はどんどん散って冬枯れの山になっていくのだろう。紅葉が楽しめるのも今年はあと1度か2度かもしれない。次の週末がまた良い天気になってくれることを願っている。

ドローン映像(2分24秒)


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コメント

こんにちは、ピークでお会いした3人組みの1人です。ドローンの動画、圧巻ですね。樹木の名前も勉強になりました。ありがとうございました。鳥取には良い山がたくさんあってうらやましいですが、こちらの山も楽しんでいただけたら幸いです。
2021/11/8 17:33
yuiyamaさん、メッセージありがとうございます。紅葉がきれいで良い山行になりました。下山中にドローンがブンブン飛んでいてうるさかったじゃないでしょうか。鳥取県内の山はかなり歩いたので、兵庫県の山もこれからどんどん歩いてみたいと思います。またどこかでお会いするかもしれませんね。出会ったときには声をかけてください。
2021/11/8 20:23
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