南大菩薩連嶺機弊亟歹宗曽金沢山〜湯ノ沢峠)
- GPS
- 07:47
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 704m
- 下り
- 1,310m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:02
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)やまと天目山温泉⇒甲斐大和駅(栄和交通) |
コース状況/ 危険箇所等 |
最初の小屋平からの登りと湯ノ沢峠への下りに急坂があるが、尾根筋はアップダウンはあるものの比較的緩やかな道が続く。 登山道そのものはほぼコース全体に渡ってぬかるんでおり、また小金沢山など北側斜面は雪に覆われ凍結箇所もある。 湯ノ沢峠への下りは旧道崩壊で新設の道に移っているが、急斜面の道が固まっておらず伐採草の根も残っていて非常に滑りやすい。 |
写真
感想
今回は富士を見ながら歩く山旅を期待して南大菩薩の小金沢連嶺にでかけた。
天気もよく平日ながら甲斐大和駅からの上日川峠行きのマイクロバスはまずまずの賑わい。大半の人は大菩薩を目指すようだが、その手前の石丸峠入口の小屋平で降りる。
ここから稜線までは樹林帯をジグザグに登っていく。道面は所々に霜が、全体にぬかるんでいる。やがて緩やかな傾斜となり笹原に出る。すると白く輝く富士が見え、広々とした石丸峠に着く。南側に小金沢山がしっかりと見える。
峠は風の通り道か冷たい風の吹きさらし状態で長居はできない。南面の笹原を登っていくと北岳などの南アルプスの銀嶺が、まるで宙に浮いているように見える。
この先、樹林帯を抜け、狼平の笹原の開けた場所で間食休憩、一息ついたあと小金沢山へは雪面を登っていく。
晴れてはいるが、頂上からの展望は薄くもやがかかったような感じだ。でも南に富士山、東に三頭山などの奥多摩三山、北東に石尾根のパノラマが眺められ嬉しい気分にさせてくれる。
次の秀麗富嶽12景は牛奥ノ雁ヶ腹摺山、ここで昼食をとり、富士を堪能してから次に向かう。賽ノ河原と呼ぶ笹原を抜けると川胡桃沢の登り、ここも雪面だ。頂上で富士をちらっと見て先を急ぐ。
黒岳への樹林帯の登りから大峠から雁ヶ腹摺山への道を左に見るとすぐに黒岳山頂。ここは展望はきかない。
しかし次の白谷丸は南面が開けていて開放感のある眺めで本コース随一といってもよいほどだ。一際富士が美しい。
湯ノ沢峠への下りは新設の滑りやすい道で多少苦労する。湯ノ沢峠からは沢沿いの道を行く。周辺はカラマツなどの木々は黄色く輝いていてまだ晩秋の装いを残している。
焼山沢林道との合流点に着くと湯ノ沢峠徒歩口との案内がある。この先、天目山温泉までバスの時間を気にしての長い林道歩きとなった。
本コースは適度に距離があって富士の展望とともに樹林帯とカヤトの原が交互に変化する楽しい縦走路だ。次は湯ノ沢峠から先を歩いてみたいと思う。
充実した一日だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する