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Yamareco

記録ID: 3724491
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

紅葉本谷山〜中尾ツルネから

2021年11月07日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:58
距離
19.7km
登り
1,912m
下り
1,919m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
14:13
休憩
0:32
合計
14:45
距離 19.7km 登り 1,930m 下り 1,919m
5:59
4
6:43
6:44
37
7:21
7:28
178
10:26
10:27
144
12:51
12:54
45
13:39
13:53
40
14:33
112
16:25
16:27
148
18:55
18:58
46
19:44
19:45
53
天候 バカっ晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス 三国ダム奥P
コース状況/
危険箇所等
行動時間 14時間
標高範囲 600m〜1800m
気温 7度 朝はさぶ〜〜
山で会った人 1人
登山道様子 妙に刈り払い行き届き。急坂、ぬる、ゴツ、泥の整備なし
展望 1300mから
ハイマツ 1700m
紅葉 800m
積雪の様子 冠雪程度
日帰り温泉 遅すぎてダメ
スマホカウント 34000歩
雰囲気 静かな秘境
満足度 80%

林道ドン突きで、登山道に入る
2021年11月07日 07:17撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
11/7 7:17
林道ドン突きで、登山道に入る
その谷底から少し冠雪の下津川稜線見える、あんなとこまで
2021年11月07日 07:18撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
11/7 7:18
その谷底から少し冠雪の下津川稜線見える、あんなとこまで
幹の白いブナ、樹齢百年ほどの若さで、穏やかな斜面登り
2021年11月07日 08:54撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 8:54
幹の白いブナ、樹齢百年ほどの若さで、穏やかな斜面登り
紅葉は800mくらい
 その隙間から越後中ノ岳
2021年11月07日 09:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
11/7 9:45
紅葉は800mくらい
 その隙間から越後中ノ岳
登り中間1200mくらいに、無人の雨量計、近代装備。
2021年11月07日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/7 10:00
登り中間1200mくらいに、無人の雨量計、近代装備。
丹後山の少し下にキラっと光っている避難小屋
2021年11月07日 11:46撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
1
11/7 11:46
丹後山の少し下にキラっと光っている避難小屋
私のウンコ、じゃなくて、クマさん。道の真ん中にいつもある。
2021年11月07日 12:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 12:00
私のウンコ、じゃなくて、クマさん。道の真ん中にいつもある。
背景の八海山はこの辺りまでくると、入道岳奥のゴツゴツ(薬師岳ほか)がようやく見えてくる
2021年11月07日 12:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 12:00
背景の八海山はこの辺りまでくると、入道岳奥のゴツゴツ(薬師岳ほか)がようやく見えてくる
刈払いの歩きやすい道と、縦走合流と、左に本峰
2021年11月07日 12:11撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 12:11
刈払いの歩きやすい道と、縦走合流と、左に本峰
折り返してきた先行者は2時間も進ん元気
2021年11月07日 12:28撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/7 12:28
折り返してきた先行者は2時間も進ん元気
ついに縦走路合流ピーク。そこはテントも晴れそうな広場
2021年11月07日 12:46撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/7 12:46
ついに縦走路合流ピーク。そこはテントも晴れそうな広場
むむっ片道1時間いくか
2021年11月07日 12:50撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/7 12:50
むむっ片道1時間いくか
ついにハイマツくんを発見、向こうに中ノ岳
2021年11月07日 12:52撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/7 12:52
ついにハイマツくんを発見、向こうに中ノ岳
こちらも本峰の手前に
2021年11月07日 12:58撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/7 12:58
こちらも本峰の手前に
稜線直下に池
2021年11月07日 13:11撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 13:11
稜線直下に池
間もなく頂上
2021年11月07日 13:25撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 13:25
間もなく頂上
のっぺりの向こう端に
2021年11月07日 13:32撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 13:32
のっぺりの向こう端に
本谷山紛失しそうな頂上標識
2021年11月07日 13:33撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 13:33
本谷山紛失しそうな頂上標識
北の越後沢山、あの奥壁過去に登った懐かしいと、枝尾根をよくぞ奥利根湖まで下って戻った
2021年11月07日 13:35撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 13:35
北の越後沢山、あの奥壁過去に登った懐かしいと、枝尾根をよくぞ奥利根湖まで下って戻った
頂上向こうののっぺりこそが、平ヶ岳、ここより300m高いのだが
2021年11月07日 13:35撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 13:35
頂上向こうののっぺりこそが、平ヶ岳、ここより300m高いのだが
至仏だと思うが
2021年11月07日 13:35撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 13:35
至仏だと思うが
日光白根と
2021年11月07日 13:36撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 13:36
日光白根と
2021年11月07日 13:36撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 13:36
南の方は、中央に下津川、左の小沢岳へ主稜は続いて、右奥の巻機山へ
2021年11月07日 13:43撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 13:43
南の方は、中央に下津川、左の小沢岳へ主稜は続いて、右奥の巻機山へ
小穂口沢源流はすぐそこに輝いて
2021年11月07日 13:55撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 13:55
小穂口沢源流はすぐそこに輝いて
最後ハイマツくんお別れ
2021年11月07日 14:48撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/7 14:48
最後ハイマツくんお別れ
陽が沈む
2021年11月07日 15:52撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/7 15:52
陽が沈む
残照の越後沢山方面
2021年11月07日 16:10撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 16:10
残照の越後沢山方面
今日は三日月
2021年11月07日 17:07撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
11/7 17:07
今日は三日月
トンネル着いた
2021年11月07日 20:34撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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11/7 20:34
トンネル着いた

感想

サミッツ最終章 NO27
 紅葉本谷山〜中尾ツルネから
 六日町の最奥、三国ダムの林道ドン突きに、中尾ツルネ。最悪のくそ上りだということは知っていたが、道は定規で線引っ張ったように直登、それは黒部ダムから読売新道〜赤牛岳と同じようだが、登り着くのは無名中の無名峰の本谷山(概算1870m)で、どうにもショボイ。
 しかし、最後の自己未踏でもあり、知らずにして死ねるかの気分で、重症患者明け3度目にして、牛オヤジがのんびり歩くことにした。
 街が近いから、朝飯に「すき家」なんてとこで不真面目に夜中の定食。現地には5時半でも行きたくない暗さで、ちんたら用意して明るくなった6時に出る。すこしトンネルのところで、(こっちの方が近い)見かけたおじさんが本日たった一人の出合い。
 丹後山から下ったときも林道歩いたはずだが、いつかの6月に見かけた林道は、デブリが10m以上の高さで、奥は秋にならないとどうにもダメな印象強すぎ。通行不能だったのは記憶違いで、しかし林道遠く1時間半で取り付きに。
 やっぱり最初からどうにもならないえげつない急登で、私は比叡か高野の坊さんになったかのような、修行登りで。登山者は修行僧でもある。
 けれど展望だけはよくて、左すぐに越後中ノ岳がドカ〜んと大きく、後ろに八海山。右に桑ノ木、ネコブ、さらに冠雪している下津川、あ〜問題はこういうマニアックに耐えられる人が、この辺り登るってことでしょう。
 2時間過ぎて、小屋かと思ったら雨量計。なんとまた箱物行政で新築物件。しかしこの田舎道が、割と刈払いその他で整備されているのは、この地方整備局なるものの、国家予算が付けられていたりするだろうか、とすれば客はこれに感謝しないといけないか。無意味な箱物でも。
 その先が三十倉らしくて、なんと読むんだ、ピーク後に50mダウン。その後またえげつないのが始まるが、目的の稜線も近くなって、右に合流ピーク、さらに左に本谷山。実はここに登ると、平ヶ岳が目の前に見えるんじゃないのかの、少しの期待。あの山は夏に登ってもクソだが、春にスキーで到達してしまうと、天下の名峰の感慨深く、武尊辺りからでも、象の鼻のようなのんびり高峰に呆れるようになったものだ。
 さらに利根源流稜線を見ると、なんと丹後山の小屋がキラキラ光ってみえるじゃあないですか。5キロ離れているだけなのに、こちらに来る道夏道なくて、今時主稜線に道がない山、ここから巻機山へもないが、そんなところが、あえて奥利根、上越の過疎地帯と思えば、世界遺産にも近いよ。本日バカっ晴れにつき、条件よし。
 合流直前で、折り返してきたおじさんに励まされて、概算で2時間遅れていると思ったが、まさに計算に間違いなし。
 さてテントも晴れそうなのんびり合流ピークにでると、探していたハイマツくんがようやく出てきた。1700mだぞ。これで目的達成のはずで、引き返そうかとも思ったが、やっぱり人生二度とこの山に来ないと思うと、無理しても頂上行くか。それより、平ヶ岳が稜線から見えないぞと、(未だに読図はシロウトかと呆れる)、その方角の少し冠雪ゴツやまは、どうやら笠ヶ岳(至仏の南稜線)だったかも。
 笹が斜めに刈られてなんか滑りそうな、細みちで、岩ガリもでてきて、でも行くか。少しで稜線近くに池。のどかなウェット感。最後の100mの登りでようやく本谷山頂上へ。ああその小さな標識の真向こうが、立山カルデラの上の高峰のような平ヶ岳くんじゃないですか。2100mでここよりも確かに300m高くて、登った真向こうにあるんだから、見えるはずもなく、トホホ、詳細な地図ではそういうことでした。その右に至仏。ずっと奥に日光白根。右の割と近めに逆光でぼけた武尊ああ。
 逆は中ノ岳がすべて遮り越後駒は見えなく。御月山をそれだと間違えた過去人もいたが。そして越後沢山。その東面登って、中間尾根をまた奥利根湖に下ったことも大昔の江戸時代じゃなくて、30年前にあったんだね。この過疎地に妙に思い入れもあってね。
 いい加減に下ろうか。ただの稜線にくるだけなら、丹後山の小屋の道を進んでもいいのに、ここに誰かさんが道作ったからくるわけで、そうだね機会があったらそっちもいくか。下山は真夜中、うそ20時になった。

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訪問者数:340人

コメント

トンネルのところで見かられけたおじさんです(笑)

sptakaさん、無事に下山された様で一安心です ε-(´∀`*)
小穂口ノ頭下であの時間にすれ違ったので、ちょっと心配していました!
越後のお山らしい本谷山、想いは色々ですが季節を変えて再訪されてみたら如何ですか⁉
懐の深いお山が歓迎してくれますよ
2021/11/10 8:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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