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Yamareco

記録ID: 372676
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

伯耆大山(夏山道〜山頂碑:ピストン)

2013年11月20日(水) [日帰り]
 - 拍手
とる その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:49
距離
6.6km
登り
980m
下り
976m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

■往路
07:30 南光河原駐車場出発
08:35 五合目標識
08:50 六合目避難小屋
09:57 山頂避難小屋
休憩
10:45 山頂碑→復路へ

■復路
11:11 六合目避難小屋
12:06 南光河原駐車場帰着

合計時間: 4時間49分
合計距離: 6.63km
累積標高(上り): 921m
累積標高(下り): 919m
天候 曇り、標高1,500mより上はガス
七合目付近まではほぼ無風
八合目木道辺りからは風雪、
風速15〜20m/s(体感)

駐車場気温1℃(7時30分時点:車載気温計)
山頂気温−5℃(10時時点:山頂避難小屋温度計)
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南光河原駐車場に駐車(この時期は無料)
コース状況/
危険箇所等
㊟大山はすでに冬山です。
下記の記述については冬季登山装備前提です。
敢えて書きますが、
ジーパン、スニーカーなどは論外です。
(この日そう云う方々を見かけました)

夏山道一合目から山頂碑まで全域に積雪

_道各仕仍蓋〜六合目避難小屋
危険個所は特になし

∀珊臾榿鯑饐屋〜山頂碑
六合目からは天候、積雪、雪質など一変する。
状況によっては非常に厳しいものとなる。
積雪が少なくてもクラスト(氷化)している場合もある。
アイゼン(10本爪以上)は必携かと。

八合目木道始まる辺りからは頂上台地、
ガスが濃い場合は木道を目印に進むが、
木道が完全に埋まっていてポールが設置して無い場合は
引き返した方が無難
(この日は木道が顔を出していた。ポール設置無し)
南光河原駐車場
2013年11月20日 07:29撮影 by  DSC-TF1, SONY
3
11/20 7:29
南光河原駐車場
この辺りは雪も少ない
2013年11月20日 07:35撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
11/20 7:35
この辺りは雪も少ない
次第に積雪が増えてくる
2013年11月20日 08:06撮影 by  DSC-TF1, SONY
3
11/20 8:06
次第に積雪が増えてくる
三合目にて
(TAKAさんより)
2013年11月20日 08:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
11/20 8:16
三合目にて
(TAKAさんより)
五合目、やはりガスっている
2013年11月20日 08:34撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
11/20 8:34
五合目、やはりガスっている
六合目避難小屋
この階段が難所
2013年11月20日 08:49撮影 by  DSC-TF1, SONY
3
11/20 8:49
六合目避難小屋
この階段が難所
六合目にて上に上がる準備
(TAKAさんより)
2013年11月20日 09:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
11/20 9:07
六合目にて上に上がる準備
(TAKAさんより)
七合目、まだ風は無かった
2013年11月20日 09:15撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
11/20 9:15
七合目、まだ風は無かった
風が強くなってくる。
これを待っていた!!
(TAKAさんより)
2013年11月20日 09:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
11/20 9:52
風が強くなってくる。
これを待っていた!!
(TAKAさんより)
山頂避難小屋
視界は20mあるか...
2013年11月20日 09:57撮影 by  DSC-TF1, SONY
3
11/20 9:57
山頂避難小屋
視界は20mあるか...
温度計は氷点下5℃
2013年11月20日 09:58撮影 by  DSC-TF1, SONY
4
11/20 9:58
温度計は氷点下5℃
山頂碑
まだ埋まっていない
2013年11月20日 10:45撮影 by  DSC-TF1, SONY
5
11/20 10:45
山頂碑
まだ埋まっていない
風速20mはあるだろうか。
ゴーグルを着用するTAKAさん。
2013年11月20日 10:45撮影 by  DSC-TF1, SONY
3
11/20 10:45
風速20mはあるだろうか。
ゴーグルを着用するTAKAさん。
山頂碑前にて
(TAKAさんより)
2013年11月20日 10:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
11/20 10:51
山頂碑前にて
(TAKAさんより)
木道もまだ顔を出している
2013年11月20日 10:49撮影 by  DSC-TF1, SONY
3
11/20 10:49
木道もまだ顔を出している
エビの尻尾が無数に出来ていた
2013年11月20日 10:50撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
11/20 10:50
エビの尻尾が無数に出来ていた
キャラボクもまだまだ
2013年11月20日 10:57撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
11/20 10:57
キャラボクもまだまだ
ほんの少しだけ晴れた
2013年11月20日 11:29撮影 by  DSC-TF1, SONY
3
11/20 11:29
ほんの少しだけ晴れた
樹林帯がまだ煩わしい
(TAKAさんより)
2013年11月20日 11:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
11/20 11:32
樹林帯がまだ煩わしい
(TAKAさんより)
甲ヶ山が観えたが
すぐにガスに隠れる
2013年11月20日 11:33撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
11/20 11:33
甲ヶ山が観えたが
すぐにガスに隠れる
無事下山。
道は凍っていない。
2013年11月20日 12:06撮影 by  DSC-TF1, SONY
4
11/20 12:06
無事下山。
道は凍っていない。
溝口インター付近より
伯耆大山
2013年11月20日 12:42撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
11/20 12:42
溝口インター付近より
伯耆大山
蒜山S.A.より
伯耆大山
2013年11月20日 13:16撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
11/20 13:16
蒜山S.A.より
伯耆大山
蒜山S.A.より
皆ヶ山、アゼチが観える
2013年11月20日 13:16撮影 by  DSC-TF1, SONY
5
11/20 13:16
蒜山S.A.より
皆ヶ山、アゼチが観える
蒜山S.A.より
蒜山三座
2013年11月20日 13:17撮影 by  DSC-TF1, SONY
4
11/20 13:17
蒜山S.A.より
蒜山三座

感想




こちらはTAKAさんが撮って下さった動画です。
木道を行く私の姿。途中よろけます。

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待望の大山冠雪。

敢えて悪天の日を待ち、厳冬期を想定した
レイヤリング等のテストに出掛けました。

今回の山行も単独の筈でしたが、
駐車場にて全くの偶然でお会いした
ブログ「CLEAR WATER 2」の「TAKA」さんとご一緒させて頂きました。
http://ameblo.jp/clearwater2/
(初対面ながらなんとなくTAKAさんだと分かった)

最初から最後まで山談議は尽きず、
ともすれば単調になりがちな夏山道往復が
あっという間の時間でした。

TAKAさんの歩みは安定しておられ、
難関「烏谷」を単独で行かれるだけの事はあると納得。
また是非ご一緒させて頂きたいものです。

テストの結果も上々で、
大変充実した一日となりました。
同行を快諾して下さったTAKAさんに感謝!



■以下、備忘録として:テストの振り返り

本日のレイヤリングシステム(←一度使ってみたかった)
●トップ
アウター Д僖織乾縫/フーディニジャケット
アウター◆Д僖織乾縫/M10ジャケット
アンダー Д侫.ぅ鵐肇薀奪/フラッドラッシュスキンメッシュ
アンダー◆Д僖織乾縫/R1フーディ

六合目まではアウター,鮹紊討い燭、
この日のコンディションではアンダー△諒櫺浩が
非常に高く、汗をかいてしまった。
下山時も同様、着替えの際にはびしょ濡れだった。
面倒でも細かく調整をしなければならないと感じた。

六合目から上はアウター△鮹緲僉
軽くしなやかで動きやすく、
透湿性も良い。ムレ感は殆ど感じなかった。
当然ながら防風性も素晴らしく、
頂上台地の強風をものともしなかった。


●ボトム
アウター:パタゴニア/ナイフブレードパンツ
アンダー Д供Ε痢璽后Ε侫Дぅ/フライウエイトトランクス
アンダー◆Д僖織乾縫/キャプリーン3 ミッドウェイトボトムズ

ナイフブレードパンツは冬季初使用。
(無雪期は前回、前々回の三ノ沢〜振子沢周回、烏谷で使用)
ソフトシェルながらハードシェル並みの防水性があり、
防風性も素晴らしい。この日のコンディションでは全く問題無かった。
また軽く、しなやかで動きやすい。
ムレ感も全く感じなかった。

ローカットのビブで、腰回りの作り込みがとても良い。
前期に使用していた冬季用パンツはフルレングスのサイドジッパー付きだったが、
その所為で重く、ジッパーが腰に干渉する為(ザックのベルトで締め付けられ)
腰回りが痛くなった。

しかしこのパンツはそのどちらも皆無。
短めの両サイドのジッパーのお陰で用も足しやすい。
どうもハーネス装着が前提の作りの様だ。
最初はサスペンダーが少々面倒に感じたが、
慣れれば問題は無さそうだ。

もっと色々と使い込んでみたい。

ただアンダー△呂海瞭のコンディションでは
ややオーバースペックだった感がある。
ボトムもトップ程ではないが汗で濡れていた。
アンダーは日帰りならば もう少し薄手でも良いかもしれない。

●グローブ
アウター:マウンテンハードウェア/タイフォングローブ
インナー:ファイントラック/フラッドラッシュEXPグローブ

六合目まではフラッドラッシュEXPグローブ単体で使用、
そこから上はタイフォングローブ装備。
こちらは特に問題なく機能した。

●シューズ&ソックス
スカルパ/モンブランGTX
モンベル/ネオプレン プレーンソックス(沢タビ)

ウールだとどうしても濡れの問題が発生する。
また、シューズと合っていないのか擦れによる
若干の足の痛みがあった。

故に、今季沢登りに着用したネオプレンソックスではどうなるか試した。
結果は非常に良好、暖かく快適に過ごせた。
また擦れによる痛みも無かった。
下山後ソックスの内側は汗で濡れていたが、
シューズ内は乾いたままだった。

●その他
六合目から上は点検の意味もあってアイゼンを着用したが、
クラストしている個所も無く、無くてもキックステップで
問題は無かったように思う。

ピッケルも念の為持って行ったが全く使用する事は無かった。

ゴーグルは持っていて良かった。
サングラスだとマツゲが凍る。

ハイドレーションとしてキャメルバックの「ストアウェイ2.0」を使用、
やはりチューブが凍って水が出なくなった。

厳冬期想定装備(およそ12〜13kg/日帰り、緊急用装備含む)で歩いたが
重量は特に問題無かった。
また冬季ブーツ×アイゼン(約1.5kg/片足)の重量も思いの外気にならなかった。

(上記は全くの私見です)

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コメント

脱モンベル
 僕の場合ですが、冬では降雪、雨がない限り基本的にファイントラックのスキンメッシュにスーパーメリノウール長袖シャツ(薄手か厚手)で歩き始めますねー。R1フーディみてみましたが、登るときにはちょっと暑くなりそうですね。にしてもいろいろなメーカーの商品もっててうらやましい〜
 僕もたまには浮気して脱モンベルしてみようかなあ。
2013/11/20 20:10
こんにちは
なる〜 
今日も駐車場、山頂小屋ですれ違いしてたんですね(^^;
tolchopさんTAKAさんのお二人が小屋を出るときに小屋に到着しました・・・
駐車場でもTAKAさんの車の向かい側に止めました。

TAKAさんのブログからザック、ショルダーに着けたポーチ(私と同じタイプ)、緑の靴。で TAKAさんかも??っては思いましたが。
強風の為で泥棒のような風貌してたから顔はよくわかんないし(笑
2013/11/20 23:29
すれ違い
>satoshi_sさん
またもすれ違いでしたね。
出発するときに同じモンブランを履いとられる方が、
と思いましたが、
全然気が付きませんでした^^;

オスプレーの真っ赤っかなザックを背負って
今年はカエル色のジャケット着てます。
2013/11/21 0:40
ウェア
>sappanさん
今回はあくまでテストと言う事でご容赦下さい。

脱モンベル!?
モンベルは素晴らしいメーカーですよ。
浮気なんてとんでもない!
2013/11/21 0:41
TAKA
tolchopさん色々お世話になりました。当初お互い一人でしたが、二人で登れてとても楽しかったですね。しかし山アイテムの知識が豊富で驚きました!パタゴニアの件はアパレル界の鏡のような会社ですね!またよろしくお願いします。

satoshi_sさんそうだったんですね、今後ともよろしくお願いします。
2013/11/21 13:06
お疲れ様でした。
>TAKAさん
先日はご同行頂きありがとうございました。
大変楽しい時間でした。

今度は冬季の一ノ沢など如何ですか!?
2013/11/21 13:30
レイヤリング
歩いてる時は暑くないように、停滞時は寒くない様に、この時期のレイヤリングは難しいですよね。tolchopさんのレイヤリング、いい参考になります。

昨日の私は上下共にアンダーにモンベルジオラインLW、その上にスーパーメリノウールMW。アウターに モンベルストリームジャケット、アルパインパンツ。なんて変則的?な同じタイプのアンダー重ね着してました。
山頂では寒くは無かったのですが、やっぱり登りは汗かいてましまいます。

>TAKAさん
最近はしなくなったロックショアのルアー、ジギングに熱中してた時はTAKAさんのWEBのGT抱っこ写真は憧れでしたよ(^^

山でもよろしくお願いします。
2013/11/21 15:19
TAKA
tolchopさん
是非よろしくお願いします。一の沢いいですねー!
しかし道具への知識とフル活用の姿勢には驚きました。
お互い嫁には内緒!と言う所は笑いましたね。




satoshi_sさん
ショアジギングされてたんですか!(驚)以前はキャスティングにジギングにのめり込みましたが、今は山になりました〜(笑)以前の私を知っておられる方が山におられるとは・・・。
2013/11/21 17:29
モンベル
>satoshi_sさん
かなりのモンベラーですね^^
ぼくもアンダーはジオラインL.W.を愛用しています。
この日は試しもあってパタゴニアでした。
かなりゆっくり目に歩く事を想定しています。
2013/11/22 0:13
秘密
>TAKAさん
お話の中で非常にシンパシーを感じました。
私の夢である妻と二人で山歩き、
今世では叶わないかも知れません(笑)
2013/11/22 0:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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