峰床山・八丁平湿原
- GPS
- 03:56
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 443m
- 下り
- 436m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾越側から車で行くと、現在、二ノ谷管理舎までは車両で進入不可。 「立入禁止」の立看から先へは徒歩で少し行き、右手の工事車両用に 設けられた橋を渡って杉林を上り抜けることになる。 杉林内では、注意深くピンクリボン等の目印を探しながら上がると、 やがて元々の山道(現在は斜面が崩落)と合流。 その後は随所に道標や地図入りの詳しい案内板があり、ルートはわかりやすい。 この時季の下りは落ち葉で埋まった階段を踏み外しやすいので要注意。 |
その他周辺情報 | 二ノ谷管理舎のすぐそばにトイレがある(和式 くみ取り式)。 |
写真
感想
夏から秋を通り越して冬の寒さになってきた。
冬山装備を全く持たない我々にとって、雪が積もった山へは行くことができない。駆け込みで、武奈ヶ岳、皆子山ときて峰床山に行くことになった。桟敷ヶ岳などは来年の春以降に持ち越しとなった。
さて、どのルートと考えて、前から気になっていた二の谷管理舎へ。その手前まで自家用車で行けるらしいが、どんなところなのだろうと楽しみだった。。対向車が来ると困るなと思う狭いところもあるが、行きも帰りも百井別れからはすれ違った車は2台ずつだった。
二の谷管理舎からは、八丁平・峰床山へは標高差もあまりなく、まったりと山行きを楽しめた。山頂からは愛宕山、武奈ヶ岳、蓬莱山をはじめ、無数の山々を見ることができた。1000mたらずの山であるが、さすが京都府で2番目に高い山だ。最大ではないが極大である地点だとやはり眺めが楽しめるものだと思った。
車窓から見る鞍馬界隈は、ちょうど紅葉の盛りだった。錦織りなす
山の車道はますます狭くなり、対向車とのすれ違いも場所を選ばね
ばならないほど。車を降りたときには、高度は既に600mを越えてい
た。このところ府内で5本の指に入る高山を次々と制覇しているが、
京都の高山は、どうもスタート地点から標高が高い。
上りはじめは杉林。霜で白みがかる苔や枯葉の道。落ち葉の上はと
ころどころで目の細かい蜘蛛の巣がシート状に広がっており、朝露
を帯びて輝いている。
杉林を過ぎると広葉樹の多くは葉が落ちて、山はすっかり初冬の様
相。
やがて八丁平の湿原にさしかかる。そういえば夏頃には広い湿原も
いいなと思っていたような気がするが、抱いていたイメージとはい
ささか違っていた。知らなければただの荒れ野原のようにも見える。
それでも長く続く木道は湿原の証拠で、上を歩いて行くのがおもし
ろい。
ほどなく山頂に到着すると、まず正面に見たのが愛宕山。遠くにい
てもいつもの形だ、よくわかる。その前後左右に山並みが広く続き、
手前の近いところでは紅葉柄の山。隣の山はきれい、というやつだ。
木々が葉を落としているため、北東側も枝越しに遠くの山々が見え
る。
帰りの車窓から見る木々は、やはりしっかり色づいている。いま見
てきた初冬の山頂や湿原は、別世界というよりは次元が違っていた
のかも。地上から集積する電波の干渉により、時間軸上で秋と行き
違ってしまったか。
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