金峰山・瑞牆山
- GPS
- 09:50
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,855m
- 下り
- 1,713m
コースタイム
- 山行
- 3:29
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 4:25
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:21
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金峰山小屋分岐より上は凍結箇所多数 |
写真
感想
今回は金峰山小屋泊まりで、金峰山瑞牆山!
2日間ともばっちり晴れてて、山が全方位見える素晴らしい山だった。
都心からこんな近い森林限界を越えた世界は貴重だと思う。
中央線各停でのんびり韮崎へ。8時過ぎに着くと登山客は数人。そんなにいないのかなと思ったらバスの時間が近づいてくるとすごい行列に、結局臨時便が出ることになった。乗れた臨時便は定時の8:50前に出てくれて、瑞牆山荘直行なのでありがたい。
瑞牆山荘から登山開始!まずは富士見平小屋を目指す。紅葉が終わり落ち葉で滑りやすい道を登り、瑞牆山が見えるポイントで写真を撮って小屋到着。残念ながらケーキはなくて、行動食代わりにパウンドケーキを買いコーヒーでひと休み。止まると少し寒いね。
そこからは金峰山へ。飯盛山を少し登ったらトラバース、鷹見岩の分岐と大日小屋を過ぎたら大日岩。思ってたより巨大で迫力がある。金峰山と小川山の分岐は休憩に良さそうな広いスペースあり。岩場の急登を越えるといよいよ森林限界を越えた世界へ。
砂払ノ頭ですでに眺めが素晴らしい!瑞牆山小川山の向こうに八ヶ岳、中央南アルプスも見えるし、これから向かう金峰山の稜線も見えてテンション上がる。ここから先はハイマツの広がる中を天空散歩。少し登り返しあったりして金峰山小屋との分岐到着。ここから先が危なかった。氷でツルツルになった地面に、岩場も一部滑り台みたいになってて、なおかつハイマツの急斜面で高度感も抜群。結構怖かったな。
滑りやすい登りに悪戦苦闘していたら五丈石も近付き、ついに金峰山山頂。ここは眺めがすごい!大好きな八ヶ岳は両方の裾野が見えるし編笠山から蓼科山まで見えるし。北アルプスは残念ながら槍穂高に常念山脈は八ヶ岳に隠れるけど、鹿島槍や五竜は見えるし。乗鞍に御嶽山、北岳始め南アルプスの面々も見えるし。富士山方面も邪魔するものない展望、大菩薩や甲武信も見えるし、見える山挙げたらキリがない。主要な山がこれだけ見えるのが素晴らしくて、三俣蓮華岳並みにテンション上がった。
眺めを楽しんだら金峰山小屋へ。この下りは結構急で、ここ登るのはキツそう。着いて受付済ませたら一番乗りだった。着替えてさっぱりしたらストーブの前に陣取りココア飲みながら雑誌読んだり、夕焼け眺めたりのんびり。5時半になったらお待ちかねの夕飯。大きなチキンをワインでいただきます。ワインは有料だけど300円という良心的なお値段。おかわりは辛さ絶妙なカレーでこちらも美味しかった。
【2日目】
5時半出発。ちょっと雲が多くて、風があって寒い!トイレの温度計はマイナス5℃だったから、体感はもっと寒かった。山頂へは行かずそのまま砂払ノ頭へ向けてトラバース。稜線に合流したあたりから徐々に朝焼けが見え始めた。かなりの強風だけどものすごい美しい眺めで、寒さと戦いながら必死に写真撮った。特に南アルプス方面が美しかった…
その後は黙々と富士見平小屋まで戻って、小屋に荷物デポして瑞牆山へ。登り始め前にかなり下るのね。瑞牆山の外観の通り、最初から岩が多い。岩場の急斜面をひたすらガシガシ登っていく。途中のヤスリ岩前の休憩スペースでひと休みしてもう一踏ん張り。登り始めは金峰山の方が岩場感あったかなと思ったけど、登るにつれてどんどん岩場が多くなっていった。岩場というより巨石群を越えていく感じ。登り切ると、不動滝からの道と合流して山頂へ。直前の岩場は凍っていてかなり滑りやすかった。山頂は巨石の上だから狭いかなと思ってたら、意外にも広々。金峰山より標高低く、八ヶ岳にも近付くので、景色が目の前にせまって開放感抜群。金峰山と小川山方面は遠くは見えないけど、それ以外は金峰山並みによく見えて気持ち良かった。
軽く休憩した後は富士見平小屋へ。この山は学生の団体とか登山ツアー?が他の山より多かったなぁ。登ってる時は気にしてなかったけど、結構すごい岩場の急斜面を登ってきたんだなと下ってわかる。小屋で荷物を回収して瑞牆山荘へ。楽しみにしていたハンバーグはバイクの団体客の予約があり注文できなかった…ちょうどバスが来ていたのでそのまま増富の湯に向かい下山後の温泉タイム。2日分の疲れを癒したらごはん食べて、締めの信玄餅ソフト。そういえばお世話になった瑞牆山荘行きのバスは、臨時便出してくれるし乗車時に帰りの予定聞いて乗れるようにバス手配してくれるから、乗れるかなって心配しなくてありがたい。まだ早かったのでのんびり山を眺めながら各停で帰った。
岩場たくさんの瑞牆山楽しかったし、何より都心にこんな近いのに森林限界越えた場所を歩けるのが幸せすぎた。ハイマツが広がる荒涼とした景色は北アルプスっぽい雰囲気があるし、眺めは最高だし楽しい山行だった。
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