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Yamareco

記録ID: 3745607
全員に公開
ハイキング
関東

盛金富士(奥久慈、下小川駅より一周)

2021年11月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:17
距離
4.1km
登り
351m
下り
339m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:01
休憩
0:16
合計
2:17
13:32
53
14:25
14:41
68
15:49
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下小川駅前駐車場を拝借しました。

平山橋は2019年の台風で流されて以来、土台の損傷が激しく復旧が遅れ、通行止めが続いているようです。作業用の橋はかけられていますが歩行者も一応通行できないようです。熊野山などを目指すときは気をつけます。

平山橋修復工事のため、国道118号から入るわき道県道321号、下小川駅橋を通過して下小川駅前へ向かう県道329号をダンプカーが多数通過することがあります(工程によると思います)。この道は乗用車同士でもすれ違いが困難な箇所があるので、対向車が来たときによける場所を予測しながらスピードを落として走ります。

水郡線でのアクセスもいいと思います。本数は極端に少ないので事前に時刻と運行状況を確かめます。
コース状況/
危険箇所等
枯葉で全体的に滑りやすく。また地面の状態が見えにくくなっております。
袋田側の旧道は整備が進んでいますが、下部は赤土が露出して滑りやすく感じました。また山頂直下は階段の丸太の下の土が流されていたり、逆に丸太が土と枯葉に埋まったりとかなり悪い感じになってます。

水戸側の新道は踏み跡は明瞭ですが道の整備は控えめです。ただ山頂直下の悪さは水戸側のほうがまだ少なかったように感じました。
その他周辺情報 袋田側から登ると奥久慈男体山の展望を背負ってしまうので、袋田側は下山に使うほうが景色を楽しめるように感じました。水戸側の登山道は眺望はいまひとつですので登りに使って、袋田側の登山道を眺望に歓喜しながら(でも足許によく気をつけて)歩くのが楽しいかなと思いました。

黄葉は全般に控えめでした。これから冬になって落葉樹の葉が落ちきってから陽だまりハイキングがいいかもしれません。
下小川駅前駐車場に車を置いて、ワクワクしながらスタートした。
2021年11月14日 13:38撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 13:38
下小川駅前駐車場に車を置いて、ワクワクしながらスタートした。
思いきり道を間違え、挙句神社の脇のテープマークで入山したら墓地で行き止まり。おいしそうな踏み跡があったがこれは沢っぽかったので鳥居前で戻って地図を確認した。ぜんぜん違うじゃん。やはり勘で歩けるほど甘くはなかった。写真中央の道を直進が正解。広い舗装道路からは外れる。
2021年11月14日 14:01撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 14:01
思いきり道を間違え、挙句神社の脇のテープマークで入山したら墓地で行き止まり。おいしそうな踏み跡があったがこれは沢っぽかったので鳥居前で戻って地図を確認した。ぜんぜん違うじゃん。やはり勘で歩けるほど甘くはなかった。写真中央の道を直進が正解。広い舗装道路からは外れる。
舗装道路が林道になって登山道へと変身していく。途中動物よけの柵をまたいだ。
2021年11月14日 14:05撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 14:05
舗装道路が林道になって登山道へと変身していく。途中動物よけの柵をまたいだ。
ここへ来て標識。登山道に入ると紛れは少なめ。踏み跡をたどった。結構急登で汗が滴った。
2021年11月14日 14:10撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 14:10
ここへ来て標識。登山道に入ると紛れは少なめ。踏み跡をたどった。結構急登で汗が滴った。
間もなく山頂。いつでもこの薮から覗く山頂の予感はうれしい。
2021年11月14日 14:29撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 14:29
間もなく山頂。いつでもこの薮から覗く山頂の予感はうれしい。
山頂の祠に御礼をした。写真は山頂の山名盤。
2021年11月14日 14:30撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 14:30
山頂の祠に御礼をした。写真は山頂の山名盤。
山頂の眺望は広いが樹木にさえぎられがちだった。写真は湯沢源流方面か。
2021年11月14日 14:31撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 14:31
山頂の眺望は広いが樹木にさえぎられがちだった。写真は湯沢源流方面か。
これを見たかった。奥久慈の奥穂高岳と筆者が呼んでいる奥久慈男体山。そして長福山と奥久慈岩稜。
2021年11月14日 14:31撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 14:31
これを見たかった。奥久慈の奥穂高岳と筆者が呼んでいる奥久慈男体山。そして長福山と奥久慈岩稜。
八溝山の笠が見える。
2021年11月14日 14:35撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 14:35
八溝山の笠が見える。
袋田駅側の登山道から下山した。このテープの前で道がふたつに分かれていた。西へ尾根をたどる道なのか調査したかったが、序盤の道迷いでかなり時間を取られたので今回は見送った。
2021年11月14日 14:41撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 14:41
袋田駅側の登山道から下山した。このテープの前で道がふたつに分かれていた。西へ尾根をたどる道なのか調査したかったが、序盤の道迷いでかなり時間を取られたので今回は見送った。
山頂直下はかなり悪い。ここ滑落したら必ず死ぬ。
2021年11月14日 14:49撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 14:49
山頂直下はかなり悪い。ここ滑落したら必ず死ぬ。
階段がこんな風になっていて油断できない。
2021年11月14日 14:51撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 14:51
階段がこんな風になっていて油断できない。
階段をしばらく下りると男体山方面の視界が一気に開けて声が出てしまった。この景色を見たかったのだ。
2021年11月14日 14:54撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 14:54
階段をしばらく下りると男体山方面の視界が一気に開けて声が出てしまった。この景色を見たかったのだ。
岩稜の手前には昨日歩いた上下高塚山から熊野山も一望できた。
2021年11月14日 14:54撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 14:54
岩稜の手前には昨日歩いた上下高塚山から熊野山も一望できた。
奥久慈男体山山頂が雲の帽子をかぶっていた。
2021年11月14日 15:00撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:00
奥久慈男体山山頂が雲の帽子をかぶっていた。
上高塚山(左、電波塔あり)と下高塚山。背後に奥久慈岩稜を控える。
2021年11月14日 15:01撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:01
上高塚山(左、電波塔あり)と下高塚山。背後に奥久慈岩稜を控える。
下山路はあの遠くの刈り払いを通過するのだろう。
2021年11月14日 15:04撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:04
下山路はあの遠くの刈り払いを通過するのだろう。
途中イワウチワの標識まであった。これが西部への縦走路か?
2021年11月14日 15:07撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:07
途中イワウチワの標識まであった。これが西部への縦走路か?
岩稜の中でちょんと頭を出していた気になるピーク。山名を同定することはできなかった。方角的には鷹取山なのだが。
2021年11月14日 15:08撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:08
岩稜の中でちょんと頭を出していた気になるピーク。山名を同定することはできなかった。方角的には鷹取山なのだが。
いったん樹林帯に入り、控えめながら紅葉を楽しんだ。
2021年11月14日 15:09撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:09
いったん樹林帯に入り、控えめながら紅葉を楽しんだ。
赤はヤマモミジが主役。イロハモミジはこれからか。
2021年11月14日 15:10撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:10
赤はヤマモミジが主役。イロハモミジはこれからか。
渋い金色も好きだ。実は12月ごろになると(なぜか12月なのだが)山は黄金色の川が流れるように見える。
2021年11月14日 15:13撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:13
渋い金色も好きだ。実は12月ごろになると(なぜか12月なのだが)山は黄金色の川が流れるように見える。
まだ時間が早いので、午後の日差しと黄葉を楽しめる。
2021年11月14日 15:14撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:14
まだ時間が早いので、午後の日差しと黄葉を楽しめる。
倒木から若木が生えているみたいに見える。生えているというよりは枝が伸びているのだが。
2021年11月14日 15:17撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:17
倒木から若木が生えているみたいに見える。生えているというよりは枝が伸びているのだが。
倒木を抜けて再度大きく眺望が開けて歓声を上げた。
2021年11月14日 15:19撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:19
倒木を抜けて再度大きく眺望が開けて歓声を上げた。
左から長福山、奥久慈男体山、上高塚山、下高塚山。高塚山の中央の谷あいはそそられる。
2021年11月14日 15:20撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:20
左から長福山、奥久慈男体山、上高塚山、下高塚山。高塚山の中央の谷あいはそそられる。
雲が新巻鮭のあばら骨みたいに見えた。雲よし、山稜よしのご機嫌な山行だ。
2021年11月14日 15:22撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:22
雲が新巻鮭のあばら骨みたいに見えた。雲よし、山稜よしのご機嫌な山行だ。
男体山を見ながら歩き続けられる幸せ。
2021年11月14日 15:28撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:28
男体山を見ながら歩き続けられる幸せ。
やがて再度樹林帯に入り、緑のトンネルを抜けると。
2021年11月14日 15:37撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:37
やがて再度樹林帯に入り、緑のトンネルを抜けると。
鳥居の脇の登山道入り口に到着した。これは行きに紛れ込んだ神社とは全く別物だ。
2021年11月14日 15:39撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:39
鳥居の脇の登山道入り口に到着した。これは行きに紛れ込んだ神社とは全く別物だ。
登山道から見える格好いいピラミッドピーク。そして背後に(!?)上高塚山(写真右端電波塔つき)。今まで車の運転中に見ていた格好いいピラミッドピークは上高塚山ではなかったのだ!
2021年11月14日 15:42撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:42
登山道から見える格好いいピラミッドピーク。そして背後に(!?)上高塚山(写真右端電波塔つき)。今まで車の運転中に見ていた格好いいピラミッドピークは上高塚山ではなかったのだ!
ピラミッドピークと上・下高塚山。上高塚山への峰々がそそられる。
2021年11月14日 15:46撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:46
ピラミッドピークと上・下高塚山。上高塚山への峰々がそそられる。
下小川の駅が見えてきた。
2021年11月14日 15:48撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 15:48
下小川の駅が見えてきた。
下山後、昨日通過した小野瀬りんご園へ車を走らせてリンゴを少し買ってきた。すっぱくて甘くてみずみずしくて実がしまっていて登山の疲れも吹き飛ぶほど。また買いに来よう。
2021年11月14日 16:09撮影 by  SH-M17, SHARP
11/14 16:09
下山後、昨日通過した小野瀬りんご園へ車を走らせてリンゴを少し買ってきた。すっぱくて甘くてみずみずしくて実がしまっていて登山の疲れも吹き飛ぶほど。また買いに来よう。

装備

備考 防寒代わりのレインジャケット、フリース、帽子、ゴム引き軍手(商品名:タフレッド)、ヘッドランプ、ファーストエイド、水、行動食、スマホGPS、デジカメ

感想

前日の上・下高塚山登山の下山時に眺めた盛金富士のシルエットの美しさに惹かれた。加えて午後に久慈川右岸の山に登れば西日を受けて久慈川左岸の山々、特に男体山から続く奥久慈岩稜の眺望を楽しむことができると期待したのだった。

西日狙いなので昼過ぎに車を転がしてゆっくり目のスタートを切った。118号の紅葉渋滞を嫌っていつものかわプラザ前を通るコースを避け、県道62号から県道29号を使って山越えをしていくルートを走った。距離的には近くて、かつては良く使っていたコースだ。紅葉、針山シーズンは結構きれいで日中のドライブは車も空いていて楽しい。

初の下小川駅前駐車場に車を停めて、適当に平山橋方面をふもと沿いに歩きながら登り口を探った。スマホGPSは見なくても、なんとなく標識に沿って歩けばいけるだろうと思っていたら、取り付き場所から大きく間違えてしまった。山をなめるなと、盛金富士の神様に優しく叱られたような山行となった。

山頂よりも山頂直下の急登のほうが展望が開けている。両高塚山に熊野山と昨日歩いた山稜が一望できるどころか、バックに槍穂高連峰のように連なる奥久慈岩稜と長服山の雄姿に歓声が出てしまった。

ところで筆者は西金駅へ車を走らせている際格好いいピラミダルピークにいつもどきどきしていた。そのひとつがp239でもうひとつが上高塚山だと思っていた。それが昨日の山行の動機、それも相当激しい動機だった。

ところが、盛金富士の登山口へ下り、上高塚山方面を眺めると、なんとも格好いい▼ピークが見える。その後ろにもうひとつ小さいピークを経て上高塚山につながる稜線が見えて一気に頭に血が上ってしまった。いつも自分の血を逆流させていたピラミダルピークは上高塚山のさらに国道よりの無名峰であることがわかったのだ。あの尾根をたどってみたいという気持ちに強く駆られ、その思いは後日遂げられた。

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