前掛山〜鋸岳・黒斑山（浅間登山口BS〜高峰高原ホテル前BS)

2021年11月18日(木) [日帰り]

• GPS: 09:22
• 距離: 18.2km
• 登り: 1,682m
• 下り: 1,014m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:29
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:29

16:46 浅間登山口バス停
17:15 ワープ地点

日帰り

• 山行: 6:59
• 休憩: 1:18
• 合計: 8:17

7:00 浅間山荘登山口
7:29 7:29 一ノ鳥居
7:52 7:52 二ノ鳥居
8:34 8:39 浅間火山館
8:46 8:46 湯ノ平分岐
9:02 9:02 賽の河原分岐
9:55 10:00 シェルター
10:19 10:25 前掛山
10:38 10:50
11:26 11:42 賽の河原分岐
11:54 11:54 Jバンド取付
12:15 12:15 Jバンド
12:22 12:32 鋸岳
12:36 12:36 Jバンド
12:46 12:46 虎ノ尾
13:01 13:06 仙人岳
13:18 13:22 蛇骨岳標柱
13:27 13:27 蛇骨岳
13:45 13:55 黒斑山
14:06 14:11 トーミの頭
14:22 14:22 槍ヶ鞘
14:42 14:42 コマクサ展望台
15:04 15:04 車坂山
15:17 15:17 車坂峠
15:17 ビジターセンター

浅間登山口から歩いていたものの、途中で宿の人に拾われてしま…いただいたので、GPSはワープしてます。
帰りの賽の河原で15分ほど休憩してますが、これは話し込んでただけなので別に上り下りしてそこまで疲れる山ってわけでもないです。

天候

快晴
午前中強風

アクセス

利用交通機関：

バス

バスタ新宿10:35→14:28あさま2000スキー場
新宿⇒佐久・小諸3号 　\2880(前日割)
高峰温泉16:17→16:38浅間登山口 \750
徒歩1時間で浅間山荘天狗の湯
[帰]高峰高原ホテル16:19→20:17バスタ新宿
佐久・小諸⇒新宿16号　\2880(前日割)

コース状況／危険箇所等

前掛山への道　
吹きさらしのため風が吹くと体感温度かなり下がるため
前掛山登山口で装備を増やすことをすすめます。
Jバンド近辺
岩場　高度感があるだけで難しくはない
蛇骨岳周辺　
片側崖かつぬかるみやすい道なので注意

その他周辺情報

バス(高速バスも同じ)は11月15日から冬季ダイヤであさまスキー場止まり
ランプの宿へは高峰高原ホテルバス停から約1km

浅間登山道バス停から4kmで天狗の湯
日帰り入浴可、前掛山および浅間山(2種)バッジあり
ただし平日でも7時台で満車

ほかバッジ販売はVC(4時終了)で浅間
高原ホテルで浅間、高峰山、黒斑山(黒斑売り切れ)
火山館でもある模様（未確認だがおっちゃんの言によるとありそう）
つまり現在、前掛山は浅間登山口方面しか入手できないと思われる

食料はスナックくらいしか調達できないので事前に買うこと

写真

11/18 14:57

高峰温泉ランプの宿。薄く白濁した湯で加温だが飲用可能…だけど硫黄臭なので、飲みすぎたらお腹壊すんじゃないかなコレ…。めっちゃオシャレな宿でした、今度高峰山のぼるときお世話になりますね。

11/18 16:44

さてバスで浅間登山口まで戻りトボトボと。フツーに途中で日が暮れてワロタ。月まで出てきた。にしてもスキー場からこの距離で750円はちょっと高い気がするようなしないような。10kmだし妥当か…。

11/18 18:04

浅間山荘天狗の湯にて。鹿肉ロースト、菊芋チップと諸々。美味しすぎて感激したのでおうちで真似てみようとしたら菊芋がもっちりしちゃった。でもおいちい。

11/18 18:17

鍋にはクリタケとフーセンタケ。牛肉のグラタンとか、値段に恥じぬ振る舞い。あ、お酒は佐久の花が好きっす（お気には大信州だけど…鮎正宗もイイかな…）　朝も弁当じゃなくてお食事で食べたかった。

11/18 19:45

お風呂入ったけどウトウトしてたら1時間ぐらい過ぎてたのでのぼせてしまった。写真じゃ見えないけど満天の星空でした。8時だか9時になると外灯消灯なので、さらにきれいに見えます。小諸市街もイイです。

11/19 5:47

茶褐色というよりオレンジ色！しっかり鉄味でぶっちゃけこっちは飲めんわ！

11/19 6:55

朝、鳥居がお出迎え。左手が上にあった2階のお風呂です。この段階ではどの山がどれかわからず。

11/19 7:12

てくてくとふつーの林道。

11/19 7:27

30分ほどで着きました、一の鳥居。

11/19 7:30

先ほどからずっとすぐそばを川が流れています。そして硫黄臭と白濁、においを嗅いでみると……これ、ランプの宿と同じ源泉だ！

11/19 7:44

その源泉をふんだんに使った滝。

11/19 7:45

しかしながらこれに浸かるのはオススメできない。きれいに凍りかけてますな。

11/19 7:52

滝を登ればすぐそこに二の鳥居。

11/19 8:12

ここらへんからテンションアゲアゲですの。ギッパ！ギッパ！ってはしゃいでました。牙山と書いてギッパやま。カッケー！

11/19 8:21

ギッパーと逆側、左手にも錚々たる岩肌が。カモシカは恐らく声は聞こえているものの、姿は見つけられませんでした。…鳥の声だったりして。

11/19 8:23

ギッパーがその荒々しいギッパーをギッパーでギッパ。みんなの足跡ですぐ近くまで引き返すの見てなんで？って思いましたが、こりゃ引き返すわ…。

11/19 8:29

そして強まる硫黄臭？に赤々とした渓谷…明らかに先ほどの川とは別物。

11/19 8:31

なんとそれを横切る機会に。ペロッ…これは…天狗の湯！　いやだから飲めんて！

11/19 8:34

そうこうしているうちに火山館。あっという間でした。この日は調査員の方々が来ていたようです。おっちゃん曰く、今日は暖かいね〜朝もマイナス5度ぐらいだったしーとのこと。笑って流したけどこれが後々響くとは…。

11/19 8:45

あんな荒々しかった岩肌（左手）にもこんな植生が。これってまんまモンハンの森と丘じゃ〜ん。

11/19 8:45

とても火山とは思えない平和な景色。

11/19 8:50

ちょっと赴きが変わり鬱蒼とした林の中へ。

11/19 8:54

三途の石が出現し、いよいよ岩山って感じがしてきます。この先5分ほどで看板あり前掛山登山口。そこで装備を増やしましょう。

11/19 9:07

ついに見えてきたぜ！　たぶん浅間山…だよね？

11/19 9:10

ついに森と丘が真上じゃなくなった。全然登ってる気はしない。

11/19 9:10

一気に植生が変わるのです。あのあたりが蛇骨岳ですね。

11/19 9:23

ヒェ…切れ落ちてる…こわ…。

11/19 9:52

お分かりだろうか。一気に30分飛んだのである。標高も一気に300ほど稼いだのである。しかしながらいま眼前に見えているシェルターまで「あとちょっと」を繰り返しながら必死に歩いたのです。それは何故か。吹き曝しで寒いんじゃあああああ。

11/19 9:52

下山する人も足早で、いい景色なのにもったいなーと思ってましたが、いやはや寒いわ寒い。シェルターで重ね着しましたが、そもそもあのシェルター風防要素ゼロだし笑　あ、北アルプス！

11/19 9:52

鋸岳の先は平和なもんです。

11/19 10:08

スケールが違う…。へーこらひーこらってほど体力は使わないんですが、いかんせんさむい。

11/19 10:18

と、う、ちゃ、くー！　距離感バグってますね。ひとつ前の画像真ん中がココなので、このまま目の前の浅間山行こうとしたらがけ下真っ逆さまです。

11/19 10:18

道程。

11/19 10:19

行き止まり。金峰いかなくてよかったかも。奥秩父のほう結構モヤがかってますね〜。

11/19 10:19

富士さん、今年はちゃんと雪積もっててよかったよかった。

11/19 10:22

距離感バグり侍。剣ケ峰とギッパさまです。奥におわすは八ヶ岳。

11/19 10:22

あーるぷーすーいちまんじゃーくー黒斑のうーえーで

11/19 10:23

距離感バグり侍その2。このまま直進できそう（死ぬ）

11/19 10:23

名残惜し気にもう一枚。この浅間山は前掛からしか眺められない！　にしてもあそこなんか建ってて道もある…さっきの調査員の人らはあそこ行くのかな？

11/19 10:35

距離感バグり侍その3。人がたってなきゃシェルターじゃなくてミニチュアだよ！

11/19 10:51

中はこんなかんじ。快適〜〜じゃなくて寒い！

11/19 11:45

なんかよくわかんないけど間に写真がありませんでした。一気に前掛山登山口戻って折り返してます。ここまで来たらホカホカです。

11/19 11:48

それにしてもこんなに高低差あるように見えない。ちょっと行くとすぐ景色変わるので面白いですね。

11/19 11:50

ところでどうやって登るのコレ。

11/19 11:50

振り返ればそびえたつ大魔王感。これでもまだ前掛山なんだよなぁ…。つまりバラモス。

11/19 11:51

まさか端っこまで行くの？

11/19 11:55

いや、マジでどこから登るの…まさか…ここ？

11/19 12:00

ビンゴでした。ひーこわいー。

11/19 12:00

なんかもう距離感よくわかんないです。ちなみにここでも結構高度感あります。

11/19 12:07

もうここ直登しちゃえばいいんじゃないかな。

11/19 12:15

きゃーこわーい（棒）　…いや結構怖い、でもわくわくする。

11/19 12:19

どこだよそれ…ってぐらいよくわかりませんでした。GPS見たらJバンドで7分ぐらい休んだことになってました。そんなバカな！

11/19 12:21

目指せ、世界の果てまで！

11/19 12:23

右下のノコノコって文字がかわいい鋸岳。ノコノコっていうとマリオのキャラしか思い浮かばないんですけど。かわいいですよねノコノコ。ところでこれアレですよね、RPGとかでよくある魔王城を対岸から眺める構図。わたしこそ　しんのゆうしゃだ！

11/19 12:31

浅間の北斜面は独特な感じでした。ぐにゅーって堆砂物が堰どまったような。なんだろう。

11/19 12:33

今までの道程が見えます。ほそーいヒモみたいなの。相変わらず距離感おかしい。

11/19 12:33

鋸岳北斜面。浅間側と違って普通に下れそう。と思ったらやっぱりみんなの足跡ありましたね。

11/19 12:35

さっきから見えてたよくわからないものが浮かんでる池っぽいの。もしかしてメガソーラーかな？

11/19 12:42

ギッパ vs トーミ。がんばれギッパ！負けるなギッパ！

11/19 12:47

これから目指す稜線です。えぇ…いけんのこれって思いましたが意外と平易です。

11/19 12:51

グッバイ、ノコノコ＆浅間。あんたらのことは忘れないぜ…。

11/19 12:55

ようやく火口から2mですが全然そんな気がしません。

11/19 13:02

なんか仙人になった気がしてきた。

11/19 13:03

これから私達の歩く道。

11/19 13:03

どう？距離感。死ぬ？飛び降りてから死ぬ？それとも死ぬ？

11/19 13:04

見ろ、人が蟻のようだ！

11/19 13:07

ご丁寧に軍手が石で留められてましたが、それ200円もしないやつじゃぁ…

11/19 13:09

ヒェ…ずるっといってもみじおろしになりそ。

11/19 13:16

きゃーきゃー。わくわく。

11/19 13:19

蛇骨岳、名前の通りゴツゴツしております。蛇って食べても骨ばかりだしなんか納得な名前です。

11/19 13:19

そして下からの写真にもあったようにここで植生が変わる！　好きだなぁここ。

11/19 13:20

一応見えてるけど富士はもうほとんどガスの中。ここきてよかったぁ〜。

11/19 13:21

さて、雰囲気のいい林の中へ…と、こっちは違う！　わざわざグリーンロープで警告してくれます。ここからも下れるのかと思いきや、みんなの足跡見る限りもう少し北っぽい？

11/19 13:23

ということで崖側をすすんでこっちへいきます。

11/19 13:24

おお、世界が変わった！素敵な雪の林。ここだけ日があまり当たらないため、こんな綺麗に見えるんですね。黒斑はもう緑の世界です。

11/19 13:25

こんなに歩いた気がしません。面白い山だな〜浅間山。

11/19 13:34

鬱蒼とした林を抜けると…ヒェ…。というか、この一帯結構ぬかるんでる上すぐ隣が崖なので微妙にこわいです。

11/19 13:45

あさまのふりかけ。方向によって違う顔が見れてたのしい。

11/19 13:46

というわけで黒斑山。ここが森と丘の頂上かぁ…。よくマカライト鉱石掘ったり飛び降りたりしたなぁ（遠い目）

11/19 14:06

はいはいトーミトーミ。しかしここから湯ノ口平に下るルートもあるんですね。こ、こわー…。

11/19 14:06

小諸市街とやっちーのツーショット。天気はいいのだけど、全体的に霞がかってる気がする。

11/19 14:17

グッバイギッパー。もはや朝この下を歩いたのが懐かしい。

11/19 14:20

面白い名前だけど、あのちょこんと立ってるのが鞘かな。ギッパvsトーミと、剣ケ峰 vs 槍ケ鞘とは面白いものですね。ところで槍の鞘ってなに。

11/19 14:24

こんなとこにもシェルターが！　…いるか、ここ？

11/19 14:42

ついに昨日下にいたあさま2000スキー場が見えました！　きらきら光ってるのは高原ホテルかな！

11/19 14:57

八ヶ岳を横目に賽の河原っぽい斜面を下りながら再び林へ突入…下と思ったら最後の最後で登り…。でも最後まで目を楽しませてくれますね。

11/19 15:17

登り切って少し歩くとゴール！　あれ、ここって群馬だったんだ…。

11/19 16:05

高原ホテルの温泉（というか風呂ですねあれ）を出て、ギリギリ見える富士山をパチリ。でも目下の紅葉のほうがきれい。まだ小諸周辺は紅葉シーズンなんですな。

11/19 16:05

グッバイ、八ヶ岳。次はいついけるかな…。

11/19 16:06

山の神様ありがとうございました！

撮影機器：

HUAWEI P20 Pro HW-01K docomo HUAWEI

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック 携帯トイレ ゲイター 目出し帽 チェーンアイゼン

感想

Barklay

気温 -5℃?〜10℃?
風　午前強い
消費水量 約1500mL

期せずして連続でトリプルA(天城、赤城、浅間)になったわけですが、この3つ、温泉があること、百名山、到達可能ピークの名前が違うことも共通しているわけです。てなわけ(?)で今回は噴火警戒レベルが最低である1のうちに、そして何よりピーカンなので前掛山に決定！
なお前泊の浅間山荘天狗の湯はお料理がとてもおいしい。豚さんは見れなかったけども豚肉は出てきた！もしかして……
ちなみにランプの宿の温泉も入ったわけですが、不思議なことにこのふたつ、泉質がまったく違うのです。ランプの宿はやや乳白色の白濁で硫黄臭(飲める！)、天狗の湯はオレンジ色で鉱石臭、源泉温度はさほど変わりないようです。天狗の湯は循環ですが、質は良いです。同じ火山なのに…と思ってましたが、火山館までの道中川が2種類ありまして、白濁と赤茶、どちらもかなり冷たく(赤茶のほうは氷張ってました)色は薄いのものですが、臭いは温泉といっしょ！　本当にこんな近い場所にこんな異種の源泉があるものなんですね〜。

あ、山の方はド快晴もいいとこ、富士山も北アルプスもちゃんとみえました。北アルプスは綺麗な晴天でしたが甲府のほうはうっすらもやがかり、関東方面はどんよりしてましたね。午前中は風が寒く、上は3枚、手袋もぺろぺろのものなのだったので、吹きさらしの前掛山では指が凍傷になるかとおもいました。シェルターまで着けば…と自らを励ましていたものの、防風性、ゼロ（笑）結局そこで着込み事なきを得ましたが、頂上滞在時間もみんな5分足らずでそそくさと降りていました。どうりですれ違う下山者が足早だったわけだ。
その後は気温も安定し、平和な山行に。黒斑山のバッジが売り切れだったのは心残りですが、今回も終始テンション高く満足行く山行でした。行ってないので買わなかったけれど、高峰山のバッジ買っとけばよかったかな。
…黒斑山のバッジほしかったよぉ。