秩父鉄道フリーハイキング2021「秩父札所」第六回+α
- GPS
- 03:47
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 535m
- 下り
- 483m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西武観光バス日尾バス停ゴール |
コース状況/ 危険箇所等 |
下りに使った道は結構急で、ロープが張ってありました。 今の時期だと落ち葉が結構乗っているので、ちょっと注意です。 |
その他周辺情報 | 倉尾ふるさと館は営業していました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
9月23日の沢登りからの下山時に起こした転倒滑落による左足腓骨ヒビ&左足足首捻挫(靭帯損傷)は未だ完治していませんが、秩父鉄道フリーハイキングの期限は刻一刻と迫ってきました。
残っているのは通常ハイキングが1コース、札所ハイキングが4コース、の計5日間分です。
延期延期を続けましたが、とうとう土俵際まで詰まってしまいました。
仕方が無いので、無理矢理日程を入れていくことにしました。
本当は東武鉄道さんの健康ハイキングや、JREの駅からハイキングなどに行きたかったのですが、それらをやめてこちらを歩くことにしました。
天候のこともあるので、まずは結願を目指して札所ハイキングを終えることにしました。
結願の八回目は最後にとっておかなければいけないですので後回しにし、五、六、七回目をどうするかを考えたときに、再販売を開始した秩父市応援秩父漫遊きっぷのパンフレットが目に入りました。
これを使わない手はないと思い、六、七を五より先に土日で回ることにしました。
初日に漫遊きっぷを購入しバスフリー乗車券と引き換えをしてその日使っていったん家に帰り、翌日普通乗車券で往復して秩父内は2日間有効のバスフリー乗車券を使って回ることにしました。
これで2日目のバス賃は全くの無料になることになります。
コースは栗尾バス停から三十一番さん往復というイージーすぎるコースでしたので、観音山を登ってから山向こうに降りるコースを歩くことにしました。
いつか観音院さん+観音山を歩きたかったので、この機会に歩くことにしました。
前日にラビューちちぶ5号の指定席がネットで満席になっていたのを見て驚きました。
みんな動き出しているのだなとおもいました。
計画では西武観光バス秩父営業所経由で9:20には秩父駅に居ないといけないので、仕方なく普通列車に乗って行くことにしましたので、朝7時前に家を出ることになりました。
この日はまずは西武秩父駅まで行き、バス案内所でチケットをバスフリー乗車券に引き換え、吉田元気村行きのバスで秩父駅まで行き、フリーハイキングの申し込みをしました。
小鹿野車庫行きのバスまで少し時間が有ったので、喫煙所に煙草を吸いに行くと煙草を忘れたことに気づきました。
出発まで時間があるとはいえ、煙草を売っているお店を往復する時間はありません。
もちろん駅前に煙草を売っているお店もありません。
ちょっと憂鬱になりながら、バスに乗り込みました。
西武秩父駅から来たそのバスには、思ったより人が乗っていました。
どこに行くのでしょうか。
尾之内渓谷あたりだと思いますが、ちょっとびっくりしました。
乗り換えの小鹿野町役場周辺にも煙草を売っていそうな店は無く、諦めてスタートの栗尾バス停そばの酒屋はいつも通り閉まっているので、何も買えず、少し道を戻ってトイレをお借りしてからスタートしました。
何度も通った道ですので、特に変わったこともなく、相変わらずの風車の数の地蔵寺さんに驚きつつも先に進み、仁王門を通り俳句を音読しながら階段を上り、観音院さんに辿り着きました。
数人の参拝客に少し驚きつつもお参りをして御朱印を受け、参拝道具の輪袈裟やおいずるをザックにしまって用意をしていると、上から高年少女隊の方々が降りてきました。
約1名の女性が途中で足が動かなくなったので遅れたと大きな声で仲間に伝え、毎日スクワットをしているのにおかしいと、嘆いていました。
お姉さん達、ここは下山場所ではなく境内だからもう少し声の音量下げて・・・と思いつつ、上りを開始しました。
思ったより道は急で、久しぶりの山道の私には辛かったです。
東奥の院から下る道はどこへ通じているのか気になりましたし、地蔵寺さんへの道はいつかこれを通って下ってみたいと思いました。
途中西秩父桃湖が見えました。
一度見てみたいと思っていたので、見ることが出来て嬉しかったです。
あまり広くない山頂に着いてお昼ご飯を食べ、下り始めました。
下りの予定は倉尾に降り、日尾バス停に行くつもりでしたが、脚の調子によっては牛首峠経由で馬上バス停に下るか、最悪栗尾方面に下るつもりでした。
日尾城址が分岐点のようでしたので、そこに着いた際に道を探しましたが、落ち葉でよくわかりません。
仕方が無いので、一旦牛首峠に行こうとすると行きに見落とした倉尾行きの道標を見つけたので、それに従って降りることにしました。
下っていくと、道が落ち葉で全く見えない箇所が何か所か有り、左足で踏ん張れない私は路面のことを考え緊張しました。
石に乗ってカクッとなると下手をすると歩けなくなるので、ゆっくりゆっくり下りました。
普段はほとんど使わない虎ロープに頼ることもありました。
何とか車道まで下り切り、バス停に着くとバスまで1時間以上時間があることがわかりました。
脚のことを考え、少し余計にコースタイムを見ていたので、これはこれで仕方がないことです。
道の向こうにバス待合所があり、ソファーが置いてあるのですが、絶対座りたくない色をしています。
座ったらバス乗車拒否をされそうな感じです。
仕方が無いので、道端にしゃがんでいたら若いお兄ちゃんがガイドブックを手に湖方面へ歩いていきました。
どこへ行くのだろうと思いながらいると、ちょっと間を空けてUターンして帰ってきました。
バス待つのかな?と思って見ていると、ガイドブックを差し出し「今どこに居るのですか?」と聞いてきます。
魂消たとはこのことで、本当にびっくりしましたが、本当に困っているようでしたので話を聞くと、観音院駐車場に車を置いてお寺に行き、牛首峠まで行ってそこから下ったら今ここにいるとのことでした。
分岐の左右を間違えたようです。
最短距離は牛首峠まで戻って正規のルートを下ることですが、この時点で14:30でしたので、上りに時間を食い過ぎると山中で暗くなる恐れがあったので聞いてみると、ヘッドランプは持っていないということだったので、そのコースを取るのはやめさせて、ひたすら車道を行きなさいとアドバイスしました。
車道を歩いて約8km、2時間。
山中を通れば約2km1.5時間。
ヘッデンなし、地図なし、スマホの所持は未確認、彼は無事に自分の車に辿り着いたのでしょうか。
いきなりのことでこっちも動転していたので、きちんとアドバイスできなかった彼には申し訳なかったと思っています。
1時間以上待ったバスを朝と同じく小鹿野役場で乗り換えました。
バス停でキョロキョロすると、朽ち始めた煙草の自販機が目に入りました。
それを置いてある建物は、ガラスの引き戸を開けて貰って煙草を買う、昔よく合った煙草やさんだったところでした。
よく見ると、ガラス戸前のシャッターが少し開いていて、ショーケースにはメビウスが置いてあるのが見えました。
速攻、道を渡って突進です。
シャッターの隙間から顔をねじ込み、奥の座敷に向かって叫びますが誰も出てきません。
数分経ってから室内でも歩行器が必要なおばあさんがゆっくり来てくれました。
煙草を売ってくれるかと聞くと、買うのかと聞かれ戸惑いましたが、何とかメビウスを1個売ってもらうことが出来ました。
千円札しか持っていなかったので、それを出すと百円玉が無いとのことで、50円玉でお釣りをくれました。
「この頃は高くなったねぇ・・・」とおしゃべりをしながらお釣りを揃えてくれたおばあさんには感謝ですし、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
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