山梨百名山「黒河内岳(笹山)」※北峰へ忘れ物を撮りに奈良田からピストン


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 2,163m
- 下り
- 2,158m
コースタイム
06:01 吊橋
06:12 登山口
08:03 標高1,760m看板
09:53 標高2,256m看板
12:25 南峰山頂(山梨百名山標柱)
12:41 北峰
12:59 南峰山頂
14:14 標高2,256m看板
15:07 標高1,760m看板
15:15 水場入口(1,603m看板)
16:11 登山口
16:20 吊橋
16:21 駐車スペース
総工程時間=10時間21分(標準時間11時間40分)
歩行距離=28.92km
標高差=1,917m
平均速度=2.79km/H
※全てGPSログより
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
奈良田温泉バス停あり(バス停横にトイレあり) 奈良田温泉に無料駐車場及び登山口手前に駐車スペースあり 早川町観光情報 http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/tour/traffic-info/bus-timetable.html 南アルプスネット http://www.minamialps-net.jp/ACCESS/bustime_6.htm 南アルプスマイカー規制について http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/50915161945.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回の笹山はこれからの季節の入山は危険が伴うと思われます。 以下はそれでも入るぞ!と言う方の参考程度にして下さい。 1.約1,600m以降雪道となる。 2.雪は踏み固められていないパウダースノー≒アイゼンは利かない。 ※ノーアイゼンで通した。 3.パウダースノーの急坂の登り≒1歩登って半歩戻ると言う感覚。 4.下山時は歩くと言うより滑りながら下ると言う感じ。 ※但し急坂なので意識外の滑りはデンジャーです。 5.雪の程度は足首程度から一部膝まで。 6.凍結箇所はありません。 7.トレースは一切ありません。 8.リボン等の目印はあるがかなり少ない。 9.獣の足跡が尾根などにありますが獣道に釣られない事。 10.登山道のほとんどが樹林帯で眺望なし。 11.でも北峰からの眺望は最高です。 12.山頂は南峰(山梨百名山標柱)の先に北峰がある。 13.笹山は標高差≒1,900mのほぼ急登続きです。 14.奈良田バス停にトイレはありますが、コンビニ等は一切ありません。 食料はR52等のメイン道路で早めに確保するのが良い。 本日の服装 1.ヒートテックシャツ+ヒートテック長袖アンダーシャツ+アンダータイツ 2.ミドルウェア+ノマドジャケット+マウンテンパンツ 3.手袋=スリーレイヤーズのアウターレイヤーの中に軍手 ※問題なし 4.ニット帽 |
写真
感想
2013年10月27日、山梨百名山の「笹山」に登頂した……。
しかし帰宅後に北峰へ行っていない事が判明したのである。
標高差≒1,900mの山に登って最高点と最高の眺望を見逃すと言うお粗末を演じ
ま〜たあそこに行くのか?(T^T)と半嘆きしていたのであった……。
11月に入り過去リベンジ+安全登山にシフトしている中、
標高2,733mの山(笹山)は既に雪山であり安全重視から
リベンジは来年まで持ち越しと諦めていた。
ところがここヤマレコ情報で山頂はまだ雪が然程無いと言う事が判明したので
急遽予定(縞枯山)を変更して笹山へ再登する事にしたのである。
まあ急坂の山なので少しでも凍結などがあると危ないので
若干の不安はあったが……(-。-)ボソッ
そして2013年11月30日早朝、笹山への再登スタートである。
まだ暗い中のスタートとなったが、下山時刻を16時と予想してのスタートである。
山頂登頂予定時刻(撤退時刻)は13時が限界なので、
ここから逆算すると暗い内のスタートとせざるを得ないと言う事です。
さて最初の不安材料は渡渉である。
だが現地に到着してみるとあっけないものであった。
前回流出していた道路が復旧しており何の問題もなく反対岸へ渡る事が出来た。
次の不安は手すり箇所が終わった頃からの急登ザレである。
ここが凍結しているとその場で撤退?もあり得るからだ。
だが結果凍結はなくここも問題なく通過となった。
さて標高1,500m付近からパウダースノーが現れ始めた。
トレースはほとんど見る事は出来ない。
なんとな〜く登山道らしき面影が見えるのでリボンを頼りに歩みを進めた。
するとどうなんでしょうか?
ウサギの足跡が延々と同じルートに続いています。
真っ直ぐ登れば良いのでは?と思う位ジグザグに足跡が続いています。
小動物は体力的に人間と同じ様なルートになるんでしょうかね?
とは言えそんな穏やかな気持ちもつかの間です。
いよいよ急登の連続となりましたが、
足元が滑るので実際の登山道と言うより木々の間を通ると言う感じで進みます。
木々の間の理由は、摑まる事が出来るので安心材料としての理由と
木の根元に足を置けば滑り落ちないと言う点からです。
あとは蟹歩きやつま先を突き刺して雪の中をひたすら登りましたが、
登りながらここはどうやって下山する?と自問自答しながらでした。
下山出来ないとなればそこで撤退と考えていました。
あとは山頂に近づくにつれて雪の深い所が現れだしました。
もうトレースは全くありません。
前回の記憶をフル出動させて進みます。
でも最後の最後で間違えました。
本当に山頂の目の前で藪漕ぎをしてしまいました。
(下山時の足跡で確認しましたが当初進もうとした道で合っていました)
南峰に着いた時間は既に北峰へ行くギリギリの時間です。
休んでいる時間はありません、急いで北峰へ向かいます。
そして待っていましたこの景色!!
うっひょょょおおぉぉぉ〜い!!!!
山頂は一人しかいませんので大騒ぎしても問題ありませんのでそりゃ〜もあ大騒ぎです。
写真撮影を済ませるとここに暫くいたいと思う心を押して即効で下山の途につきます。
もう時間が限界点に達しています。
下山は歩くと言うより自ら足元を滑らせながら下ると言う感じとなりました。
どうしても歩けないと思う場所はお尻で滑ります。
最悪ロープを木にかけて降りようとロープも準備していましたが
これは使いませんでした。
登りはかなり大変な山行となりましたが下りは結構楽しんでいた自分もいました。
まあ滑落の不安は多少なりともありましたが……(-。-)ボソッ
さて厳冬期ではありませんでしたが
今回2,500m級の雪山に突入してしまいました。
それもトレース無しの雪山に……(^_^;)\('_') ォィォィ...
今回はちょっと無謀が過ぎたかな?
と言う事で以降ちと注意しないといけません。
これで調子に乗ると思わぬ怪我となりかねませんからね。
でも天気次第で来週も雪山に行きますけど……。
2013年10月27日(日) [日帰り] 記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-362650.html
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