高ドッキョウ・貫ヶ岳
- GPS
- 00:29
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,262m
- 下り
- 1,253m
コースタイム
9:14 樽峠 9:22
11:06 高ドッキョウ 11:28
12:33 樽峠
13:20 平治の段分岐
13:22 平治の段 13:39
13:42 平治の段分岐
13:43 十国展望台
14:04 晴海展望台
14:20 中沢登山口分岐
14:42 貫ヶ岳 15:03
14:24 中沢登山口分岐
15:49 晴海展望台
16:13 十国展望台
16:15 平治の段分岐
16:17 平治の段 16:36
16:39 平治の段分岐
17:08 樽峠
17:33 駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
しばらく行くと、石合橋を石合方面に南下、そのまま行き止まりまで進むと駐車場と登山口があります。 登山口付近は中部横断道?の工事現場の真っ只中にあるので工事車両に要注意です。 工事が完成するとこの辺りの風景も変わるかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般を通じて特に危険箇所はなし。登山ポストもありません。 この時期はヤマヒルもでないようです。 コースマップはGPSログではないので正確ではないかもしれません。 この山の地元南部町のHP。いろいろ情報あり参考にどうぞ http://www.town.nanbu.yamanashi.jp/kankou/hiking.html 登山口〜樽峠 森の中の平和な道で、ひたすら登ります。峠は展望なし。 樽峠〜高ドッキョウ往復 いくつかのピークを越えていく尾根道、部分的に狭い箇所もありますが特に問題ないと思われます。 行きは後ろに木々の隙間から富士山が見れます、帰りは正面に 高ドッキョウの頂上では東から南面にかけて展望がひらけているので、富士山から静岡方面の展望があります。 樽峠〜平治の段 階段が長く続きます。けっこう足にきます。 平治の段は、分岐から南側にすぐの場所にあります。ここでも東から南面にかけて展望があります。 平治の段〜貫ヶ岳 十国展望台(平治の段の分岐から本当にすぐ)、晴海展望台と富士山が良く見える場所が続きますが、 貫ヶ岳頂上の展望はいまいちです。 |
写真
感想
用事があったり、行こうと思ったら天気が悪かったりで、最近山に行けてなかったのですが久しぶりに行ってこれました。
この時期になるとヤマビルもおとなしくなる様なので、ヤマビル生息地帯の山梨県最南端の高ドッキョウを目指します。
それにちょっと欲張って貫ヶ岳にも足を延ばしました。
さすがに山梨最南端、遠いです。登山口まで甲府からたっぷり2時間かかりました。
ということでスタートが8時半となってしまいました。
登山口から歩き始めるとすぐに3本の沢をこえる橋があります。結構しっかりした橋で
このコースはそれなりに整備されているんだろうなぁと思ったりして渡ります。
久しぶりの山歩きなので始めのペースが上がり過ぎないよう、
ゆっくり目に歩きましたが、峠に着くころには結構つかれました。
峠でGPSロガーを持ってないことに気がつき、あれっないぞ???
落としたか、いやいや、車の上に置いてそれから手にした記憶がないぞ
しばし頭の中で色々な記憶や思い込みが錯綜しますが、割り切ります。
なくても良いじゃないか、前は持ってなかったんだし、特に困ることもないだろう、とにかく先に進もうと。
峠からは快適な尾根道です。幾つかのピークを越え、背後に富士山をチラチラ見ながら進みます。
ひととおり体に疲れがくるとなぜか頭の中は雑念が消えてスッキリした感じになります。不思議です。
高ドッキョウ頂上でお昼を半分食べ、次の目標地点の貫ヶ岳を目指します。
時間を気にして下山のペースを上げたらあっという間に足にきました。
樽峠に着くころには足がつりそうです。
とりあえず、平治の段まで行こうと考え疲れた足に鞭打って歩きます。
平治の段で残り半分のお昼を食べながら考えます、このまま貫ヶ岳に行くか、今日はここまでにして帰るか?
時間は13:30くらい、貫ヶ岳へ行って駐車場まで下山するのにざっと見積もって3時間半くらい
つまり、下山時間は17時くらいになる。今日の日没は16:30ころ。つりそうな足ではペースを上げるのは無理。
う〜ん、悩みますが平治の段から駐車場までの道は特に危険なところも迷いそうな所もないので
日が暮れるまでに平治の段まで戻れば、後はヘッドランプで問題なく歩けそうだと踏んで進むことにします。
(一応ヘッドランプが着くことを確認しました)
平治の段から貫ヶ岳へは登ったり下ったりの繰り返しで、特に下りで足がつりそうになりますが
足への負担を軽くしようと一歩一歩を小さくして亀のように進みます。
途中の展望台で富士山見ても、なんかもう今日はいっぱい見て感動も薄いのでそそくさと進みます。
やっとついた貫ヶ岳も頂上の展望はいまいちで、ちょっと休んですぐに戻り支度を始めます。
平治の段への戻る道も当然、登ったり下ったりです。ますます足に疲労が溜まるので足の筋がピキピキと悲鳴をあげます。
なんとか平治の段に戻ったのは16:17頃、日も暮れかけてます。
富士山もだんだん紅に染まりつつあり、足もパンパンなのでここで夕暮れの富士山を眺めながら休憩しようと決め、
寒くならないよう防寒着を着込んで、染まり行く富士山を眺めながらぼけ〜っと眺めてました。
なかなか赤富士も良い感じでした。夕暮れ時の景色はまた一段と美しいですな!
景色の美しさに少し元気を分けてもらった気がしたので、あまりのんびりしていると、
本当に真暗になるので少しでも先に進もうと出発します。でも当然と言うか、あっという間に日は暮れました。
でも、さっき歩いた道ということでヘッドランプの明かりでもぜんぜん問題ありません。
しかし、真暗の山の中をヘッドランプの明かりを頼りに歩くということで、
いつもより神経が興奮した状態になってアドレナリンでも分泌されたのか、足の痛みも和らいだ気がします。ホントか?
でも、神経が敏感になった感じなので、ちょっとでも視界内に動くものがあれば
風に吹かれた木の葉でも凝視してしまうような感じです。
なんか、見えちゃいけなものとか見えたらどうしよう・・・いやいや、何も考えずに道をよく見て、そして歩け!
と言い聞かせて歩きます。歩いて歩いて、今日初めに渡った3本の沢の橋にたどり着いたときはほっとしました。
駐車場まではそこからすぐでした。しかも私の車の上にはGPSロガーがぽつんと置かれていました。
君は一日そこで定点測定していたんだね・・・
GPSロガーも無事回収して、帰宅しました。
ちなみにヘッドランプは1年半ほど前に買いましたが、実際に使用して山を歩いたのは今日が初めてです。
この時期は本当に日が暮れるのが早いので、よく考えて行動したいものです。
ピストンでの帰りだったので一度通った道ということで大丈夫でしたが、
周遊や縦走の通った事のない道だったら、さらに心細いと思います。
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