晩秋の道志:赤鞍ヶ岳〜朝日山〜菜畑山
- GPS
- 07:50
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,314m
- 下り
- 1,306m
コースタイム
07:41 ゴトウ岩
08:22 厳道峠分岐(稜線)
09:36 朝日山(赤鞍ヶ岳)山頂(09:47発)
10:45 道志口峠
10:58 ブドウ岩ノ頭n
12:04 菜畑山山頂(12:42発)
13;02 林道終点
13;49 菜畑山登山口(車道)
14:22 水源の森駐車場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に迷うような箇所や危険な箇所はない。 菜畑山までは、道は少し荒れており、尾根をほぼ忠実に辿っているため直登気味の 急な箇所が多いが、踏み跡ははっきりしている。赤テープも多く、分岐点には道標 もある。 菜畑山を下った林道の途中から和田村バス停までの道も少し荒れているが、踏み跡 ははっきりしている。 |
写真
感想
道志や西丹沢は、人が少なく静かな山歩きができるので好きな山域であり、長い
道志みち(国道413号線)を車で走るのも好きだが、ピストンを避けた面白そうな周
回ルートを選択するのは以外と難しい。
今年最後の山行は、富士の展望と山名に惹かれて菜畑山(なばたけうら)に赤鞍ヶ岳、
朝日山から縦走することにした。
水源の森駐車場から国道を少し戻ったところに赤鞍山の道標があるので、そこから
少し林道を登ってから林道のカーブの所にある階段を上って山道に入る。この箇所
はヤマレコの記録のおかげで迷わずに済んだ。
杉と松の林の中を道は枝分かれがあるが、一番踏まれている道を進めば問題ない。
視界が開けて送電線の鉄塔にでると眼前に富士が飛び込んできた。雲一つない絶好
の天気で日の光が暖かかった。その後、一度林道を横切って、尾根を忠実に直登し
ていくが、稜線にでる最後の箇所はかなりの急登できつかった。
稜線にでてから朝日山へは木の間から富士や南アを覗き見ながらの予想以上に快適
な尾根道で、何箇所かは展望が開けて富士が見事だった。赤鞍ヶ岳は雨量観測所が
ある。
朝日山の山頂はなだらかな林で、木が邪魔をして展望はよくないが、なかなか風情
がある、いい感じの山頂だった。道標では赤鞍ヶ岳となっているが正しくは朝日山
らしい。この辺りいくつも名前があって紛らわしい。
朝日山から菜畑山へは小さな登り下りを繰り返す尾根道で展望はない。今回のルー
トは最初からだが、とにかくほとんどが尾根に忠実な「直登」で急な登り下りが続
くので、結構疲れる。
ブドウ岩ノ頭からかなり下ったあと、登り返すとゴールの菜畑山だ。山頂直前にパ
ラボラアンテナがあった。テレビの中継用か?
菜畑山の頂上にはコンクリート製の東屋があり、南面の展望も開け、今までとガラ
ッと雰囲気が違う。山梨百名山なので、登る人も多いのだと思うが、誰もいない山
頂を一人占めして昼食を取っていると、突然一人現れてビックリ。今日出会った唯
一の登山者だ。
菜畑山からは、よく踏まれたよい道を下ってくとアッという間に林道終点に出た。
林道をしばらく下ると、大久保方面の道標があるので、林道を離れて山道を下るが、
あまり道は良くない。林道をそのまま下りて曙橋に出るのが一般的なようだ。
送電線の鉄塔からは少し幅の広く整備された道を下る。ところどころにキャタピラ
の跡が残っているので、たぶん鉄塔の監視用の作業道路なのだろう。沢筋でこの道
を離れ、沢沿いの道を下る。杉の葉や枝で多い尽くされた溝のような荒れた道を下
っていくと、鹿網の柵にぶつかるので扉を開けて出ると車道に飛び出す。車の多い
国道を30分ほどで水源の森駐車場に戻った。
帰りに「道志の湯」に寄って汗を流した。ごく普通の日帰り湯で脱衣所も狭くて、
お勧めとは言いがたいのですが、横浜市民の割引(通常580円が380円)につられて、
つい寄ってしまう。
道志川が横浜市の水源の一つであることは知っていたが、調べてみると道志村の
36%もの山林(それも山頂を含む上部)は横浜市の所有となっており、多くのキャン
プ場でも横浜市民の優待があることを初めて知った。
今回歩いた赤鞍ヶ岳から菜畑山は違うが、今倉山や御正体山の南面、菰釣山から大
室山まので北面はすべての横浜市有の水源林ということだった。
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