弥山・八経ヶ岳 [霧氷祭りでした]
- GPS
- 24:28
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,248m
- 下り
- 1,244m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所なし 最初の直登は霜柱から始まり、ヒメシャラのベンチ辺りから所々凍ててます。 ステップ箇所も圧雪&凍結しているので、脇の根っこを使いながら登って下さい。 ※駐車場の下100mほど下のカーブはこれから凍て残るので、 余裕があれば近くの塩カルを撒いて下さい |
写真
感想
12/2の夕方に自宅のベランダから見える弥山・八経が程良く白くなっていた。
霧氷が着いているのはわかっていたものの状態が掴めなかったので、行ってる人がいないかなとヤマレコを覗くと、霧氷が着きまくっていたので直ぐ様支度。
天候もバッチリな予報なので、深夜3時に出発。
309号の凍結を心配しながらトンネルへ向かうも、大川口までは凍結なし。
聖宝谷でも凍結はなかったが、折り返して北側に入ると山側は大きい氷柱だらけ。
案の定、駐車場下で凍結してました。
天候も良いので、沢山の方が来るかな?と思い、塩カルを撒きながら支度。
薄明の頃合いにガスが湧き上がってきたので、御来光は諦めました。
程良く融けた頃に駐車場へ上ると、車は一台だけ。
駐車場に着いてそうこうしているうちに白んできたので日の出とともに出発。
着雪は殆ど無いものの、土の間に見える霜柱が立派に成長しているので
凍ててるのは間違いないなと歩を進めました。
根張りした箇所をステップにすると圧雪されているので難儀。
いつもと違うルートファインディングで奥駈出合へ。
奥駈出合へ来ると予想より雪は融けていましたが、
弁天の森へ掛けての稜線から次第に霧氷が着きはじめてきます。
石休宿辺りからは着雪していました。
弁天の森下部は谷から吹上げる風の抜け道なので一気に冷える。
苔も着雪して、一面真っ白。
弁天の森ピークまで来ると、この時期は弥山・八経が枝間から覗けるが
このタイミングで微かに八経の山頂部のみの遠望。
立ち枯れまで下りるとウソみたいに雲が晴れて弥山と八経のお出まし。
聖宝宿跡までは葉が落ちて林冠の開いた眺めの良い稜線に。
理源大師も全然雪が被っていないので、山頂部の霧氷は大丈夫かいな…
と思いながら聖宝八丁へ取り付く。
急登に入ると次第に頭上は霧氷ゾーンに突入。
谷側を臨むと、奥駈に掛かっていたガスも晴れてきた。
山上ヶ岳と大普賢北側、しなの木出合あたりに霧氷が見えた。
木階段周辺にさしかかると、一面霧氷のついた幻想的な森に。
シャッターを押してばかりで前に進めないのもあり、
予定より大幅に遅れて弥山小屋へ到着。
小屋前にザックを下ろして、鳥居をくぐると…
霧氷残ってましたー!!
逸る気持ちを抑えてまず昼食。
昼食後に冬期小屋へザックをデポして八経ヶ岳へ。
夏道にトレースがあったので、素直に夏道で下る。
ところどころ日陰で着雪あるも、露岩に注意すれば下れます。
コルまで下りてくると、白銀の霧氷世界。
厳冬期のそれはそれでもちろん素晴らしいのですが、霧氷が落ちてしまっているのかな…と思いながら登ってきたので喜びも一入。
途中でENDYさんとkinbouさんにすれ違い、記念撮影をしていただきました。
ナイスガイのお二方の仰る通り、稀に見る快晴の下の霧氷でした。
夢中になって写真を撮りまくってしまったので、予定より大幅に遅れて下山開始しました。15時前に弥山小屋を下ったので、奥駈出合からは暗くなるのは必至。
下りは滑るしノーアイゼンだったので、素直にヘッデン出してゆっくり下りました。
途中下を見ると一台下りて行く車がいたので、どなたか暗い中駐車場へ着いたのだなと思っていたら、なんと西岡さん!
朝イチで駐車場へ停めたので、『下山後に駐車場代納めます』と記したメモをプレハブに挟んでから登ったものの、予定より下山の遅い僕達を心配して引き返してきてくださった…。
急登も残り三分の一に差し掛かった辺りで、下からチラつくライトが…。
西岡さん、心配してサンダルのままで登ってきてくださって、おまけに女性二人のザックまで担いでいただいて…。
本当に最後はありがたいのと迷惑を掛けてしまったので猛省しました。
やっぱり僕の尊敬する山の師匠です。
309号は12/12で冬期通行止めになります。
多分最終日のコンディション次第でまた登りに行きます^^
※黙っておこうかと思いましたが、最後に一つ言わせて下さい。
ヤマレコのコメント等でも駐車場がどうだとか料金がどうだとか果ては強欲だとか、思いつくがままに仰っている諸兄方がおられますが、みなさん何を知っての事なのでしょうか?
あの山に登って素晴らしい山行をなさっているのは、あの山を守る人がいてのことではないでしょうか?
7月から整備された駐車場含め、弥山という場所は天川弁財天の土地です。
山頂のテン場も天川弁財天のものです。そして奥宮の境内です。
テント代500円なんて安いもんでしょう。
トイレ代の100円の協力金も安いもんでしょう。
大の大人が駐車場代の1000円でもピーチクパーチク。
写真撮られてるからってお宅の玄関先まで行って請求せえへんがな…。
まさかこれらのお金が懐に入っているとでもお考えなのでしょうか?
糞尿で汚されまくった駐車場を整備して、あの台数を停めれるようにした。
今までは無料で停めれたのに1000円徴収されるとのことで、筋違いのことを貶す。
人となりを知らずに伝え聞いたことだけで判断するなんて薄っぺらい人間のすること。
膝つき合わせて話したこともないのに印象だけで非難轟々文句垂れて。
諸兄方、ええ大人なんですから、ぼちぼちええ加減にしましょうよ。
恥ずかしいですよ?
大峰・弥山も程よい白さになってきましたね。
この冬は一度、積雪期の弥山でテン泊を企んでいます。
雪と満天の星の弥山を見てみたい・・・・
登山者が地元と共存共栄するためにも駐車料金でごねるのは器の小さい者がすることと思います。
逆に駐車場所のない登山口も困ります、
私なら気持ちよく止められる場所を選びます。
ご無沙汰しております^^;
この2,3年からすると白くなるのが早いのでわくわくしています。
小屋前のモンスターを入れたタイムラプス素材を撮りたいので、久々に厳冬期登ろうかなと思い重い腰を擦っています(笑)
もし行かれるのであれば声掛けてくださいませ!
いつも素晴らしい山行、指を咥えて拝見しております。
こういうところで吐露してしまうと、少なからず自分の器の小ささも露見してしまいましたが、何年も喉の奥に引っ掛かっていましたのでついつい書いてしまいました。
我々登山者は登るだけが目的で行きますが、それらを受け入れてくださる側の目線や心情も知ってこそ調和の取れたものになると感じています。
仰るとおりに同じく気持ちよく山に入れるのであれば、たとえお金が掛かろうが私もそちらを選びます。決して私利になるわけではなく、自分たちの好きな山をより良くしてもらえるための“気持ち”なのだと思います。
ピーカンで最高の山行きでしたね!
お会いした時は気付きませんでしたが『にっぽん百名山』でガイドされていた方だったんですね!
帰ってから、録画を見なおして、びっくりしました。
理源大師像前でお会いした時の会話は録画からの続きみたいで楽しかったです!
みなさん楽しそうに会話されていたのに、お邪魔で、ずうずうしいおっさんだったのではないですか?
また、どこかでお会いできたら、嬉しいです!
美しい写真の数々!
大峰の素敵さが、そのまま下界でも見させて頂くことができて感激です!!
駐車場云々まさにそうですね。。。
まあ、それぞれの価値観があるので、ほっておこうと思いますが、理由を誰かが教えてくれると納得できますね。
文句がある方は、登らんといて下さい!という、私が最も冷たいのかしら?!
西口から行くことができる登山者(自家用車がある方)は、安価で、時間も短縮できて、日帰りもできて、公共機関組よりかは、駐車場代含めても、かなりの贅沢だと思います!!
今思い出してもあのようなシチュエーションはそうそうありませんね!
それに山の中で気の良い方とお話させていただけるのは本当にこちらも楽しいですし、お会いできてよかったなと振り返っております。
冬の間は台高をウロウロしていますので、またその辺でお会いできれば嬉しいです^^
理源大師でお会いした時の会話は、まさに番組の続きみたいな感じでしたね(笑)
稀に見る美しさでした!
厳冬期のそれはそれで美しいのですが、大峯の厳冬期はハードルが高いので、この季節に見れた方が多くて嬉しい限りです^^
西口は12日までですので、それまでにご都合がよろしければ是非駆け込んでください。
自ら駐車場に停めておいて文句言うのであえば、端から停めなければいいんでしょうけど、停めた挙句に色々と仰る方もいるそうです。
トンネル西口登山口の利便性は、交通機関の便が悪い大峯界隈では私も贅沢だと思います。
みなさん弥山・八経を愛でて登りに来ていただいてるのでしたら、いっその事『入山料or環境整備費』と思ってもらえると幾分収まりがつくのでしょうかね。
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