奥多摩と奥武蔵を繋ぐロング周回(棒の折→長尾丸→日向沢の峰→有馬山→蕨山 さわらびの湯起点の馬蹄形縦走)
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,950m
- 下り
- 1,945m
コースタイム
天候 | 晴時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
さわらびの湯起点で、棒の折、長尾丸、日向沢の峰、有馬山、蕨山、金毘羅尾根を経てさわらびの湯に戻る周回コース。エアリアのコースタイムでは歩行時間11時間超となっていますので、日の短い時期は日没にご注意下さい。 白谷沢は水量結構あり。これからの時期は凍結ツルツルに注意。 棒の折から日向沢の峰までの稜線上は、数年前まで破線ルートであった静かな道。 この季節はヤブは無いが、かなりな斜度の急登が数回あるので体力勝負。 日向沢の峰から有馬山を経て蕨山までは、先程までと較べると斜度は無いが軽いアップダウンが続く。仁田山の手前から蕨山鞍部(逆川乗越)までは林道でも行けますが、やはり尾根道の登山道を歩いくのがよいかと思います。林道をずっと歩いて行くとピークは通りません。 蕨山からの金毘羅尾根は実に歩きやすい道。 |
写真
感想
箱根で食べ過ぎたため、少し運動しなければと思ってこのコースを設定したが、20km超となるため、やる気が無くなった。
このコースを通しで歩いたことは無いが昭文社エアリアのコースタイムでは11時間を超えているではないか。「歩行時間11時間以上あるから、ここは止めてどこか違うところへ行こう」と妻に提案したが、「通しで歩いたことは無いけど、歩いた部分のタイムでみると、恐らく8時間位で歩けると思う。休憩入れても9時間で行ける。」というので、シブシブ同意。しかし、今は日が短いので日の出前に歩きださなくては。
と思っていたが、気分が乗らず、妻にお尻を叩かれてシブシブ起き出す。
ということでさわらびの湯到着したら、日の出時刻はとっくのとうに過ぎて歩きだしが7時近くになってしまった。
棒の折に白谷沢ルートから行くのは初めて。妻は今年の6月にteku姐さんと来たばかり。ゴンジリ峠でいつもの棒の折へのルートと合流。
久しぶりの棒の折山頂は貸切であった。ここの広い山頂からの景色はいつ来ても気持ちいい。冬には真っ白な赤城とか男体山とかが見えるが、今日は霞んでいてそこまでは見えず。
暖かくて気持ちがよいので、みかんなどを食べてのんびりする。
が、これから長い縦走となるので、気合い入れねば。
ここから日向沢の峰までは、数年前まで破線ルートであった。
この季節はヤブも無く、落葉を踏みながらの稜線歩きとなる。
槇の尾山・長尾丸山までは大したことはないが、その先の、クロモ山、山ナシ山、そして日向沢の峰への登りは斜度がスゴイ急登であった。岩場のような斜度であるが、岩ではなく土砂であるため、手で捕まるところも無いし、たいへん歩きにくい。丁度、ムロクボ尾根がヌカザス尾根とぶつかる感じ位の斜度の急登を繰り返す。
この長い稜線上では誰にも会わなかった。
日向沢の峰への登りのみ有馬山方面へ向かう巻き道があるが、今日は日向沢の峰でお昼にしようと思っていたので上へ行く。ここで下山してきたトレランの男性とすれ違った。急斜面を一登りして、蕎麦粒〜川苔間の主稜線に出る。左手に少し行けば日向沢の峰。以前はよく来ていたが、最近ご無沙汰していたので久しぶりで懐かしい。
蕎麦粒、踊平から川苔へ向かう主稜線は気持ちがよくて好きなところである。
急に雲が湧いてきて寒くなったので、チリトマヌードルを食べて暖まった。
さて、ここから有馬山へ向かう。蕎麦粒への主稜線を少し登って右折。ここまで人に全然会わなかったのに、ここで十数人の登山者とすれ違った。こんな奥深いマイナーなところなのに何故?と思ったら、有馬峠まで林道が延びていて、ここにたくさん車が停まっていたので、ここに停めた人たちであろう。
有馬峠で一旦車道に下り、右手に廻り込んで、左手に登っていく。
仁田峠手前から林道になり、林道からも降りられるが、やはり尾根上の登山道の方が気持ちいい。
仁田山、有馬山、タタラの頭、その他名も無い小さなピークのアップダウンを繰り返す。しかし、先程の奥多摩側の稜線のアップダウンと比べれば斜度も緩いため歩きやすい。
有馬山と看板のある「橋小屋の頭」は、今年の春にも来たばかりだねと妻が言っていたが、全く記憶無し。「君がteku姐さんと二人で来たんじゃないの?」と言ったら、「違うよ、あなたと二人で来たのよ。」と妻にあきれられたが、完全に記憶が飛んでいる。健忘症か??不安である。
むむ。ヤバイかも・・・。「ほら、名郷から来てウノタワ行った時」と言われても、下山後にアイスもなかを食べたことしか思い出せない・・・・。
名郷分岐で、ようやく微かに記憶がよみがえり、蕨山でようやっと思い出した。
蕨山でゆったりコーヒーブレイク。暖かいコーヒーとパンで腹ごしらえ。
ここからあとまだピークをいくつか越えて7kmあるため、しっかり食べておかないと。静かで誰もいない。
さて、ここから藤棚山、大ヨケの頭、を経ていくが、これまでとは違って実に歩きやすい道となる。小ヨケの頭はいつの間にか通り過ぎてしまったようだ。
シカ除けをしてある若木がたくさんあったり、くねった木があったりのルート。
どんどん降りていくと金毘羅神社跡に出る。
ここから下は少し紅葉に残っていた。
お寺の脇を抜けてさわらびの湯到着。さわらびの湯では寒桜も咲いていた。
それなりにアップダウンのある静かな20km超のロングルート。
奥多摩・奥武蔵を大好きな方にお勧めです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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Long+累計標高差1700越え
お疲れ様でした
さわらびの湯から
藪山と棒ノ折山は出かけたことがりましたが
一日で周回すること…できるんですね
10年前の私の地図でもタタラノ頭〜日向沢ノ峰〜長尾丸山
までは、破線ルートでした
私も行きたい …けど
「持病」と言う「友達」に付き合ってあげないと
どうもすねたらしくて、山に行くと悪さをすると脅かすんですよ
今日は、WOWOW三昧です
これからもレコ楽しみにしています
Pengin22さんこんにちは(^-^)/
tekutekugoさんに続きお二人もロングコースお疲れさまでした。
私もこのコースは歩いてみたいのですが、距離があるのとアップダウンが多そうでなかなか行けていません。
この冬こそは行ってみたいです。
ある意味、厳しいコースをロングで
8時間に短縮ですか
相変わらず、まったり雰囲気なのに
・・恐ろしいご夫婦ですね〜
お疲れ様でした。
チリトマトは以前にハマッタ事がありまして
毎日食べたおバカな頃を思い出しました。
今週は暇でしたが、
週末に奥歯を抜かれて・・・
静かにして冬眠です。
早々とコメントありがとうございます
ここのコース、実線になったのは確か3年位前だったと思います。
naotosasさんの好きそうな静かな尾根ですのでお勧めです!
持病がまた疼かれているのですか?
年末を迎え慌ただしくなる季節にもなりますので、ご自愛下さい。
距離は長いですが、強烈なアップダウンの核心部は長尾丸山から日向沢の峰までですので全然大丈夫ですよ。
チリさんでしたら問題なくスタスタ行けますよ
今回、歩荷訓練も兼ねて必要以上に水を背負って歩きましたし、妻とまったりお昼食べたりコーヒー飲んだりしてましたので
人にも殆ど会わない本当に静かな尾根ですので、ぜひ冬の間に行かれて下さい。
はい、まったり雰囲気で大量に食べるぺんぎん夫婦です
常に摂取カロリーが運動量を上回っています
teku姐さんにも「本当に燃費の悪い夫婦ね〜」とあきれられました
carolさんもチリトマに嵌ってましたか!毎日とは凄すぎ
奥歯、親知らずですか? 歯は一番キますよね〜。
お大事になさって下さい。
そこ、私も行きたかったのに〜〜
誘ってよ〜〜〜
ま、いいも〜〜ん
またロング熱が高まってきたら行ってこよっと。
でも、これからの凍るシーズンはちょっと厳しいよね。
去年結構苦労したもん。
寒いときは暖かいものが一番。
でも、カップ麺って3分待ってる間に結構冷めちゃいますよね〜〜〜
やっぱ、熱燗をキュッと・・・
あ、ほら〜〜やっぱり運転手よろしく
Pengin22さん、こんばんは〜
それにしても、日帰りで20km超、しかも数度に渡るアップダウンありで・・・
これって累計標高差かなりになりますよね??
そこを6:30発で16:00前に帰って来るなんて・・・
しかも、"チリトマトラーメン一気食い"とか、
棒の嶺山頂などでもかなりゆっくりされているような感じで・・・
かなりの快速とはお聞きしておりましたが、このレコ見させていただいて
その実力の程に本当に恐れ入りました・・・
それと、私、この地域(奥多摩〜奥武蔵周辺)ほとんど判らない
エリアだったのですが、先ほどの"棒の嶺山頂"、本当に広々していて
気持ち良さそうなのがバッチリ伝わってきますね
土曜日なのにあんなに空いてるものなんですね!
後、お写真(50)の辿ってきた稜線・・・
素晴らしい眺め&稜線美ですね!
あれはチョッと歩いてみたいなと思いましたよ
このエリア殆んどを知らない私でしたが、このレコ見させていただき、
何となくですが、感じが判ってきました!
今後も奥多摩周辺をいろいろと勉強させていただきたいと思います。
ありがとうございました!
20km越え&累積標高1700越え(@_@;)!
こういうレコを拝見すると、「奥多摩で鍛えていればどこでも行ける!」っていうのは本当なんだな〜と改めて実感しますです(^_^;)
うちは再来週、雲取石尾根初体験の予定なのですが、もう体力も筋力も根性も初期化されて大変なことになってます
今年の冬は丹沢・奥多摩でがんばってトレーニング山行します
ぺん夫さま、山行を細かく覚えていらっしゃらないのは仕方ないですよ
だってものすごい回数山に入られてますから
でもそれでも覚えてらっしゃるぺん妻さま、スゴイ
こんにちは ケダマと申します
僕も数週前にこのコース歩きました
やはり日向沢ノ峰直前の登りがハイライトですよね(;^ω^)
この季節、葉が落ちた樹間から景色が望めて
しんどいコースでもごまかしながら歩けますし
ここ数年は年中行事のようになってます
しかし荷物多めで女性でこのコースタイムは凄いですね(=゚ω゚=)
うちの嫁にも見習わせたいです
あちゃ、怒られた
同じルートを何度歩いてもOKな我々ですので、
いつでもお伴しますよ!
もしますので、お好きなだけ 持参しちゃって下さい
妻は、「ちょっとお値段張るけど、帰りに大松閣に寄って と なんていいんじゃない?」と申してますので、ご一緒しませんか?
ここは稜線に乗るまでが短いので、
長いですけどそんなにきつくはないですよ
棒の折は人気の山ですので、いつもは人がもっといます
でもとても景色のいい広々とした山頂ですので、空気の澄んでいる秋冬がお勧めです!
ここは奥多摩と奥武蔵の境目ですが、奥多摩は鬱蒼とした杉の植林帯が多くて、奥武蔵は明るい感じがします。
(妻は小さい時から奥多摩で鍛えられたので、大の奥多摩礼賛者ですが )
lifterさんの方からは少し遠いと思いますが、ぜひいらして下さい。いつでもご案内致します。
おー、石尾根、初ですか?
登りでしょうか下りでしょうか?
のびやかなとても気持ちのよい尾根ですよ〜
も晴れていれば綺麗に見えますし。
奥多摩は奥多摩駅の標高が300m位で雲取が2000m超ですので、それだけでも標高差1700mあります。そこの日帰りを常にしていると、他の山に登ると「なんだ、奥多摩より楽だな」ということになるんです
ということで、ここで子供の時からみっちり鍛えられた妻は強い
奥多摩は本当に鍛錬にピッタリのところだと思いますので、たくさん歩いちゃって下さい!
初めまして。コメントありがとうございます。
というか、実はkedamaさんのレコ、拝見してました!
「棒の折にダンスグループがいた」というのにビックリしましたが、昨日はいなくて良かったです
そして、マラソンもなさるというkedamaさんはやはり速いですね。
このコース、たいへん気に入りましたので、我々もまた来ようと思います。
うちは元々妻が子供の時からの山好きでしたので、恥ずかしながら自分の方が引きずられて行っているクチでして・・・
奥武蔵をたくさん歩かれておられますね!
うちは奥多摩に行く方が多かったのですが、奥武蔵の方が明るい雰囲気がありますので、色々と参考にさせて頂きたいと思います。
今後とも、よろしくお願い致します。
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