御坂山・黒岳(富士山の見える山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,154m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
12:00 御坂峠
12:40 御坂山
13:25 御坂茶屋
14:15 黒岳
14:15 黒岳展望台(お昼30分)
15:30 三つ峠入口への分岐すぎ(分岐はわからず…)
16:35 天下茶屋
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
帰り:天下茶屋から海老名駅まで車、海老名駅から電車で帰宅。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(天下茶屋〜黒岳展望台)危険・凍結箇所なし。 (黒岳展望台〜三つ峠入口)所々急です。三つ峠入口への分岐箇所が分かりづらいです。河口湖方面の方が看板もリボンもありわかりやすいかもしれません。 |
写真
感想
今回もまたまたグループ登山。
平日が少しバタバタしていてきちんとした予定が立てられず、箱根か丹沢にでも行こうかと思っていましたが、メンバーDさんとAちゃんが西丹沢に行くとの事だったので、金曜の夜に急遽混ぜていただきました。
詳細は当日朝決める事となったので、とりあえず登山セットと西丹沢の地図だけを持って行きますが、今日は富士山沿いがいいのではという事で、予定変更、富士山の真北にある黒岳を目指すことになりました。結果的にはこれがすごい良かったです。
予定としては、三つ峠入口からバスで天下茶屋に、そこから御坂山経由し黒岳まで行き、三つ峠入口に下りてくるというプラン。(時間に間に合えば、、、の話でした。)朝ものんびり、スーパーでものんびり買い物をしていた私達は当然ハイキングバスには間に合う訳もなく、天下茶屋付近に駐車して、天下茶屋〜御坂山経由し黒岳、三つ峠入口に下りて、天下茶屋まで歩くというプランになりました。
(今後のためにと、先ほど富士急さんに問い合わせたら、冬季の12月頃から3月頃までは天下茶屋までは行かず、三つ峠登山口までしか行かないそうです。)
車で天下茶屋まで向かっている途中、富士山が雲に覆われてしまってこの日の展望は期待ができないかと思われましたが、登り始めるとすぐに雲がとれはじめました。登り始めでも富士山が見えますが、左側が少し隠れて全貌が見えるとまではいきません。歩き始めて20分程で御坂峠に着きますが、ここにくると一旦視界が開けてさっきよりはっきり見えてきます。富士山の表面は白くテカテカ光っていました。きっとすごい凍ってるんだろうな、、、先日の遭難を思い出しますね。雪化粧をまとった富士山は見ている分には本当に綺麗で見とれてしまいますが、実際あの場所に行ったら過酷なのかと思うと不思議な気がします。この日も富士山登っている人がいるのかな、なんて想像をしながらしばし眺めます。
御坂峠を過ぎるとしばらくの間、歩きやすい道が続きますが、富士山は周りの枯れ木に視界を阻まれてしまうので景観もそこそこです。御坂山に着いても展望はあまりありません。御坂山をすぎて少しすると雪をかぶった南アルプスが一度だけ見えて喜びましたが、また視界が開けず。それでもAちゃんと私は山中を歩いているだけで大満足で、黒岳からの展望を楽しみに足が早まりますが、一方のDさんは視界が開けてない事にテンションガタ落ち。黒岳まで行ってこの富士山が見えない景色の中、同じ道を帰ってくるのは嫌だし帰りは暗くなるかもしれないから引き返そうと言います。
これが何度か繰り返されますが、帰りは同じ道ではなく三つ峠まで下りて周回コースにするという事とAちゃんの説得により、最終的には黒岳まで行ける事になりました。
途中、黒岳を目の前にして行けないのかも、、、と思って一度は諦めかけた黒岳ですが、行った先にはちゃんとご褒美がありました。
黒岳から200m先にある展望台からの眺め、富士山全貌現る!という状態です。
(こういう所、ちょっと金時山に近いものがあるのかも。違いと言えば人の混雑具合!スタートが遅かったせいもあるけど、こちらは空いていて、ここまで来る途中の約4kmの道で会った人の数、10人前後でした!!)
展望台では他に人は居なくて独占状態。荷物広げてお昼を食べて、写真を撮ったりと自由気ままに過ごしました。
帰りはそのまま南に下りて、三つ峠入口(御坂トンネル)側まで戻ります。
結構傾斜が急なところがあるので、木やトラロープに手をかけて慎重に行きました。
1515m付近では河口湖方面と御坂トンネルの分岐があるから、見落とさないようにしないとね、とDさん。注意深く見ていたつもりでしたが、みんな全然気づかずに通り過ぎていました。。。この辺りが分岐だと思うんだけど、ちょっと来過ぎたかなというDさんをよそに、「途中道なんてなかったよ、もっと先行ってみようよ」なんて発言してしまった私…さらに5分くらい行きすぎてしまいました。私のばかー(>_<)
みんなで話し合った結果、戻ったところで分岐が分からなさそうだし、河口湖まで行ったら車まで戻るのが大変になるからその場から下る事に。
この日もバリエーションまがいの事をする事に。落ち葉の急斜面を進んでいきます。普通の山歩きの予定だったので、もちろんロープなんて持ってきていません。
私の場合はさらにストックも持ってきていない状態だったので、Dさんのストックを1本借りる事に。。。準備不足でごめんなさい。でも本当に助かりました。
落ち葉の深さを確認しながら、そして下まで一気に滑り落ちないように、ストックを刺しながら進みます。こういう所は登山歴30年超のDさんが先頭で行ってくれて、
「万が一滑り落ちた時のためにここで止めるから二人ともこの直線上で下りてー」との男前発言まで。Aちゃんは「楽しい〜」と物怖じせずに楽しみながら、私は多少滑り落ちたりしながらとにかく夢中で下ります。いつの間にリボンのあるところに出て、ようやく道も一般登山道に入り、三つ峠入口まで着きました。
そこから先、天下茶屋までは約6kmの車道歩きです。ここは時速6km+で歩きます。
(メンバーAちゃんがこの速さだとそれ位と教えてくれました。機械使わずともどれくらいで歩いているか体で分かるそうです。)富士山の周りがだんだん夕日色に染まっていく姿を写真に撮ったり、惑星や星を見たり、音楽をかけながら車道歩きを楽しみました。
予想外のちょっとしたアドベンチャー。まさかこんな一日になるとは思いませんでした(いい意味で)。経験豊富なDさんと始終周りを元気づけてくれたAちゃん、お二人あっての山旅でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する