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Yamareco

記録ID: 380428
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ハイキング
甲信越

コンドウ丸で…沢に降りることの危険性を学ぶ

2013年12月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:14
距離
13.2km
登り
989m
下り
981m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

 
09:04 景徳院 駐車場(トイレ有り)
09:11 景徳院を抜け、登山道へ(犬に吠えられる)
09:53 △1043ピーク
10:16 峠
10:35 大鹿峠
10:55 峠
11:06 滝子山への分岐
11:22 すみ沢(ここから戻る)
11:38 滝子山への分岐
12:00 コンドウ丸

   昼食(30分)

12:33 下降点
    尾根に沿って下降
13:09 危なそうな橋(ここまでは良かった)
13:12 曲り沢 出会い
13:24 沢などしばらく徘徊後、一つ尾根を越え再び曲り沢に出会う
13:31 再び徘徊後、意を決して別の尾根へ向け藪こぎ開始
13:40 何となく人工的な道に乗る
14:17 景徳院 駐車場に無事帰還。
 
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
景徳院 駐車場
とトイレ を借りました。
 
コース状況/
危険箇所等
 
コンドウ丸南西部からの旧道下り(曲り沢コース?でしょうか)は非常に危険です。
決して行かないよう願います。
ここを降り始めてすぐに目印のテープを見失いました。
仕方がないので、安全に沢に降りれそうな等高線の混んでいない尾根を選んで
下って行きました。
曲り沢に降りてからは、恥ずかしながら頭が混乱しまくりで、少し冷静さを欠いてしまいました。
反省です(>_<)。
 
0910 このスロープから登っていきます。
2013年12月08日 09:10撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
12/8 9:10
0910 このスロープから登っていきます。
0950 最初はこんな感じ。
2013年12月08日 09:50撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
12/8 9:50
0950 最初はこんな感じ。
1016 峠に着きました。大鹿峠に行ってみます。
2013年12月08日 10:16撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
12/8 10:16
1016 峠に着きました。大鹿峠に行ってみます。
1032 大鹿峠に着きましたので引き返します。
2013年12月08日 10:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
12/8 10:32
1032 大鹿峠に着きましたので引き返します。
1035 その前にセルフで自分撮り(^_^;)
2
1035 その前にセルフで自分撮り(^_^;)
1040 よくあるアングル(^^;
2013年12月08日 10:40撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
12/8 10:40
1040 よくあるアングル(^^;
1104 曲り沢峠に到着。
2013年12月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
12/8 11:04
1104 曲り沢峠に到着。
1121 ちょっと寄り道。
滝子山方面に行ってみます。
そして引き返します。

2013年12月08日 11:21撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
12/8 11:21
1121 ちょっと寄り道。
滝子山方面に行ってみます。
そして引き返します。

1200 戻ってコンドウマルに到着。
今日はここで昼食とします(^O^)。
2013年12月08日 12:00撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
2
12/8 12:00
1200 戻ってコンドウマルに到着。
今日はここで昼食とします(^O^)。
1258 コンドウ丸からの下りは、
旧道の尾根を下っていきます…
この判断がとんでもないことに…。
2013年12月08日 12:58撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
12/8 12:58
1258 コンドウ丸からの下りは、
旧道の尾根を下っていきます…
この判断がとんでもないことに…。
1305 下りの尾根は、ここで行き詰まりました。
この先、写真を一枚も撮る余裕がありませんでした(^_^;)。
2013年12月08日 13:05撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
12/8 13:05
1305 下りの尾根は、ここで行き詰まりました。
この先、写真を一枚も撮る余裕がありませんでした(^_^;)。
1309 危なそうな橋を渡ります。
ここからが本当の試練に…。
2013年12月08日 13:09撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
12/8 13:09
1309 危なそうな橋を渡ります。
ここからが本当の試練に…。
1342 人工物の上を歩き安心です。
2013年12月08日 13:42撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
12/8 13:42
1342 人工物の上を歩き安心です。
1407 助かりましたo(^o^)o
2013年12月08日 14:07撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
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12/8 14:07
1407 助かりましたo(^o^)o
1413 帰ってきましたヽ(;▽;)ノ

2013年12月08日 14:13撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
2
12/8 14:13
1413 帰ってきましたヽ(;▽;)ノ

感想

軽い気持ちで、コンドウ丸に。
ここから点線で書かれている旧道を下って…
沢を下ってはいけない。沢は危険な場所というのが良く判りました(´・_・`)


沢に降りれば、高度も下げ、水もあり何とかなるという気になります。

今回、下っていった尾根の先には沢があるのは判っていました。
コンドウ丸南西部から旧道でしょうか沢沿いに点線が書かれており道がありそうなのでここを下って駐車場に戻ろうと考えていました。
地図で沢があるのは判っていました。
が、これが大きな危険になるとはこの時は思いもよりませんでした。

尾根を下り、いざ沢に降りたのですが、その沢は大きな岩に囲まれ沢を横切ることすらポイントも限られ非常に難しい。
沢を渡っても、先には道もなく、次の進展につながらなく引き返す…を何度か繰り返しました。

この時点で、ちょっと焦りました。
時間は十分あるのですが、もしかしてビバーク…?
明日朝から、下って来た尾根を登り返す…?
まず食料とライト、緊急シートの確認!OK!
でも連絡つかなければ、どれだけ会社に迷惑かけるんだろう…
もうちょっと頑張ってみよう。

沢を下れば麓に行き着くことは判っていますが、巨石で囲まれた中を流れる沢は危なくて思うように下れません。
靴や靴下を濡らすことはビバークを考えると濡らすことはできません。
なので沢を下っていくことは頭の中からまず無くなりました。
仮に沢を下ったとしても、苔で非常に滑りやすく、時には落差数メートルの大きな砂防ダム阻まれます。
これを突破すると、転落でエンドです。

次に沢から尾根に取り付くことを考えました。
しかし大きな岩に苔が生えた岩を登るのは、掴む窪みや足場がありません。
足を滑らせて、沢に落ちるまでに頭や手足を骨折する可能性大で非常に危険です。

う〜ん、どうするか、しばし考え…(´・_・`)

結論は、時間は14時前でまだ日があるので
一番安全そうな尾根への取り付きが出来そうな沢を探して渡り、そこから尾根に取り付けそうな所を探して尾根を登るということで。
目標を探し、渡渉、上昇。
かぼそい枝や木、僅かな岩の窪みに指や足を入れながら十メートル程上の尾根に取り付きました。
落ちたらアウトだったと思います(^_^;)。ここが一番危険なポイントだったと思います。
何とかクリアし、そこから尾根を登ってしばらく笹を藪こぎしていくと、獣道らしき跡が。
これを辿るといつしか登山道らしき道に出ることができました(*゜▽゜*)。
奇跡だ〜っ。!

遭難とはこんな悪いパターンの積み重ねで簡単になるものだと実感しました(^_^;)。

今回の貴重な体験としては、
バリエーションルートはなるべく行かない。
もしバリルートを行く時は、
十分な時間の余裕があること、
現在位置と行くべき方向がはっきり判っていること。GPS必要。
十分な体力が残っていること。
常に冷静な判断ができること。
の全てが一つでも欠けていると非常に危険だということを改めて実感しました。

家で見ているとヤマレコ地図では赤線がありますね。
自分だけが迷ったんでしょうか?
なぜこうなったかもう一度検証しに行ってみます。
安全のため逆コースから(^_^;)。
先人のログをセットして。
  

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コメント

大変な目に遭いましたね。
地図の山道は廃道ですね、たぶん。
ヤマレコ地図の赤線は、曲り沢のルート(沢登り)だと思います。
’10/8に歩いていますが、もう少し下ると右岸沿いに山道が通っていたと思います。
(曲り沢は大きな滝は無かったですが、最後の詰めがきつかったことを覚えています。)
単独行で危険な目にあうと、致命傷になりかねないので慎重にしないと。
2013/12/9 7:38
ご心配お掛けしました(´・_・`)。
トシさん、こんばんわ。

曲り沢ルートですが、他の方の記録を見ると、
稜線から曲り沢への下降点に看板が立っているようですが、
昨日は看板は無く、尾根に沿って木にテープが巻いてあり、これが旧道の降り道だと思い、降りていきました。

これが間違いだったんでしょうかね(^_^;)。
お恥ずかしい次第です(^_^;)

また経験値を積むことが出来良かったです(^O^)。
2013/12/9 21:32
はじめまして(^^)
はじめまして

私は2名でHikaruさんの前日にコタカンス沢古道
(曲沢ルート)を下りましたが、とても不安な道でした。
しかも曲り沢峠から下降したのが15時10分と遅く、
まさに夕闇との勝負でした

ここの道は不明瞭なので要注意であると改めて実感しました

ちなみに曲沢の上流部はコタカンス沢と言います

石ノカラホト、玉取池探し 二回目(滝子山の北西付近)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-380865.html
2013/12/18 21:51
はじめまして。よろしくお願いします(^^)
Yamaotoko7さん、hachiさん

はじめまして。

Yamaotoko7さんたちが下山した道はまだ通っていないので、今度行ってみようと思っています。
それを最後にこのルート歩くのは止めようかと思っています。

しかし日が短い中、無事に帰れて良かったですね そして、石ノカラホト、玉取池探し、
うまく見つかると良いですね
2013/12/19 12:57
プロフィール画像
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