勝山城跡、都留アルプスより文台山

2021年12月05日(日) [日帰り]

• GPS: 07:39
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,226m
• 下り: 1,234m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:35

距離 18.8km 登り 1,226m 下り 1,243m

6:59 城南公園
7:06 7:07 城山（勝山城跡）登山口駐車場
7:23 7:32 城山
7:41 城山（勝山城跡）登山口駐車場
7:49 谷村町駅
8:12 8:13 水槽山
8:34 8:38 蟻山
8:50 8:51 白木山
8:56 長安寺山
9:01 9:02 パノラマ展望台
9:09 9:16 鍛治屋坂トンネル
9:22 天神山
9:44 都留文大分岐
9:58 都留アルプス山
10:03 10:04 都留アルプス文台山分岐
10:35 文台山・尾崎山分岐
12:01 12:18 文台山
12:20 12:21 文台山東峰
12:46 ・993
13:00 細野峠（小野・細野分岐点）
13:23 文台山御嶽神社登山口
13:28 細野バス停
13:47 13:48 沢田橋
14:12 鍛治屋坂トンネル
14:35 都留市駅
14:38 ゴール地点

天候

晴れ、午後から雲多し
気温は朝7時都留市街地で0℃
昼でも文台山山頂で4℃と非常に寒かったが風は無かったので行動中はそれ程寒さを感じず。

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

行き
都留市駅周辺に車を停め谷村町駅に6:50の電車で移動
勝山城へ

帰り
細野バス停13:30着
次のバスが2時間後だった為歩いて都留市駅へ戻る

コース状況／危険箇所等

・勝山城跡
完全に整備されたハイキングコース。
難所無し。富士山、御正体山等の眺めが良い

・都留アルプス
平成29年に地元有志と市により整備が完了したハイキングコース。
ファミリーコースとがっつりコースが指定されていて、今回はファミリーコース区間を歩いた。
眺めも良く標識も豊富で気持ちよく歩ける。
難所無し

・都留アルプス分岐〜小野分岐〜文台山
都留アルプスから逸れ尾崎山や文台山へ繋ぐ尾根道を利用。
入り口は踏み跡が薄く倒木で分かりにくいのでピンクテープを頼りに進む。
その後も非常に急な登下降が連続する。
特に文台山の岩場を越えた先の急斜面は落ち葉で滑り易い事も併せ注意が必要。
途中小野分岐で尾崎山との道を分ける。
全体的に踏み跡は薄いがピンクテープは豊富。

・文台山〜細野峠〜細野バス停
文台山山頂直下は急な降りで、その後も痩せ尾根やコブが続くが、その後は樹林下の登山道となる。
道は明瞭でわかり易い。
途中ハガケ山から御正体山へ繋がる分岐がある。
※最近通った新たな林道が尾根を切断してしまっているので注意

その他周辺情報

寄り道の湯　大人3時間　1,000円（JAF割引100円あり）

写真

12/5 6:45

帰りに入る予定の寄り道の湯に車を停め、まずは電車で谷村町駅に移動。
6:50の電車まで後5分、なんとか間に合ったな

12/5 6:47

今日は昨日購入のニュー登山靴、スポルティバ TX5のデビュー戦だ。
（前履いていたTX4はツルツルになってしまい2年半で引退に…）

12/5 6:56

谷村町駅のホームからは富士山が見えてた

12/5 7:07

先ずは勝山城跡へ。
谷村町駅から10分程の近さだ。
今日は都留市二十一秀峰をコンプする計画。
この後都留アルプスを経由して文台山を目指すので先は長い

12/5 7:14

勝山城跡はよく整備されているハイキングコースだ

12/5 7:17

富士山が朝日に照らされてる

12/5 7:17

本丸が見えてきた

12/5 7:18

三つ峠山

12/5 7:21

左から御正体山、文台山、鹿留山（奥）、尾崎山（手前）、富士山、倉岳山（手前）かな？
これから歩く都留アルプスと文台山が一望だ。

12/5 7:22

勝山城跡本丸

12/5 7:33

御正体山の右側のギザギザが、御正体山登山ルート最難関の鋸刃尾根か。
あれはヤバそう

12/5 7:48

谷村町駅まで戻って来たが、勝山城跡ってほんとすぐ近くなんだな。
本丸付近も見えちゃってる

12/5 7:51

都留市街地を都留アルプス入り口がある都留市駅方面へ暫し歩く

12/5 7:53

小学校が城跡地らしい。
解説によると谷村城が居城で裏に見える勝山城が有事の際に立て籠る用の城だという。
二つの城は橋でつながり行き来出来たらしい

12/5 8:01

さてあのお寺の裏手から都留アルプスに入れる筈なんだが…

12/5 8:03

寺の裏手のお墓の辺りから富士山の眺め。
正面は尾崎山か。
道が良くわからずお墓の裏手から斜面を無理やり登ってしまった。

12/5 8:07

斜面を登りきると道に合流。
登った斜面の少し手前にちゃんとした道があったようだ。

12/5 8:08

この左からの踏み跡が都留アルプスの正式な入り口っぽいな。

12/5 8:12

少し先に富士山展望台の標識が。
都留アルプスは都留氏の裏山って感じだな

12/5 8:12

日当たりの良い道で気持ち良さそう

12/5 8:13

都留アルプスは鉄塔巡視路と重なる場所が多いようだ。
鉄塔を潜り進む

12/5 8:13

これは水力発電所らしい。
ここ一帯には小型の水力発電所が幾つもあるんだとか。
正面には高川山、左奥には滝子山が見えた

12/5 8:18

まだ日の当たら無い登山道。
それ程キツいアップダウンは無いようだ

12/5 8:26

今日は寒いと聞いていたのでミレーの網にメリノウールのアンダーウェア、ベース、中間着、アウターと5枚も来てきたのだが身体を動かし始めたら流石に暑過ぎた。
誰も来無いのをいいことにアウターとメリノを脱ぎ身軽になる。

12/5 8:27

標識が豊富で道迷いの心配無し

12/5 8:33

寄り道の湯からも見えてたアンテナに到着。
標識には烽火台の文字が。

12/5 8:34

蟻山（烽火台跡）
勝山城と同じく小山田氏絡みの遺構なのか。
それにしても、都留市から富士山見ると尾崎山と御正体山が邪魔で頭の方しか見え無いな

12/5 8:39

三つ峠から本社ヶ丸〜鶴ヶ戸屋山
かつて歩いた稜線だ

12/5 8:42

数ある分岐には標識アリ
都留アルプスはエスケープルートも多数あるので確かにファミリー向きかも

12/5 8:47

目指す文台山は遥か遠く見える

12/5 8:48

眼下には都留アルプスの入口にさせてもらったに西涼寺が見えた

12/5 8:49

山頂標識が度々あるが、どれもあまりピーク感無いな

12/5 8:49

白木山からは勝山城跡が真正面だ

12/5 8:55

長安寺山からは富士山がチラ見え

12/5 8:58

パノラマ展望台
都留アルプスの由来が書かれている

12/5 8:59

倉岳山と三つ峠に挟まれた西桂の町並み。
なんか道志と似た地形？

12/5 8:59

ここら辺からだと御正体山がかなり巨きく見えるな〜

12/5 9:06

さて、先へ。
パノラマ展望台からは降りが始まる

12/5 9:08

？？？
橋？鉄道じゃ無いよね？

12/5 9:09

坂を降り終えると十字路。
ここから右に行けるのか

12/5 9:09

なんか凄いな

12/5 9:10

水路なのね。
山中湖から上野原まで水引いてるのか…

12/5 9:12

水路橋の脇に神社があったからお参りしていく

12/5 9:13

都留アルプスにはファミリーコース、一般コース、ガッカリコースの三つがあるらしい
文台山へはがっつりコースの途中で逸れる感じかな

12/5 9:16

時々紅葉

12/5 9:16

明るくて気持ち良い道だなぁ

12/5 9:17

水路露出部分終了

12/5 9:21

雲が増えてきたか。まだ10時前なのに。
これはまた山頂着く頃に曇るパターンでは…

12/5 9:24

全くピーク感無い山頂をまた通過

12/5 9:24

草刈りも良くされてて都留アルプス会の方たちに感謝だな

12/5 9:26

第二の水路橋出現

12/5 9:27

都留アルプスはまだまだ続く

12/5 9:32

ここらは地元小学校の学校林らしい
遠足とかで来るのかな

12/5 9:34

休憩ベンチ多数

12/5 9:37

バーンと視界が開けた。
三つ峠から鶴ヶ戸屋山の稜線さ何度見ても立派だ

12/5 9:40

三つ峠山を眺めながら進む

12/5 9:40

此方は小金沢連嶺
滝子山から白谷ヶ丸、雁ヶ腹摺山と続く

12/5 9:44

ファミリーコースの場合ここで右に降り下山となる。

12/5 9:44

下山ルートも眺め良さそうだ

12/5 9:48

振り返ると都留アルプスの連なりの向こうに勝山城跡やスタート地点が見えていた

12/5 9:58

都留アルプス山ってなんじゃこりゃw

12/5 10:00

この先は人も少なくなりそう。
まあ登り始めてから1人も会って無いけど

12/5 10:03

ギャー！🐻か？この爪痕

12/5 10:03

ここで都留アルプスとはお別れ。
文台山はここを真っ直ぐ進む。
ここで右からハイカーが歩いてきた（本日初）

12/5 10:05

先に進むとまだ鮮やかに色づく紅葉が

12/5 10:07

取り付きは倒木だらけで踏み跡も見当たらず分かりにくい。
少し進むとピンクテープが出てきて一安心

12/5 10:17

しかしいきなり急登！
落ち葉で踏み跡は埋まり良くわからなくなってるが、一本道なのでそのまま進む。
おニューの登山靴のグリップ力が試される時！

12/5 10:22

急登は続く。
振り返るとかなり高度感があったが余裕も無く必至に先へ

12/5 10:24

やっと登り切った。
時間にしたたった15分位だったがキツい坂だった…

12/5 10:25

此方は尾根上から東側、小野集落へ降るバリエーションルート（登山詳細図によると若宮神社ルートA）
かなり分かり辛い道で熟達者向きだという

12/5 10:27

ヤマレコマップだとここら辺が小田下降点となってるが、さっきの若宮神社ルートの辺りが下降点だよなぁ
地図がズレてると思う

12/5 10:32

熊のフン…人少なそうだし熊いるよな

12/5 10:36

尾崎山と文台山の分岐に到着。
正面が文台山への降り道

12/5 10:36

彼方が尾崎山。
都留市街地から目立つ二つの山、尾崎山と文台山だが、尾崎山は道があまり良く無いらしい

12/5 10:36

うおぅ…めっちゃ急な降りだな

12/5 10:39

鹿柵が出てきたが、倒木などで倒れてたりして役目を果たせているか疑問だな

12/5 10:42

急な上落ち葉で滑り易いので慎重に降った。
それにしてもこのTX5は歩き易い登山靴だな。
良い買い物したわ

12/5 10:44

落ち葉の洪水の鞍部
一旦傾斜はおさまったが、鞍部という事はまた登るんだよなぁ…

12/5 10:57

九鬼山から倉岳山への稜線
今日は周りが全部歩いた事ある山域で楽しいなあ

12/5 10:58

扇山から権現山の奥に台形の雲取山が見えてる！

12/5 11:00

こちらはすぐ近くの今倉山と二十六夜山

12/5 11:02

本格的に登りが始まった。
道は荒れ気味だが分かりにくくは無い

12/5 11:06

あれが文台山か。
険しい登りが予想される

12/5 11:12

険し〜い😅
木に掴まりながらでないとキツい箇所多数。
踏み跡も非常に分かりにくいがピンクテープはこれでもかとある

12/5 11:17

大岩下付近。
ここら辺から斜度は急激にアップ！
余裕無いのでしばらく写真無し

12/5 11:23

木に掴まりながらで休み休み登るかなりの急登。
上から物音がして見上げるとまさかの登山者が（本日2人目）
尾崎山方面へ降るという。
登りでも下りでも危険な道、お互いの無事を祈り先へ進んだ

12/5 11:28

まだ山頂へは少しあると言う先程の登山者の言葉に褌を締め直す。
相変わらず急だぜ

12/5 11:40

やっと斜度が緩んできたか…
山頂も近い

12/5 11:46

尾崎山分岐から1時間半分、文台山登頂〜
距離は長く無いがとにかく急登だった…
ここで昼休憩とする！

12/5 11:47

都留市の町並みを見下ろす

12/5 11:50

あおいちゃんもお疲れの様子

12/5 12:18

11時頃から上空には雲が覆い、周りは晴れてるのに日は陰るいつもの現象が発生。
山頂でおにぎり食べてる間に体が冷えてしまった。
休憩は30分ほどで切り上げ下山開始

12/5 12:18

文台山は地上から見て猫耳双耳峰だったが、彼方がもう一つの耳か

12/5 12:19

文台山から見えた正面の山、何かと思ってアプリで調べたら鹿留山だった。

12/5 12:22

おぉ！あれが噂の尾根ぶった斬り林道か…
ハガケ山への道はあの林道のせいで歩き難くなっているらしい

12/5 12:25

（右側）ここがハガケ山経由御正体山へ繋がるルート上最も危険度が高い御正体山鋸刃コースへの分岐だ。

12/5 12:25

で、此方正面が細野集落へと続くルート。
文台山登山の最も一般的なコースだが、山頂直下はかなりの急登。

12/5 12:28

山頂を振り返る。
ここら辺で登ってきた登山者とすれ違った（本日3人目）

12/5 12:32

なんと木々の隙間から奥秩父の金峰山から北奥千丈岳までの稜線が見えた！

12/5 12:35

しばらく眺めの良い尾根が続く

12/5 12:37

鋸刃コースは凸凹だな

12/5 12:49

いくつかコブを越え細く急な坂を昇り降り

12/5 12:51

久しぶりに登山道に日が差した。
ここから先はずっと下りの道だ

12/5 12:53

またまたスタート地点視認
やっぱり町が近いな

12/5 12:56

杉の樹林下の道へ
後は消化試合かな

12/5 13:00

細野峠到着。
ここを右に折れ細野バス停を目指す

12/5 13:05

まだ13時だし余裕だな

12/5 13:11

ぼーっとしてたら作業道に入ってしまったので慌てて登山道に戻る

12/5 13:17

お、人里に帰って来たな

12/5 13:19

二十六夜山と赤岩？かな

12/5 13:21

車道を細野バス停まで進む。
全然登山口の標識とか無いし、文台山に登る人、分かりにくいだろうなと思ってたら…

12/5 13:22

御嶽神社のある此方が文台山登山口でした

12/5 13:28

細野バス停到着！

……しかしバスは2時間後

仕方ないから駅まで歩くか

12/5 13:38

だいたい1時間の道のりだ。先は長い。
前方の鶴ヶ戸屋山の形は分かりやすく目立つなあ

12/5 13:53

猫耳の文台山を地上から

12/5 13:57

小金沢連嶺の白谷ヶ丸。
ここからもら見えるんだな

12/5 14:11

歩き始めて40分経過。いい加減疲れて来た。

12/5 14:12

トンネル抜けたら〜♪

12/5 14:15

天気良くなってるな。
なぜ山の上では曇るんだ？

12/5 14:22

都留アルプスの麓は寺や神社だらけ

12/5 14:35

都留市駅まで帰ってきた。
約1時間で帰還。バス停からだいたい5キロくらいの道のり

12/5 14:37

寄り道の湯で汗を流す

撮影機器：

iPhone 12 Apple

感想

kukaminn

最近道志の山々に登ることが多かったのだが、気づけば都留市二十一秀峰が残り4座でコンプリートというところまで来ていた。
二十一秀峰に関しては今まで特に意識してなかったのだが、残り少しならちょっくら登ってみちゃおうか。

という訳で前回、朝日山（赤鞍ヶ岳）から菜畑山縦走し無事二座埋めた。これで残り二座。
今回勝山城跡と文台山を併せて登る計画を立てたが、これがうまくいけば二十一秀峰完登となる筈だ。
どうせならご当地アルプスである都留アルプスで繋いでしまおう。

不安があるとすれば急で足場が悪いという文台山北西尾根を歩く事だ。
ヤマレコマップのラクルートでこのルートを選ぶと難路と表示されやたら時間かかる表示がされる（今回のルートだとなんと所要時間11時間超！）
まさかそんなにはかかるまいと、「丹沢西端・西道志登山詳細図」を片手に時間を計算したところ、スタートからゴールまで6時間半くらいでゴール出来そう。
では行ってみますか！

あと昨日買ったばかりのスポルティバ TX5の履き慣らし&性能テスト山行でもある。

結果から言えば大成功だった。
勝山城跡は抜群の眺め、都留アルプスは気持ち良いハイキング、文台山はハードな登り、と様々なシチュエーションが楽しめ、さまざまな環境でTX5の性能を存分に発揮出来た。

今まで登って来た周囲の山を眺めながら歩くと、またあの山に行きたい、この山に行きたいと妄想が膨らんだ。

今年も残りわずかだが、まだまだたくさんの山にのぼりたくなってしまった。
次はどの山に行こうか