鯖街道半鯖〜梅ノ木から出町柳までトレラン。まさかの雪山

2021年12月05日(日) [日帰り]

• GPS: 08:01
• 距離: 44.5km
• 登り: 1,315m
• 下り: 1,528m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:32
• 休憩: 0:30
• 合計: 8:02

距離 44.5km 登り 1,315m 下り 1,533m

8:45 スタート地点
9:35 オグロ坂登山口
10:41 10:46 オグロ坂峠
10:56 八丁平
11:54 11:57 二ノ谷管理舎
13:30 13:37 滝谷山
14:04 14:05 花背峠
14:17 14:19 百井別れ
14:45 14:46 鞍馬温泉
14:57 15:07 鞍馬駅
15:44 山幸橋
16:11 16:12 御薗橋
16:47 ゴール地点

天候

曇り。事前に降雪あり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

出町柳から朽木方面のバスは、年内は残すところ後2週。紅葉の時期でも無いので、乗車人数は全部で十数人。全員席に座れる程度。

コース状況／危険箇所等

八丁平から尾越に向かう途中、山の斜面に大崩落がある。トレイルがその大崩落に飲み込まれている。トレイル無視して下るが、最後大崩落の下部に出て、そこから沢沿いに下れるかと思ったが、最後危険。向かいの斜面に登り直したが、こっちも今一。元の斜面に登りなおすしか無かった？
久多から先、まさかの雪山であった。危険は感じなかったが、分岐などで判断が付きにくかった。YAMAPのMAPが有って助かった。

写真

12/5 8:45

梅ノ木からスタート。近くのキャンプ場は子供連れて何度も遊びに来たが、ここから歩くのは初めて。

12/5 8:45

奥の山、雪被ってる。このまま突っ込んで良いのか・・・。

12/5 8:55

風は無いし、雨も降っていないし、走っている分には寒くない。

12/5 9:10

久多の集落。小浜方面からの道と合流。

12/5 9:15

朝早くから営業中の模様(入ってはいない)。

12/5 9:29

ここで左折して川を渡る。

12/5 9:31

案内

12/5 9:34

右手の道を進む。

12/5 9:35

今後幾つもお目にかかる鯖街道道標。

12/5 9:58

右の方が道っぽいが、ここで左手の道。直後折り返して九十九折の始まり。

12/5 9:59

この鯖の道標があったので、こっちで正しい道と分かって助かった。

12/5 10:09

九十九折は倒木が非常に多い。表面濡れているし、跨いでバランス崩したら滑落するし、かなりスリル満点。

12/5 10:11

足元にも雪が・・・。

12/5 10:13

もの凄く特徴的な木。圧巻。

12/5 10:14

向かいの山。上の方は大分雪が積もってる。

12/5 10:15

進むにつれて、着雪が増えてきた。

12/5 10:17

ふかふか落ち葉の上に雪が。

12/5 10:18

昨日購入したばかりのトレランシューズと。

12/5 10:23

もう周囲も雪山。

12/5 10:29

斜面も雪山。

12/5 10:35

12/5 10:37

乗り越えに難儀する。トレイルの幅も狭いし、バランス崩したらと冷や冷やする。

12/5 10:40

オグロ坂峠到着

12/5 10:42

新しい道標。

12/5 10:47

オグロ坂峠から八丁平に向かって、一気に雪山度合いが高まる。今日のコースが雪山になるとは想定していなかったけれど、新雪を独り占め出来て得した気分♪

12/5 10:55

道標。この辺でスノーシューの跡がが2組現れたが、峯床山方面への分岐で消えていった。

12/5 10:59

八丁平。清流と雪と。

12/5 11:00

清流沿いにトレイルは続く。

12/5 11:01

木道の新雪も一番乗り！

12/5 11:02

清流渡る。

12/5 11:02

橋の上から来た方向を振り返って。

12/5 11:07

川を挟んだ向かいの山。

12/5 11:10

頭上に青空が一瞬現れる。

12/5 11:12

雪山は陽の光が合う

12/5 11:12

光の影で立体的に。
・・・この直後に道を誤ったことに気づく。分岐を見過ごしていた。

12/5 11:14

見過ごした分岐点まで戻ってきた。間違えて右手に行ってしまった。正しくは左側。

12/5 11:16

避難小屋？ではないか。

12/5 11:21

この道標の指し示す方向が分からず、直進してしまいそうになる。

12/5 11:21

先ほどの道標の指し示す先に道標があり、よく見るとトレイルがあった。

12/5 11:22

初めは大分狭いトレイルだが、確かにトレイル。

12/5 11:23

トレイルの右手が急に開けている。単なる崖崩れと思ったが。。

12/5 11:27

案内板が有って一安心したのも束の間。

12/5 11:27

さっきの道標に気づかないと、細い作業道(?)に入ってしまう。でもひょっとしたら、そっちの道の方が大崩落を躱せたのかも。。。？？

12/5 11:27

尾越の手前の大崩落。地図上の登山道は完全にこの崩落に飲み込まれている。

12/5 11:28

これは、無理。

12/5 11:33

樹林帯の斜面を少し下ったところから。

12/5 11:35

道なき道、斜面をひた降りる。掴まるものがあるので、慎重に下りれば進める。

12/5 11:44

大崩落の下、傾斜が緩くなった所に降りてきた。後はこの流れに沿って進めばと思ったが、結局最後傾斜きつくなって危険で進めなくなる

12/5 11:54

その後下って右手の斜面に登り返す。樹林帯の中を下る方が100倍安全。しかし、最後車道らしきものがあるのに網で完全封鎖され、進むに進めず、下るに下れず。

12/5 12:04

結局、また元来た斜面を少し登り返して、網の内側をソロソロ進む。しんどいしんどい。

12/5 12:05

やっと、林道に降りれた。

12/5 12:08

林道には道標があった。やはり、大崩落からは下を見て左側の斜面を下るのが良さそう。なんとも言えないけど。

12/5 12:21

尾越の集落

12/5 12:37

大見町の道標。この辺で、車に乗った人と何度かすれ違う。

12/5 12:39

立派な建物。

12/5 12:50

鯖街道道標。

12/5 13:03

滝谷山方面への道を進む。道はぐしゃぐしゃで傾斜もきつく、喘ぎ喘ぎ。ここは分岐になっており、コースは右回りのようだが、左回りでも行ける。

12/5 13:09

左回りと合流。ここらで四駆に抜かれる。他にオフロードバイクも見たが、バイクの方は道の手ごわさに引き返して行った。

12/5 13:18

P845付近。こんな所にゴミ捨てんでも・・

12/5 13:20

向かいの山。

12/5 13:23

鯖街道のコースを離れ、滝谷山への寄り道コースへ。傾斜はきつかったが、ドロドロの道から逃れられて気持ち良い稜線歩きが出来る。

12/5 13:30

滝谷山到着。最後のおにぎり食べてエネルギー補充。

12/5 13:41

まだこの辺もそれなりに雪が残っている。滝谷山からの下りはやや急。

12/5 13:43

元の鯖街道ルートと合流。

12/5 13:50

和佐山峠。ここは以前来たことがある。

12/5 13:50

花背山の家は子供が小さかった時良く行ったなー。杉峠方面から来て、ここから下って入所したこともあったし。

12/5 13:57

杉峠。小屋では何か声がしていた。

12/5 14:02

杉峠からの下り。

12/5 14:04

案内は無いが(?)、花背峠。

12/5 14:05

花背峠で4℃。

12/5 14:50

3時までに鞍馬に着かなかったら叡電に乗って帰ろうかと思っていたが、花背峠からは下って下って押し流されるようにしてたら3時前に鞍馬に着いた。鞍馬寺。

12/5 14:59

鞍馬寺そばのお食事処。おにぎりだけ買うつもりだったが、レジ横のお饅頭に目も心も奪われる。テイクアウトのつもりだったが、優しい店員さんの言葉に甘えて店内で食べさせてもらう。熱いお茶が染みる！

12/5 15:12

おにぎりと饅頭でエネルギー補充できたので、せっかくだから出町柳まで走ることにする。道路わきに鮮やかな紅葉。今年の見納めかな？

12/5 15:14

道路から叡電。もし「きらら」号だったら、日和ってたかも。

12/5 15:43

市原過ぎて、鴨川まで来たら、東海自然歩道の道標。この辺りに東海自然歩道があるイメージ無かったけど、あったんだ。

12/5 16:46

最後は鴨川沿いをひた走る。と言ってもかなり歩き歩き。何とか出町柳に16時45分(スタートから8時間)までに着きたかったので、それを励みに。鯖街道口の道標を見つけるのに少々手間取るがgoogle先生に聞いて分かる。

撮影機器：

SH-RM12 SHARP

感想

hiyo-ru

昨日嫁さんと映画を観に行ったら、ジョギングシューズが余りにも汚いからと同じモール内のスポーツ用品店に連れていかれる。せっかく買うならトレラン用のシューズが良いなと店員さんに話を聞くと、良いシューズを教えてもらう。
ということで、昨日の今日で新しい初トレランシューズを履いてトレラン。ここんとこ鯖街道ウルトラマラソンが気になっており、その半分(通称半鯖)を試走してみることにする。

出町柳から朽木方面へ向かうバスの中でYAMAPのアプリを入れて、鯖街道ウルトラマラソンのコース図をダウンロード。これがすごく役に立った。窓の外は重たそうな曇り空。途中峠から先、山には薄っすらと雪が積もっているのが見える。出町柳からの乗客はほとんど坊村で降りた。梅ノ木で降りたのは私だけ。いつものトレランの格好よりはゴアのジャケットの分装備はしてるけど、とは言えかなりの軽装。このまま突っ込んでしまって良いんだろうか。まあ、行くしかない。

久多の集落を過ぎてオグロ坂峠への道を進み始めると、いよいよ積雪が。雪よりも倒木がかなり行く手を遮る。跨いで越えるのもバランスを崩しそうで冷や冷やする。鯖街道ウルトラマラソンの時もこのままだったら、大渋滞しそう。
雪は進むにつれて増える。とてもキレイ。初めのうちは先行者の踏み後があったが、オグロ坂峠に近づくにつれて見えなくなった。

オグロ坂峠に着くと、一層雪が濃くなる。八丁平へ続く道も、平らになった道を気持ち良い銀世界を楽しむ。想定外の雪だったが、独り占め出来てぜいたくな気分。途中スノーシューの跡に一時先行されたが、それも間もなく見えなくなった。清流沿いに進む。

八丁平から尾越へ向かう途中、2度ほどコースアウトしたが、最後に大崩落があり、非常に難儀した。ここでは雪で足元が不確かで何度かヒヤッとさせられた。あれだけ大規模な崩落が発生してしまうと、直すに直せずとなってしまうのかもしれない。ここも、ウルトラマラソンの時どうなるのかと思う。

尾越からは林道。尾越や大見の集落を越えて、再び杉峠への山道へ。この道はトレイル上に水が流れていて、ジメジメぐしゃぐしゃ、その上傾斜もきつくてしんどかった。傾斜緩くなっても、足元のグシャグシャはあまり改善しない。途中、滝谷山への分岐があったので、立ち寄る。傾斜はきつかったが足元はグシャグシャしていなくて気分は良かった。

再び元の道に合流し、花背山の家への道標など目にしながら進んで杉峠。ここから電波塔経由で百井峠方面に抜けることも考えたが、素直に車道を下る。下って花背峠。さらにここから鞍馬までひたすら下って下る。鞍馬に15時前に着く。前にも来たことがある食事処でおにぎりを買う。だけのつもりが、レジ横の饅頭に目を奪われて結局店内でいただく。暖かいお茶もいただき、もの凄く回復した。

ので、叡電には乗らずに出町柳まで走ることにする。主に下りなので、それなりには進む。市原手前で小さい登り返しがあり、その後鴨川に行き当たる。そこから川に沿って車道を走り、途中から河川敷を走る。河川敷では走ったり歩いたりの繰り返し。いくつも橋を越え、ようやく出町柳まで来る。鯖街道口の道標を見つけてゴール。

タイムは丁度8時間。鯖街道ウルトラマラソンの半鯖コースでも、この時間だとちょっと時間内では厳しそう。
おろしたてのトレランシューズは滑りやすい場所でも大分グリップが聞いて助けられた。これまでと同じジョギングシューズだったら何度も足を滑らしたり、最悪捻挫とかになっていたかもしれない。嫁さんに感謝感謝。

コメント

ゆきまる@bobandou

こんばんは、御家族ともどもお元気で、長距離をトレランする体力もおありとのことで何よりです
ちょっと冬型の天気になるとすぐに雪化粧してしまう京都近辺の山……うらやましいことです。
積雪がもうちょい増えると軽アイゼンも必要でしょうか。
YAMAPにもヒヨっているという衝撃的事実に吹きました w
もう京都はかれこれ、約2年のご無沙汰になってしまいましたが、叡電も運休から復活して日常風景が広がっていることに何か安堵しました。そんな叡電に乗らずに出町柳まで出てしまう体力に脱帽です
年末年始に東京に戻られるとしたらお声がけ下さい。２年ぶりに美味いもの食いませう・・・

hiyo-ru

bobandouさん
コメントありがとうございます！
いろいろ準備する手間がないので、手っ取り早く自宅周辺を走り回っています。京都だからなせるワザかもしれませんね
年末年始、東京へ帰省のは見合わせようかと思っています。
久しくお会いしていないし、大変残念ではあるのですが・・・。
また落ち着いたら、是非！！