滝子山 寂惝尾根(じゃくしょう)〜中間尾根 少し道迷い
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,146m
- 下り
- 1,132m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 6:55
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝子山は国土地理院の地図では、すみ沢ルート、初狩からの北方川東尾根ルート、南側の北方沢ルートしか表示されていない。しかし破線ルートとして寂惝尾根(じゃくしょう)は、南稜としても有名。それ以外にも、浜立山から南西や南に派生するルートや、今回迷った中間尾根、その東の北方川西尾根、滝子山1590mからの東尾根など破線ルートが非常に多い。地図を見てもわかるし、迷ってみて思ったが歩けそうな尾根が多くあるので面白い山だと思った。ただ人が入る尾根は限られているので、単独の場合ルートファインディングは、必須、GPSもあったほうがいいと思った。モバイルバッテリーも当然、重くなるけどね |
その他周辺情報 | 温泉は近くにないが大月市の大月市総合福祉センター5階老人福祉センターで入浴したことがある(520円) 今はコロナで営業日は限られている 大月で食事をとれるところは少ない、イオンもいまいち 駅北口の吉田うどんは有名で 駐車場もあるが 今回はいかなかった |
写真
感想
12/3大月で震度5 天気は冬型で間違いないが、寂惝尾根(じゃくしょう尾根)の上部の岩場の通過に懸念あり、また急登にて筋力の懸念もあったが、震度5以降の地震はなく寂惝尾根を登り東側の1095mのある尾根(中間尾根)を下る周回コースとした。その場の状況によっては、すみ沢コースも選択肢とした。
12/4快晴 富士山の展望は間違いない。岩場と筋力だけ。大月ICを降りて、国道20号から右折し中央線ガードをくぐったらナビは左折している。信用していったら集落で細い道しかない、結局ガード過ぎて道なりにいけば中央道を超える跨線橋にでたので15分ほどのタイムロス・ 失敗
桜公園にはすでに車が4台、鹿よけの大きなゲートを開ければ林道に駐車可能だが、何とかスペース見つけて駐車。気温0度。
久々の登山で軽量靴を選ぶか、革靴を選ぶか悩んだが筋力低下を考慮して 軽登山靴を選択した。これは失敗であった・ 失敗◆ 〃覯未聾綵辧
最初の一本はきつい寂惝庵(じゃくしょうあん)と梁山泊(りょうざんぱく)というすでに使われていない個人の山小屋の間を通り、83号鉄塔に。ヤマザクラ?あれは何だろう 10分ほどで大鹿林道とぶつかる ザックの底部を触ると以上に冷たい、発汗それほどないのにびしょ濡れである。確認するとSIGGボトルの蓋につけた細引がネジ部にはさまれていての水漏れ・こんなことは今までになかった・・ 失敗
思うにシッカリネジ締めていけよと天からの暗示であったのかと後々思われた。
林道出てすぐ右寂惝(じゃくしょう)尾根の取り付き、ここはまだ急登ではないが、きつい。振り返れば徐々に鶴ヶ鳥谷山越しに雪をまとった富士山が見えるのが心の支え。
これはもはや運動不足ではない運動欠如の状態で、いと苦し。尾根では4人に抜かされたが往時を思うこともない。1240m付近鳥獣保護看板からが急登となるが、イワカガミの紫変した葉がいとおしい。花期に訪れる気力はあるだろうか。
ここは岩場といっても大きな岩の間にルートがあるという感じでスラブではないのでそれほ困難ではない。手足を使いながらの登りであることには間違いない。
一度傾斜が緩くなった後 1350m付近から再度傾斜がきつくなり、一か所の鎖場を通過してしばらくして浜立山分岐に出る。下りは滑落する可能性もありそうな尾根だ
浜立山はパスして滝子山ピークに向かうが最後の登りが少しきつい
ピークで富士山の展望は申し分ない 美しすぎて面白くないくらい ピークには夫婦二人だけ 先行した4人はどちらに行ったのか ハマイバとか大高丸までいくのか
美しい富士に満足し あとは下るだけ。現在10:30 13:00には降りられる。
大月市総合福祉センター5階老人福祉センターで風呂、そして吉田うどんだなと ・・楽勝モード
女坂を降り桧平で大鹿林道分岐の表示もあり、何の迷いもないが、人がまったく歩いていないようで、落ち葉が非常に多く歩きずらい 所々ロープはあるがルートを見失いそうな感じは多々あった。登りでは地図で現在地確認を何度もしていた、がなぜかこの辺りではあまり確認せず 後は下るだけさと甘く見たのだろう
1250m付近で南の尾根に向かうべきところを、落ち葉と歩きやすさで東側の沢方向に。足元が悪いなと思ったが傾斜が比較緩いので歩けてしまう、まあ大丈夫だろと降りていく 失敗ぁ
ここで尾根の方向を地図と照らし合わせておけば何の問題もなかった。東側の小さな尾根伝いに降りてみるとやはり間違いであることに気づく。西側に降りるべき尾根が見えたので、スマホアプリの「スーパー地形」GPSで確認するとやはりずれていた。このまま沢沿いを降りられそうな傾斜ではあったが下部の様子は不明。
上に上がるにして40m以上ありそうなのでトラバースすることにした。 幸いにも滑落しそうな大きな岩場はないが、足元は落ち葉 木はまばらで 次の木のホールドとステップを確かめながら15分ほどで何とか1200m付近の尾根に出た。ルートはシッカリある。まさか落ち葉の低山でプチ遭難するとは思ってもみなかった。ここからの富士山は一生忘れないな。<<ルート図で、なぜか突然尾根を離れて右側に凸になったルートが道迷いルート>>
尾根の下りは靴のせいでつま先が痛く(靴の選択失敗◆剖變歪祺爾派┐眈紊らず、靴ひもを締めなおしたもののパーキンソン病かと思うような牛歩。1095mを超えて あちこちに赤テープがあり これほどまでに赤テープが頼もしく思えたことはない。山をはじめて40年以上、初めての単独道迷い そしてGPSのありがたさを痛感することしきりであった。大遭難に至らず先祖たちに感謝感謝 何とか大鹿林道に降りて だらだらと足を進めて駐車場についたのは14時であった そそくさと高速に乗り帰路についた
下山後調べると落ち葉によるルートミスは結構あり 失敗x4と反省の山行であった
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