網掛山・高鳥屋山 ＊阿智セブンサミット完登！＊

2021年12月10日(金) [日帰り]

• GPS: 06:53
• 距離: 19.5km
• 登り: 1,546m
• 下り: 1,521m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 1:43
• 合計: 7:35

距離 19.5km 登り 1,546m 下り 1,540m

8:25 智里東公民館（網掛山Ｐ）
8:42 小野川関所跡
8:52 網掛山登山道入口
9:16 9:25 網掛峠
9:41 9:57 網掛山
10:07 10:25 東展望台
10:45 10:50 頭権現
11:03 智里東公民館
11:44 清中プラザ（高鳥屋山Ｐ）
11:57 11:58 梨子野山登山口（清内路）
12:51 13:09 梨子野峠
13:29 梨子野山最高点
13:33 13:35 梨子野山
13:39 梨子野山最高点
13:48 13:50 松沢コース分岐
14:14 14:42 高鳥屋山
15:03 15:05 松沢コース分岐
15:39 15:41 松沢コース登山口
16:00 清中プラザ

【網掛山】
　合計距離7.02km、累積標高（上り）553m（下り）549m
　合計時間2時間38分（山行1時間48分、休憩50分）
【高鳥屋山】
　合計距離12.47km、累積標高（上り）802m（下り）781m
　合計時間4時間16分（山行3時間21分、休憩55分）
【合計】
　合計距離19.49km、累積標高（上り）1355m（下り）1330m
　合計時間6時間54分（山行5時間09分、休憩1時間45分）

天候

☁️くもり→☀️晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎飯田市内のビジネスホテルで前泊
◎網掛山：智里東公民館の駐車場利用（無料）
◎高鳥屋山：清中プラザの駐車場利用（無料）

コース状況／危険箇所等

◎阿智セブンサミットの情報（アクセス、コース状況、マップ、認定方法など）
　東山道・園原ビジターセンターはゝき木館公式HP
　→https://www.hahakigi-kan.com

その他周辺情報

◎登山後の温泉
　昼神温泉「湯ったりーな昼神」大人1人620円
　→http://yu-tari.com

写真

12/10 8:24

飯田方面遠征は2日目。阿智村の智里東公民館にやって来ました。本日は網掛山、高鳥屋山と阿智セブンサミットの2座を目指します。

12/10 8:36

最初のターゲットは網掛山（右側の山）。中央道が網掛トンネルで抜けてる山ですね。

12/10 8:40

小野川関所跡。武田信玄の勢力下にあった時代に設置されたもので、石垣だけが残っているそうです。

12/10 8:42

網掛峠までは古代東山道を辿る道。

12/10 8:51

網掛山登山道入口。しばらくは林道で古道の雰囲気はありません。

12/10 9:09

林道が終わると、峠まで葛折りに登って行きます。

12/10 9:17

網掛峠に到着です。古い峠らしい雰囲気が残っています。

12/10 9:18

ここで峠道とはお別れして尾根道に入ります。

12/10 9:19

網掛峠には、なかなか年季の入った感じの展望台がありました。

12/10 9:22

西側の展望が開けています。西側右奥の山は最初富士見台高原かと思いましたが、神坂山のような気もするし良くわかりませんでした。

12/10 9:21

左奥、ヘブンスそのはらのロープウェイはわかりました。

12/10 9:41

網掛峠から尾根道を15分、東展望台からの道と合流したら網掛山山頂はすぐそこです。何かの記号みたいなものが見えます。

12/10 9:50

そして本日1座目、網掛山登頂です。阿智セブンサミット6座目で完登に王手！

12/10 9:51

先ほどの記号みたいなものはヲシテ文字と言って、アミカケヤマと書いてある事がわかりました。

12/10 9:56

網掛山の三角点は点名「大谷」三等です。

12/10 10:00

次は東展望台へ。いい感じの尾根道。

12/10 10:06

東展望台に着きました。入るのが躊躇われる感じ。

12/10 10:12

でも見える景色は一級品。南アルプスが北から南までほぼ丸見えです。

12/10 10:12

鋸岳と仙丈ヶ岳

12/10 10:12

白峰三山。

12/10 10:13

塩見岳と烏帽子岳、小河内岳など。

12/10 10:13

カッコいいので塩見岳だけでもう1枚。

12/10 10:13

荒川岳、赤石岳と聖岳。

12/10 10:13

さらに南は…。勉強中です。高曇りな天気だったけど、晴れだった昨日より南アルプスは良く見えました。

12/10 10:27

下山は頭権現へ。

12/10 10:31

落ち葉の積もった急斜面をつづら折りに下ります。滑落に気をつけたい場所もありました。

12/10 10:49

下山して頭権現に参拝した後は、車で高鳥屋山へ向かいました。

12/10 11:13

移動の途中、昼神温泉から見た網掛山。

12/10 11:13

山頂は見えませんが、東展望台が確認出来ました。

12/10 11:45

続いて旧清内路中学校跡地の清中プラザにやって来ました。本日2回戦の高鳥屋山に向けてスタートです。

12/10 11:49

国道256号線を昼神温泉方面に少し戻って、ここから山手の道に入ります。

12/10 11:51

清内路小学校を見下ろして。すっかり良いお天気になりました。

12/10 11:53

古い街並みの集落を抜け…

12/10 11:57

高鳥屋山登山道入口へ。

12/10 12:05

登山道入口の先もしばらくは車道歩き。

12/10 12:18

ここから登山道です。4/3まで間伐作業中かつ発砲注意？らしいです。この日も1発銃声が聞こえました

12/10 12:22

良い雰囲気の古い峠道が続きます。

12/10 12:25

清内路街道中休み。昔の人はここで休んだそうですが、私は素通り。

12/10 12:28

立派な橋もあれば…

12/10 12:44

朽ち落ちた橋もあり。

12/10 12:47

梨子野峠周辺では間伐作業中。

12/10 12:51

梨子野峠に到着です。スタートから1時間少々、峠の手前が結構キツくて思っていたより時間がかかりました。

12/10 13:07

眺めの良い梨子野峠。南アルプス南部の山々が望めます。

12/10 12:52

梨子野峠の東屋でひと休みしましたが、強風で体が冷えてしまって、かえっていけませんでした。

12/10 13:05

嘉永5年（1852年）に建てられたと言う御嶽山の石碑。

12/10 13:05

梨子野峠は御嶽山遥拝所でもありました。

12/10 13:20

高鳥屋山に向け再スタート。明るくて気持ちの良い森ですが、地味にキツイ登りが続きました。

12/10 13:28

途中で梨子野山にも行ってみました。縦走路から外れますが、刈り払いバッチリで難なく行かれます。

12/10 13:34

四等三角点「大平」のある梨子野山は…

12/10 13:34

尾根を下った途中にありました。どうみても頂上ではありません。

12/10 13:38

梨子野山の最高点はココ。縦走路から三角点に向かう途中の場所です。

12/10 13:38

誰かが付けた山名標もありました。赤地に黒い文字のこの山名標は、最近どこに行っても目にします。ここは針金ですが、生きた木に釘で打ち付けてある事が多くて好きになれません。

12/10 13:43

縦走路に戻りました。この先は緩やかなアップダウンが続きます。

12/10 13:49

松沢コースと合流。帰りはここから下山予定。

12/10 13:54

高鳥屋山へ向かう途中、1箇所だけ中央アルプス方面が見える場所がありましたが、同定は全く出来ませんでした。

12/10 14:00

山神様。

12/10 14:03

ここで本日最初で最後、4名の登山者に会いました。

12/10 14:06

そして最後の急登をひと頑張りで…

12/10 14:19

高鳥屋山登頂！
これで阿智セブンサミット完登となりました。

12/10 14:41

山頂には二等三角点「高鳥屋」。

12/10 14:15

眺めも良さそう。

12/10 14:23

眺めは山頂小屋の前に回って見るのが一番良かったです。

12/10 14:29

ここから見える南アルプスは聖岳より南側。

12/10 14:29

山頂貸し切りでゆっくり景色を楽しめました。

12/10 15:03

帰りは松沢コースへ。

12/10 15:18

危険なトラバースが多い松沢コースは要注意。落ちたら本当に助かりそうもない所が多いです。

12/10 15:39

この橋を渡ったら登山道はおしまい。

12/10 15:41

あとは車道歩きのみ。

12/10 15:49

道路脇の滝などを見ながらのんびり歩きます。

12/10 15:56

黒川橋で国道256号線に出ました。

12/10 15:58

黒川を見ながら国道を少し歩いたらゴールの清中プラザです。

12/10 16:24

最後にセブンサミッターの認定をしてもらいに「東山道・園原ビジターセンターはゝき木館」へ。閉館の16:30直前でギリギリセーフでした。

12/10 16:24

無事認定を受け「はゝき木館」から見た赤石岳と聖岳。この2日間で見た中で一番きれいだったかも。

認定から約1ヶ月後、認定者バッジが送られてきました。
（2022年1月追記）

撮影機器：

Canon PowerShot SX700 HS Canon

感想

🍣oshuchan

　飯田方面遠征の2日目は、阿智セブンサミットの完登を目指して、網掛山と高鳥屋山の2座に挑戦して来ました。
　どちらの山も単独だったらそれほどキツイ山ではないものの、さすがに1日2座ともなると結構大変で疲れましたが、おかげさまで2座とも無事に登頂、私もセブンサミッターの仲間入りを果たす事が出来ました。
　今回ひとつ心配だった事がありまして、阿智セブンサミットの完登が認定されるには、山頂でセブンサミットの看板と写真を撮って認定場所で見せなければならないのですが、実は私の恵那山登頂は阿智セブンサミットが始まるより前の1999年だったので、セブンサミットの看板で撮った写真がありませんでした。そんな訳で認定してもらえるか少々心配でしたが、係の方に事情をお話しして古い山名標と撮った写真をお見せしたところ「山はいつ登っても同じなのでいいですよ」と快く認定していただけました。優しくて親切な対応に本当に感謝です。認定バッヂはデザイン変更中で後日になるそうですが、楽しみにして待ちたいと思います。
　阿智セブンサミットは完登出来ましたが、恵那山にはセブンサミットの看板と写真を撮るために改めて登り直したいし、みんな景色の良い山ばかりなので、また何度でも訪れてみたいと思います。

＊参考＊
これまでの阿智セブンサミットの記録はこちら↓
①恵那山 (1999.7.11)
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1289373.html
②南沢山・③富士見台高原 (2020.10.25)
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2676055.html
④大川入山・⑤蛇峠山 (2020.12.3)
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2776891.html

コメント

ramisuke

oshuchanさん、阿智セブンサミット完登、おめでとうございます。
上田から飯田、かなーり遠いので、どうして行かれたのかと思っておりました。
目標があったのですね。

長野県民時代、時々岡崎や豊橋方面に用向きがあると、
和田峠→岡谷IC→飯田IC（もしくは途中伊那辺りから一般道）→阿智村からずーっと一般道で東海環状に出る！というルートを使っていました。
阿智セブンサミット、当時知っていたら歩いてみたかったなあと思いました。古い峠、ひかれます。

恵那山の記録は、認めてもらえて良かったですね。「山はいつ登っても同じ」山やにとって、嬉しい言葉で、拝読して私も温かい気持ちになりました。

また、記録を楽しみにしております。
そうだ、和田峠は無料化だそうですね。旧道も、有料道路も、長野県民時代に何度通ったことか・・・（笑）

🍣oshuchan

ramisukeさんありがとうございます。
おっしゃる通り家から遠い阿智セブンサミット、アプローチだけでも疲れましたが、達成出来てやれやれです。でも長野県人の私は、信州百名山も意識しているので、未踏の山の多い飯田方面には今後も通わなくてはと思っています。こんな時は広い信州が少し恨めしいです。
それにしてもramisukeさん、活動範囲が広いですね。岡崎や豊橋なんて、私は旅行に行く意外用事はありません。しかもわざわざ飯田や伊那から下道通るとか只者ではありませんね（笑）
ところで新和田トンネル、今回はお金を払って通りましたよ。普段は旧道専門なので新和田が無料となると楽になります。三才山も平井寺も既に無料となり、上田の人々も有料道路に搾取される生活からようやく解放です。

chibikappa

阿智セブンサミット完登おめでとうございます。一日に2座というのはさすがです。
コメントを拝見すると1999年からのチャレンジだったのですね。認定バッヂ届くの楽しみですね。

🍣oshuchan

chibikappaさんありがとうございます。
1999年はまだ阿智村が清内路村や浪合村と一緒になる前で、阿智セブンサミットなんて言うのはありませんでした。なので私が挑戦を始めたのは昨年の事です。
恵那山以外は２つずつ登ったので、４回通って達成出来ました。それぞれ最短ルートで登れば割と簡単に登れるので、chibikappaさんも良かったら挑戦してみて下さい。特に富士見台高原から南沢山へ、秋の稜線歩きはおすすめです。