乾徳山トレッキング(大平高原in/out)
- GPS
- 04:31
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 800m
- 下り
- 789m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
麓から駐車場までは車1台幅の細い山道を運転するしかなく、すれ違いはかなり困難。万一、対向車に出会ってしまうと、お互い相当困ることになります。(自分たちは幸いにして対向車に出会わず) |
コース状況/ 危険箇所等 |
12/12現在、大平牧場〜山頂間はツボ足で歩行可能だったが、山頂〜迂回下山道1,850m地点程度までは雪が積もったり、凍ったりしており、チェーンスパイク必携。迂回下山道はガレた急勾配で、上部は積雪しており、細心の注意を払って登り下りする必要がある。 |
その他周辺情報 | 下山後、ほったらかし温泉(800円)を利用 |
写真
感想
昨日は八ヶ岳・天狗岳で今シーズン初の雪山登山をこなし、晩は石和温泉街の健康ランド・瑰泉で宿泊。今朝3時前に誰もいない露天風呂でひと風呂浴びてから、登山口となる大平牧場駐車場まで向かいます。
朝4時過ぎに登山口へ着くと、上空には雲がなく、星空が超キレイ。これはご来光も期待できますね。大平牧場駐車場は、麓の徳和登山口より、標高にして500m近く高く、ショートカットできます。
ヘッドライトの灯りを頼りに、黙々と進むと、小屋沢の頭辺りで初めてイルミネートされた甲府盆地、さらにはその先に漆黒に浮かぶ富士が神秘的に輝いているシーンを撮れました、感無量。
その後も黙々と登っていくと、富士や大菩薩嶺がスッキリ見える展望スポットもあり、ほどなく髭剃岩へ。ここ、大人一人が往復するまで次の人は入れません。そしてカニ歩きして反対側まで到達すると眼下は断崖絶壁で落ちたらあの世行き。そして眼前には夜明け前に朝焼けしつつある南アルプスAll Stars♪。昨日、今日と南アルプスAll Starsの天候は絶好調ですね。
髭剃岩のちょっと上の展望台にてご来光を待ちます。大菩薩嶺の左より、真っ赤な太陽が上ってくると、一瞬で暖かくなります。そして、ピンク掛かった富士や毛無山がとってもステキでしたねー♪。
更に進むと鎖がジャラジャラ出てきます。極めつけは鳳岩(おおとりいわ)。ここは足の力をかけられる踏み込みポイントがあまりなく、かなり腕力に頼って登ることになります。ここを登り切ると、ほぼ山頂です。山頂直下はそこそこに雪が積もっていますが、登りは慎重に行けば、ツボ足で大丈夫でしたね。
山頂は360度ビューが待ってて、これまで見てきた富士山、富士外輪山、南アルプスAll Starsに加え、奥秩父山地の主稜線等もスッキリ見えます。去年登った和名倉山を始め、登頂済みの峰々(甲武信ヶ岳〜国師ヶ岳〜北奥千丈岳〜金峰山)を青空の下でつなげて見ると、中々の圧巻です。特に、金峰山は角度的に絶妙に見えるロケで、あと少しどちらかの山がずれていたら、お互いに見えない関係性でしたね(笑)。
山頂でチェンスパを装着し、迂回下山道経由で慎重にガレた急斜面を下っていきます。かなりの急勾配であり、雪のある1850mより上部は、チェンスパがないととても歩けない感じです。
国師ヶ原十字路まで下りてくると、あとは消化試合の様相。黙々と下るだけ。所々で富士が展望できます。大平牧場駐車場一帯は、大量の太陽光パネルが並んでおり、夜明け前に通過した際は全く気づきませんでした。圧巻の規模ですね。
乾徳山は、2000mを超す山で、見渡せる名峰が数多あり、それでいて登るのはそれほど難しくない山で、大変オススメできる山でした。二百名山もこれで46座目。まだ完登は目指していませんが、いよいよ折り返し地点が間近に迫ってきましたね!今年はこれで打ち止めでしょう!
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