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Yamareco

記録ID: 3834204
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

【湖北】行市山(660m)三方ヶ岳(600m)文室山(534m)

2021年12月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:26
距離
18.1km
登り
1,130m
下り
1,123m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:22
休憩
0:55
合計
9:17
7:06
18
7:24
7:25
23
7:48
7:55
23
8:18
8:23
8
8:31
8:37
54
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9:33
5
9:38
9:49
4
9:53
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15:15
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3
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24
16:10
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12
16:23
16:23
0
16:23
ゴール地点
,海涼楼茲聾鼎は賤ヶ岳の合戦、姉川の合戦、小谷城の戦いなど、多くの戦場となってきた。

行市山をめぐるエリアは、東の北国街道、西の塩津街道をにらむ要衝で、古くから砦が築かれた。柴田勝家がらみの戦跡が並ぶ地域。地形図には「毛受(めんじゅ)兄弟の墓」の記載がある。

L喙兄弟は、今市で敗れた主君を越前北荘に逃がすため、金弊の馬印をつけ、主君の身代わりとなって命を落とした。その武勲が称えられ、ここに祀られた。

に槓乎罎謀仂譴垢襦嵜濃柿」は、西アジア原産(諸説あり)。カキ渋を取るための品種。団扇や傘の防水、防腐のために使われ、日本文化に深い関わりを持っている。
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
昨日も終日の雨
何とか天気が
もてばいいんだけど
昨日も終日の雨
何とか天気が
もてばいいんだけど
中谷山
戦国時代の戦跡めぐり

中谷山
戦国時代の戦跡めぐり

ひょっとして「信濃柿」かと
勝手に思い込む
ひょっとして「信濃柿」かと
勝手に思い込む
ヤマガキに滴るしずくが
宝石の輝きに思えた
1
ヤマガキに滴るしずくが
宝石の輝きに思えた
別所山に立つ
サルノコシカケの仲間
サルノコシカケの仲間
何だか不思議
自然の造形は
いつだって素敵だ
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何だか不思議
自然の造形は
いつだって素敵だ
足元にもヤマガキ
足元にもヤマガキ
キュートすぎる
行市山に届いたけど
行市山に届いたけど
展望はお預け
それでも
鈴鹿・伊吹・金糞
存在感あるよね
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展望はお預け
それでも
鈴鹿・伊吹・金糞
存在感あるよね
墨絵の
七頭ヶ岳や横山岳も
悪くない
墨絵の
七頭ヶ岳や横山岳も
悪くない
行市山を後にして
この分岐でから
三方ヶ岳へ
それにしても
赤青黄だなんて
ススメか止まれか
どうしろと?
1
行市山を後にして
この分岐でから
三方ヶ岳へ
それにしても
赤青黄だなんて
ススメか止まれか
どうしろと?
シノブゴケ
エノキダケと
アラハシラガゴケ
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エノキダケと
アラハシラガゴケ
きのこも美しい
何かな
ヒダは
やや疎で
離性か隔性か
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きのこも美しい
何かな
ヒダは
やや疎で
離性か隔性か
植林界を歩いて三方ヶ岳へ
植林界を歩いて三方ヶ岳へ
クマさんのお住まいでしたか
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クマさんのお住まいでしたか
余呉湖が見えて
見所もそれなり
余呉湖が見えて
見所もそれなり
文室山に向かうと
食べ散らかしたカキの実
お猿さんのしわざか
文室山に向かうと
食べ散らかしたカキの実
お猿さんのしわざか
元気印の山岳会さんに
行き会いました
元気印の山岳会さんに
行き会いました
ソヨゴの赤い実
行市山からアプローチする文室山は
深山のおもむきでした
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行市山からアプローチする文室山は
深山のおもむきでした
鉄塔広場に出ると
比良山系やら中央分水嶺の峰々
そして越美の山並みも
鉄塔広場に出ると
比良山系やら中央分水嶺の峰々
そして越美の山並みも
林道に降りて振り返れると
文室山が
林道に降りて振り返れると
文室山が
ほんのり紅葉
ホソエカエデ?
いや違う
ウリハダカエデだ
ほんのり紅葉
ホソエカエデ?
いや違う
ウリハダカエデだ
クマノミズキの葉が
散り敷いていました
クマノミズキの葉が
散り敷いていました
シッポゴケかスギゴケの仲間が
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シッポゴケかスギゴケの仲間が
トヤマシノブゴケ
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トヤマシノブゴケ
食欲をそそる姿・形・色なのに
口中に広がる渋みに悶絶
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食欲をそそる姿・形・色なのに
口中に広がる渋みに悶絶
我が国を代表するグルメの大家としては
これはやはりお
猿さんに譲っておくとするか(意味不明)
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我が国を代表するグルメの大家としては
これはやはりお
猿さんに譲っておくとするか(意味不明)

感想

✻✻✻ 毛受兄弟の墓〜行市山 ✻✻✻
シカよけ柵を開けて山道へ。林谷山に立ち寄ってから中谷山へ。鉄階段で林道に出た。再び山道をたどって別所山(444)。いずれも曲輪(くるわ)の跡が残る砦の跡だった。

別所山のすぐ西側で、林道が寄り添った。ふと目をやると、道脇に霧に浮かぶカキの木。昨夜の雨のなごりか、小さな山柿が宝石のしずくを滴らせている。ひょっとして、これがまだ見ぬ「信濃柿」?と期待がふくらむ。

先日、目にしたSNSにある薬草園の信濃柿を投稿している方がみえた。ひょっとしてこれがそう?そう言えば、飛騨にそんな名前を持つ山があったぞ。

飛騨の山なのに、名前が「信濃柿」だなんて面白いね。信濃柿が自生してたのかな?

道脇のカキの足元に寄りたかったけど、雨に濡れたヤブをくぐるのも何だかなあと考えて、その場はあきらめる。

天気の回復を待ちながら、のんびり行市山へ。残念ながら、展望はまだ雲海の中だった。それでも、賤ヶ岳から鈴鹿の北端の霊仙山や、伊吹山から金糞山にかけての山並みが墨絵色に浮かび上がり始めた。

手前に小谷山・呉枯ノ峰・七々頭ヶ岳・新谷山・横山岳の裾野が見えてくると、気分も晴れる。


✻✻✻ 行市山〜三方ヶ岳〜文室山 ✻✻✻
三方ヶ岳に向かおう。おおむね植林界を歩く。福井(敦賀)と滋賀(長浜)の市境界はアップダウンを重ね、三方ヶ岳の向こうに伸びていく。境界線は地形に素直じゃないので、帰り道のコース取りは気をつけないと。

三方ヶ岳から折り返し、文室山へ。途中、サルがカキを食い散らした跡があった。形も大きさも、今朝見かけたあの山柿に似ている。サルが食べるってことは、渋柿じゃないんだろうね。

遠くからにぎやかな声が近づいてくる。どこかの山岳会の大所帯さんだ。隊の前後をベテランの猛者が固めた、つわものシニア隊。こんな方たちにリードしてもらう女性陣は、さぞ安心に違いない。

集福寺越から、プチやぶ漕ぎで文室山へ。低山ながらも、深山のおもむき。南面の鉄塔で眺望が開ける。大御影山から百里ヶ岳、比良山系の主峰たち。手前に、三国・乗鞍・大谷など、中央分水嶺が走っている。東側は、琵琶湖の北端と伊吹山だし、悪くない。


✻✻✻ 文室山〜毛受兄弟の墓 ✻✻✻
袖を引かれながら、駐車地まで林道で周遊。

さて、例の山柿に話を戻そう。木の下に降り立って、ぐいっと枝をたぐり寄せる。いくつか実を頂戴して、ポケットに詰め込んだ。

登山道に戻り、熟した実の一つに、すーっとナイフを入れる。恐る恐る口に含んでみると、甘いじゃないか!

けれども、最初のひとかじりの甘味が消えた瞬間、まとわりつく渋みが口の中にじわっと広がった。思わず吐き出す。これはヤバい。

日の入り時刻と競争しながら下山。車に到着したとたん、大粒の雨に変わった。危機一髪!

帰宅後、調べてみると、サイズも外観も、信濃柿とは程遠い。あの小柄でキュートな山柿は、どうやら、おサルさんに譲った方が良さそうだ。私の胃袋は上品に出来ているのだ(意味不明)

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