長野山・平家ヶ岳(中国高校登山大会で)
- GPS
- 08:00
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,366m
- 下り
- 1,549m
コースタイム
大会コースは、前日の幕営地=鹿野中学校(バス輸送か)貞森ー長野山ー県道出合ー平家ヶ岳ー大固屋(バス輸送か)この日の幕営地=広瀬高校
コースが長いので、登山前と下山後はバス輸送があったのだろうと思うが、その区間ははっきり覚えていない。
コースタイムは不明
長野山付近の経路は違っているかもしれない
アクセス |
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写真
感想
第25回中国高校登山大会に安西高校ワンダーフォーゲル部男子が出場したときの記録である。私はチームの監督として参加した。
9月の広島県予選で伝統校の広島学院を破って見事1位という成績で中国大会本選に望んだが、残念ながら選手/監督共々経験不足で、本選では7位(男子A隊19チーム中)と、あと一歩で入賞に届かなかった。
閉会式後、審査員を務めていた広島県のベテラン顧問から聞いた話だが、選手たちが審査員の目の前で足を滑らせてしまったのが歩行点で大きな減点となったようだ。
写真は残ってないが、長野山から平家ヶ岳へかけての稜線では、ウリハダカエデの紅葉がきれいだった印象がある。
なお、大会後の反省会での報告が古いファイルの中に残っていた。
(以下、大会報告の引用。「 」は登山大会での各審査項目)
【反省】
「体力」については特に問題がなかったろう。むしろ、実質歩行距離が約14kmと短く、またペースも割とゆっくりであったため、我が校の強みが発揮できなかったのが残念。
「歩行」については、不運といえば不運だが、いい勉強になった。
「設営」「炊事」については、特別山行などの成果が出た。
「装備」「気象(天気図)」「読図」「事前研究」「計画書」については、監督も含め、不注意・準備不足によるところ大。余計な失点であった。
「記録」については今後の研究課題。
【雑記】
11月の山は紅(黄)葉できれいでした。イロハカエデ・ヌルデ・アカメガシワ・シロモジ・ブナといった樹々が、今が盛りとばかり、赤や黄色に色づいていました。とりわけ見事だったのはウリハダカエデの紅葉です。島根/山口県境に入ると、道が落ちたばかりの赤い葉でうずまり、さながら赤いじゅうたんの上を歩いているようでした。また、県境の少し手前、968ピーク付近にあった数本のカラマツの黄葉も印象に残っています。
強風の下、景色を楽しむ余裕はあまりありませんでしたが、それでも1042.6三角点から平家ヶ岳へかけての稜線はなかなか眺めの良い所です。眼下に六日市の町並み、その向こうに安蔵寺山の赤みを帯びたどっしりとした山塊、そしてひときわ高い寂地・冠が見え、東方には羅漢山の独立峰が秀麗な三角錐を見せています。このあたり、島根県側はかなりの急傾斜となって下降し、また道は時おり露岩の上となって、やせ尾根の上を行くといった風情がいくらかあります。道ばたにはイワカガミも数多く見られます。
平家ヶ岳は思ったよりも展望のいい所です。東側の一部を除いてすべて見渡せます。なるほど長野山も360度の展望が楽しめる所ですが、山頂が広い平坦地のため、高度感としては平家ヶ岳のほうが上でしょう。
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