記録ID: 3843587
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ハイキング
中国
大津(おおづ)島(周南市)大津山 〜太平洋戦争の遺構が今なお残る山
2021年12月18日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 476m
- 下り
- 463m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
船
大津島巡航 徳山港10:40-11:24馬島港 740円 大津島巡航 瀬戸浜港16:55-17:14徳山港 740円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大津山(砲台山)から本浦への下山ルートは竹の倒木多数で通行困難。石垣やごみの散乱した集落跡付近からルートがわからなくなり、いばらに引っかかれ、蔦に絡まり、引っ付き虫に好かれ何とか本浦集落へ下山 |
写真
撮影機器:
感想
福山に来て以来、福山近辺のしま山を訪ねていたが、今回は青春18きっぷの使用と知人訪問を兼ねて山口県への遠征企画。
それにしても中国地方は広いな。隣県の徳山まて電車で4時間以上もかかるとは!
1日目は徳山港沖合にある大津(おおづ)島。「のほほん大津島」のキャッチコピーに偽りなし。下船したらまったりとした猫がのんびり歩いていた。
また、太平洋戦争に神風特攻隊ならぬ神潮特攻隊と言われた人間魚雷回天の訓練地、出港地となったのが大津島とのこと。その訓練地が今なお残り、また回天記念館には大津港から帰らぬ人となった方々の遺書を読むことができ、一気に80年近く前にタイムスリップできる。これらは必見である。
百聞は一見に如かずとは今日の体験のためにある言葉、と言って過言でない。
ただ、残念なのは大津山(大砲山)山頂部とそこへいたる道の状態。山頂は太平洋戦争の徳山への空襲に飛来する戦闘機を落とすための大砲跡が今なお残る貴重なところ。ただ山頂は2mほどの雑草が生い茂りこれらの大砲と、島からの眺望を隠していたのが残念。もう自然に帰っている状態だ。
手入れがされていないことを不満に思って下山したが、本浦から瀬戸浜まで歩いて納得。多くの家が空き家になっていた。島中にある比較的新しい観光看板の写真の大砲山山頂部の写真と大違いだ。人が去り自然に還る。
今後の保全に期待したい。
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コメント
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山口県遠征お疲れ様です。せっかくの戦跡地巡りも、自治体からの整備費用が付かないまま放置されると、あっという間に荒れてしまいます。
日本中のどこでも同様の景色がありますよね。
砲台山の山頂部と、そこへいたる道の整備状況は本当に残念でした。世界遺産は何年かごとに保全状況で指定解除があるとのことですが、しま山百選のこの山がこの状態だと、、、
島自体は見所豊富で「のほほん大津島」に偽りなしですが、、、
新幹線なら1時間半(最速1時間10分)で行けるのに、青春18きっぷで4時間かけて行くとは。。。
時間のある若者の特権を使ったかのようなアクセスに感動しました😭
・・・山行への感想じゃなくてスミマセン😅
そうきましたか
新幹線なら1時間ちょいなんですね。私は最初から青春18きっぷ利用前提で計画してましたから。そんなに違うんですね
私は今まで山陽新幹線に乗ってもトンネルの中ばかりで時々町が顔を出す印象でしたが、在来線は山深く積雪のあった三原〜東広島、広島市周辺の通勤路線、宮島〜柳井・光〜下松辺りの海の風景など変化に富んで飽きずに楽しめましたよ。岩国が広島県みたいな扱いもこの旅でよくわかり納得。
でも今度は新幹線にします。
瀬戸内を楽しまれてますね。拝見すると、
私の行ったことのあるところでは和歌山の友ヶ島と愛知の佐久島を足した感じというところでしょうか。
ラピュタの世界なら近場で土山町第七緑ヶ丘団地ってのもあります(マニア過ぎますが)。
島もそれぞれ個性があり、飽きることがないですね。
佐久島とか今初めて知りましたが、ネットで見る限り、大津島はそんなおしゃれな感じとは違いますね。
ましてなんですの、その土山〇〇とは、、、
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