【三河】背戸山(260m)久田野(276m)梅山(300m)艶山(300m)三日月山(323m)額堂山(421m)唐戸(417m)観音山(409m)
- GPS
- 07:06
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 733m
- 下り
- 736m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:06
「土曜日5連勤」という呪われた運命。ってことは、山に行けるのは日曜だけだ。まさに天気次第。つな渡り気分だった。
かと言って、登山が許される日曜日が、完全にフリーかと言うと、微妙すぎる。みなさん、同じだけど、社会生活とバランス取りながら、山の時間をひねり出すのは一苦労。
この日、夕方からやまれぬ用事。終日、拘束されなくてラッキー!
近場でルートを組もう。三河の善住禅寺から背戸山に登り、古坂峠・久田野峠・地蔵峠を結ぶ。鳥川エリアには地元のホタル保存会が整備するルートがある。それを使って、額堂山まで足を伸ばし、萩坂峠・杣坂峠・観音山へと周遊してみよう。
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
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感想
✻✻✻ 善住禅寺〜額堂山 ✻✻✻
善住禅寺は、龍の御朱印や、コバノミツバツツジで知られている。2万本とも3万本とも言われるツツジは、4月初旬の山里を桃紅(ももくれない)に染め上げる。
山門を左に折れ、地蔵堂を通って、庚申堂から冬枯れのツツジ回廊へ。ヤマモモの木をくぐると苫蔵(せんぞう)峠だ。石仏の安置された背戸山(菩薩峠)までは、あっけなかった。
かつては「全国名低山」に名を連ねた背戸山だが、木が育って展望はつらい。でも、ジャストで御来光が届いた。新しい一日に感謝しよう。
双容(ふよう)峠へ。稜線を離れ、山すそ巻いて、主稜線に登りついた。まずは、「久田野」三角点へ。その先の小ピークには、「うめ(梅)・つや(艶)」の芸者姉妹の名がついている。
おおっ。はじかれたように子ジカが立ち上がり、よろよろ逃げ出した。あれれ、怪我してるんだ。冬のさなかだし、群れから離れて生きていくのは大変だ。頑張れ!生き伸びるんだ!!
林道が割って入ると、久田野峠。ベンチの置かれた展望地へ。藤尾山・衣笠山・大山・雨乞山・宮路山・五井山・遠望峰山・三ヶ根山・・・遠州灘と三河湾が広がってるし、その向こうが紀伊山地だ。
地蔵峠へ。額堂山の西鞍部にあたる。東に取って、久しぶりの額堂山。シラカシの大木の足元で休憩しましょう。
✻✻✻ 額堂山〜観音山〜善住禅寺 ✻✻✻
「音羽開発」の切削法面の縁をたどる。カゴノキはいつ見ても美しい。鉄塔広場から見る本宮山・観音山・石巻山はいい感じ。
さらに萩坂峠から杣坂峠へ。浜松ナンバー車だ。登山道半ばで「こんにちは」する。
唐沢三角点の先で、これもまた久しぶりの観音山。下山は、豊川自然歩道を末端までたどり、山陰川沿いに善住禅寺に戻る予定だった。
でも、財賀寺の観音堂から稜線に登ってくるり道あたりで、地図にない道が西側に降りていく。
しっかり踏まれた溝道。明確な意志を持って歩かれた道だ。廃道歩きは、ヤブにまみれることがある。しかし、ここは迷わずプランBを選ぶ。
疑心暗鬼の下山だったが、真新しい花が活けられた地蔵堂が見えてきた。オッケ!笑顔がはじける。
ゲートを、ていねいに開け閉めして、人の手の入った農耕地に出た。さあ、善住禅寺へのホーム・ストレッチ。
私は、ひなびた村の雰囲気が大好きだ。萩町の生活の匂いを肌で感じながら、そぞろ歩いた。
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