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Yamareco

記録ID: 3849429
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳 北稜

2021年12月18日(土) ~ 2021年12月19日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
12:05
距離
10.2km
登り
1,293m
下り
754m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:26
休憩
4:09
合計
12:35
距離 10.2km 登り 1,296m 下り 765m
6:02
6
6:08
6:09
5
6:14
53
7:07
74
8:21
10:08
28
10:36
10:37
1
10:38
10:39
7
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11:57
10
12:07
12:10
82
13:32
13:43
133
15:56
16:34
22
16:56
16
17:12
17:14
28
17:42
17:43
13
17:56
18:09
9
18:18
19
18:37
午後に天気が安定するとの予報だったため、日没覚悟で午後の登攀としました。
下山は中岳沢を採りましたが、雪崩の危険を考えると、やや好ましくない選択でした。
天候 高曇り、終日西風強い。
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝6時、真っ暗の美濃戸山荘。
北沢に向けて出発。長い1日の始まり。
2021年12月18日 06:15撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 6:15
朝6時、真っ暗の美濃戸山荘。
北沢に向けて出発。長い1日の始まり。
堰堤広場、朝7時。黙々と歩きます。
2021年12月18日 07:09撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 7:09
堰堤広場、朝7時。黙々と歩きます。
2時間程度で赤岳鉱泉に到着。アイスキャンデーは半分くらい。
2021年12月18日 08:23撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 8:23
2時間程度で赤岳鉱泉に到着。アイスキャンデーは半分くらい。
午前中は悪天が予想されるため、午後からの阿弥陀登攀とし、先にテントを張ります。
2021年12月18日 10:07撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 10:07
午前中は悪天が予想されるため、午後からの阿弥陀登攀とし、先にテントを張ります。
行者小屋到着、10時45分頃。
昨日までのドカ雪で行者小屋も埋もれています。小屋裏で既にラッセル。
2021年12月18日 10:46撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/18 10:46
行者小屋到着、10時45分頃。
昨日までのドカ雪で行者小屋も埋もれています。小屋裏で既にラッセル。
阿弥陀岳、ジャンクションピークに向かって出発。
2021年12月18日 11:16撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 11:16
阿弥陀岳、ジャンクションピークに向かって出発。
いきなりラッセル。
2021年12月18日 12:11撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/18 12:11
いきなりラッセル。
北稜の樹林帯をひたすらラッセルで進みます。
2021年12月18日 12:23撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 12:23
北稜の樹林帯をひたすらラッセルで進みます。
行者小屋出発から2時間、だいぶ高度が上がって、ようやく視界が開けてきました。雲は凄い速さで流れています。
2021年12月18日 13:04撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 13:04
行者小屋出発から2時間、だいぶ高度が上がって、ようやく視界が開けてきました。雲は凄い速さで流れています。
まだまだラッセル。
2021年12月18日 13:05撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 13:05
まだまだラッセル。
北稜のジャンクションピーク。
この手前で後続の3人組パーティが追い付いてきて、ラッセルを代ってもらいました。ここまでで疲労困憊。
2021年12月18日 13:32撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 13:32
北稜のジャンクションピーク。
この手前で後続の3人組パーティが追い付いてきて、ラッセルを代ってもらいました。ここまでで疲労困憊。
これから登る北稜の岩稜(写真上部中央やや右)が見えてきました。
2021年12月18日 13:39撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/18 13:39
これから登る北稜の岩稜(写真上部中央やや右)が見えてきました。
稜線を忠実に辿って行きます。
3人組パーティさんのラッセルは力強く、どんどん進みます。
2021年12月18日 13:50撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/18 13:50
稜線を忠実に辿って行きます。
3人組パーティさんのラッセルは力強く、どんどん進みます。
赤岳の雄姿!
2021年12月18日 13:52撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/18 13:52
赤岳の雄姿!
行者小屋出発から4時間余り、やぁーーーっと取付点に到着。
あまりのラッセル三昧に、これがゴールかと錯覚しますが、なんとここからがスタート。
2021年12月18日 14:27撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/18 14:27
行者小屋出発から4時間余り、やぁーーーっと取付点に到着。
あまりのラッセル三昧に、これがゴールかと錯覚しますが、なんとここからがスタート。
山想会最弱男の決意のリード!
2021年12月18日 14:53撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 14:53
山想会最弱男の決意のリード!
取付点目印のペツルのボルト。
2021年12月18日 15:16撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 15:16
取付点目印のペツルのボルト。
1P目、苦しいラッセルの跡が見えます。
2021年12月18日 15:27撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/18 15:27
1P目、苦しいラッセルの跡が見えます。
1P目終了点。
2021年12月18日 15:29撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 15:29
1P目終了点。
2021年12月18日 15:40撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 15:40
最弱男の決意のリード、2P目!
と大げさに書いていますが、実際は大したクライミングではないです。
2021年12月18日 15:40撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 15:40
最弱男の決意のリード、2P目!
と大げさに書いていますが、実際は大したクライミングではないです。
手足のホールドはたくさんあります。
2021年12月18日 15:45撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/18 15:45
手足のホールドはたくさんあります。
右のボルトは埋もれていたものを偶然に掘り出しました。
2021年12月18日 16:05撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 16:05
右のボルトは埋もれていたものを偶然に掘り出しました。
立ち木を掘り出して、プロテクションをとります。
2021年12月18日 16:07撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 16:07
立ち木を掘り出して、プロテクションをとります。
2P目はロープ一杯まで出して、雪上に支点を構築。
これでクライミングは終了、これからこの雪稜を頂上まで詰めます。
2021年12月18日 16:18撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 16:18
2P目はロープ一杯まで出して、雪上に支点を構築。
これでクライミングは終了、これからこの雪稜を頂上まで詰めます。
夕暮れ迫る頂上の風景。強風でした。
2021年12月18日 16:30撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 16:30
夕暮れ迫る頂上の風景。強風でした。
最弱男、感無量。
ですが、ゆっくりもしてられず、頂上滞在は3分ほど。
2021年12月18日 16:30撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/18 16:30
最弱男、感無量。
ですが、ゆっくりもしてられず、頂上滞在は3分ほど。
下山も微妙。もしかしたら登るよりも難しい。
2021年12月18日 16:41撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/18 16:41
下山も微妙。もしかしたら登るよりも難しい。
これを下る!
2021年12月18日 16:41撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 16:41
これを下る!
ルートは中岳沢を取ります。
2021年12月18日 16:59撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 16:59
ルートは中岳沢を取ります。
17:30、下山。すっかり日没。
2021年12月18日 17:42撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 17:42
17:30、下山。すっかり日没。
赤岳鉱泉到着は18:30。この後はテントでお休み。
長くて充実の1日でした。
2021年12月18日 18:36撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/18 18:36
赤岳鉱泉到着は18:30。この後はテントでお休み。
長くて充実の1日でした。

感想

年末の冬合宿に備えたトレーニングで、阿弥陀岳北稜にチャレンジ。
長い長いラッセルのあとで、ご褒美のような登攀2P、最高に楽しかったです。
山想会最弱の私ですが、リーダーの温かいご支援のもと、リードでがんヴぁりました。
長いアプローチ、辛いラッセル、なんだかんだの岩登り、微妙な下山、とまさにアルパインクライミングの全てが凝縮された、充実の1日!
共に登った仲間に限りない感謝です。次もまたご一緒に!!

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体力レベル
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