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Yamareco

記録ID: 385652
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳(強風でテン泊断念も絶景のご褒美!)

2013年12月22日(日) ~ 2013年12月23日(月)
 - 拍手
GPS
29:58
距離
37.3km
登り
2,695m
下り
2,680m

コースタイム

1日目
山行
6:37
休憩
0:47
合計
7:24
距離 17.8km 登り 2,273m 下り 321m
6:35
22
7:51
38
9:31
16
9:47
9:52
38
10:30
10:31
25
10:56
11:10
27
11:37
11:45
22
12:07
12:21
27
12:48
18
13:06
13:08
34
13:42
13:45
14
13:59
2日目
山行
4:58
休憩
1:12
合計
6:10
距離 19.4km 登り 419m 下り 2,375m
6:17
10
6:27
6:28
16
6:44
6
6:50
7:02
6
7:08
14
7:22
7
7:29
8:20
6
8:26
15
8:41
8
8:49
10
8:59
11
9:10
13
9:23
9:26
9
9:35
9:40
18
10:08
49
10:57
29
11:26
40
12:24
3
12:27
ゴール地点
【1日目】
6:30宮城ゲート(駐車場) - 8:05力水(水場) - 9:50燕岳登山口 - 10:30第一ベンチ - 11:00第2ベンチ - 11:40第3ベンチ- 12:10富士見ベンチ - 12:50合戦小屋 - 14:00燕山荘
(総行動時間:7時間30分)

【2日目】
6:20燕山荘 - 6:55燕岳7:05 - 7:30燕山荘(下山準備)
(山頂往復時間:1時間10分)
8:20燕山荘 - 8:50合戦小屋 - 9:00富士見ベンチ - 9:10第3ベンチ - 9:25第2ベンチ - 9:35第1ベンチ - 10:00燕岳登山口 - 12:30宮城ゲート(駐車場)
(下山時間:4時間10分)
(総行動時間:5時間20分)
天候 1日目:曇時々晴れ(稜線強風)
2日目:快晴
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中房温泉に向かい宮城ゲート手前の登山者用駐車場を利用。(100台ほど駐車可能)
この日は駐車場まで路面凍結、積雪はなし。
コース状況/
危険箇所等
■コース状況

・宮城ゲートから燕岳登山口まで林道を13kmひたすら歩く。
・林道は凍結箇所多し。(アイゼンをつけている人もいた)
・林道は基本雪道だがブルで除雪されていた。
・登山口から先も終始雪道でアイゼン着用。
・トレースはあるが合戦小屋から上部は風でトレースがない場合もある。
・合戦小屋から先は冬道となるため夏とルートが異なる。
・稜線、山頂へのルートは燕山荘のスタッフが立ててくれている旗が目印になる。
・1日目は強風のため幕営できず。(本来のテン場は吹き溜まりで利用できないが、燕山荘の階段下のくぼ地に張れる)

■その他

・宮城ゲートに登山ポストあり。
・この連休は燕山荘でクリスマスパーティーあり。(ケーキとワインが振る舞われる)
・燕山荘に泊まっていたのは60名程度。全員小屋伯でテン泊なし。
・夕方の外気温は-15度。
・温泉は山のたこ平の日帰り湯(大人500円)・・・露天風呂あり。
冬季通行止めの宮城ゲートから出発!
2013年12月22日 06:35撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
12/22 6:35
冬季通行止めの宮城ゲートから出発!
登山口までの距離が表示されているが・・・いいのか悪いのか(笑)
2013年12月22日 07:07撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3
12/22 7:07
登山口までの距離が表示されているが・・・いいのか悪いのか(笑)
林道は基本的に雪道or凍結
2013年12月22日 07:24撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
12/22 7:24
林道は基本的に雪道or凍結
ばかデカいつらら。ストックと比べると一目瞭然。
2013年12月22日 07:48撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/22 7:48
ばかデカいつらら。ストックと比べると一目瞭然。
力水をいただく。残り6kmくらい。
2013年12月22日 08:05撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
12/22 8:05
力水をいただく。残り6kmくらい。
霧氷と青空が美しい。
2013年12月22日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/22 8:33
霧氷と青空が美しい。
有明荘もすっかり雪の中。
2013年12月22日 09:34撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
3
12/22 9:34
有明荘もすっかり雪の中。
ようやく燕岳の登山口。ここまで来ればもう登頂した気分。
2013年12月22日 09:48撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4
12/22 9:48
ようやく燕岳の登山口。ここまで来ればもう登頂した気分。
合戦小屋も当然雪の中。
2013年12月22日 12:48撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
12/22 12:48
合戦小屋も当然雪の中。
合戦小屋を過ぎると森林限界を超えて風が強くなる。
2013年12月22日 13:01撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
2
12/22 13:01
合戦小屋を過ぎると森林限界を超えて風が強くなる。
景色はいいけど、吹きさらし。
2013年12月22日 13:11撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/22 13:11
景色はいいけど、吹きさらし。
この辺はまだトレースが残っていますが…
2013年12月22日 13:18撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/22 13:18
この辺はまだトレースが残っていますが…
風が強い場所はこの通り、一瞬でトレースが消えてなくなる。
2013年12月22日 13:36撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/22 13:36
風が強い場所はこの通り、一瞬でトレースが消えてなくなる。
燕山荘到着。この後テントの受付を済ませたものの強風で設営できず。
2013年12月22日 14:01撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
4
12/22 14:01
燕山荘到着。この後テントの受付を済ませたものの強風で設営できず。
雪煙の向こうに浮き立つ槍のシルエット。
2013年12月22日 14:09撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/22 14:09
雪煙の向こうに浮き立つ槍のシルエット。
そして燕岳!
2013年12月22日 14:25撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/22 14:25
そして燕岳!
テント設営のために整地しながら撮った燕山荘の写真・・・実はこの時、烈風で気持ちに余裕なし。
2013年12月22日 14:27撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/22 14:27
テント設営のために整地しながら撮った燕山荘の写真・・・実はこの時、烈風で気持ちに余裕なし。
午後4時過ぎ・・・夕焼けタイムも強風吹きすさぶ。
2013年12月22日 16:15撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/22 16:15
午後4時過ぎ・・・夕焼けタイムも強風吹きすさぶ。
一瞬風が止んだ瞬間を捉えてシャッターを切る。
2013年12月22日 16:21撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/22 16:21
一瞬風が止んだ瞬間を捉えてシャッターを切る。
燕岳に映る夕焼けも美しい。
2013年12月22日 16:30撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/22 16:30
燕岳に映る夕焼けも美しい。
今日の最後に槍のシルエット。
2013年12月22日 16:35撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/22 16:35
今日の最後に槍のシルエット。
燕山荘のクリスマスケーキをおすそわけしてもらいました。
2013年12月22日 18:23撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/22 18:23
燕山荘のクリスマスケーキをおすそわけしてもらいました。
テント断念につき燕山荘の寝室から一枚。
2013年12月22日 20:50撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
7
12/22 20:50
テント断念につき燕山荘の寝室から一枚。
翌朝、誰もいないロビーで朝食を自炊。お茶漬けです。
2013年12月23日 04:56撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
7
12/23 4:56
翌朝、誰もいないロビーで朝食を自炊。お茶漬けです。
外へ出ると東の空が白み始めていた。
2013年12月23日 05:53撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
20
12/23 5:53
外へ出ると東の空が白み始めていた。
朝焼けの富士山と松本の夜景。
素晴らしきコラボレーション。
2013年12月23日 05:55撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 5:55
朝焼けの富士山と松本の夜景。
素晴らしきコラボレーション。
八ヶ岳と下に広がる雲海。
2013年12月23日 06:03撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
14
12/23 6:03
八ヶ岳と下に広がる雲海。
富士山と甲斐駒、北岳、仙丈、それに雲海と夜景まで。
2013年12月23日 06:04撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 6:04
富士山と甲斐駒、北岳、仙丈、それに雲海と夜景まで。
常念と大天井も少しずつその姿を現す。
2013年12月23日 06:07撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 6:07
常念と大天井も少しずつその姿を現す。
燕山荘から浅間山もクッキリ。
2013年12月23日 06:18撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
9
12/23 6:18
燕山荘から浅間山もクッキリ。
雪庇もこうして見ると幻想的だ。
2013年12月23日 06:21撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 6:21
雪庇もこうして見ると幻想的だ。
夜明けの燕岳を写した一枚。
2013年12月23日 06:25撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 6:25
夜明けの燕岳を写した一枚。
燕岳といえば「イルカ岩」。
バックは槍ヶ岳。
2013年12月23日 06:27撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
14
12/23 6:27
燕岳といえば「イルカ岩」。
バックは槍ヶ岳。
こんな木々のシルエットも好きです。
2013年12月23日 06:31撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
7
12/23 6:31
こんな木々のシルエットも好きです。
北横岳あたりから日が昇ってきた。
2013年12月23日 06:53撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 6:53
北横岳あたりから日が昇ってきた。
燕岳登頂!ちょうど御来光タイム。
2013年12月23日 06:54撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 6:54
燕岳登頂!ちょうど御来光タイム。
きたきた。
2013年12月23日 06:56撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 6:56
きたきた。
槍の穂先もピンク色に染まる。
2013年12月23日 06:57撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 6:57
槍の穂先もピンク色に染まる。
右に鹿島槍と左に蓮華岳。
2013年12月23日 06:58撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
9
12/23 6:58
右に鹿島槍と左に蓮華岳。
この日は剱立山まで見渡せた。
この時期としては貴重な光景だ。
2013年12月23日 06:58撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 6:58
この日は剱立山まで見渡せた。
この時期としては貴重な光景だ。
水晶岳も別名「黒岳」なのに、すっかり「白岳」だ。
2013年12月23日 06:58撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 6:58
水晶岳も別名「黒岳」なのに、すっかり「白岳」だ。
富士山と南アルプス。
2013年12月23日 06:58撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 6:58
富士山と南アルプス。
何か生命力を感じさせてくれる、そんな御来光だ。
2013年12月23日 07:03撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 7:03
何か生命力を感じさせてくれる、そんな御来光だ。
槍もだいぶオレンジ色になってきた。
2013年12月23日 07:03撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 7:03
槍もだいぶオレンジ色になってきた。
八ヶ岳と朝日と雲と。
2013年12月23日 07:04撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 7:04
八ヶ岳と朝日と雲と。
シュカブラが朝日を浴びて作り出す自然の造形美。
2013年12月23日 07:08撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 7:08
シュカブラが朝日を浴びて作り出す自然の造形美。
おなじみメガネ岩。
2013年12月23日 07:09撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 7:09
おなじみメガネ岩。
シュカブラ造形美、その2
2013年12月23日 07:11撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 7:11
シュカブラ造形美、その2
シュカブラ造形美、その3
2013年12月23日 07:18撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 7:18
シュカブラ造形美、その3
別の角度からイルカ岩と槍。
2013年12月23日 07:22撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 7:22
別の角度からイルカ岩と槍。
元々白いけど、雪をまとって更に白くなった燕岳。
2013年12月23日 07:27撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 7:27
元々白いけど、雪をまとって更に白くなった燕岳。
こちらは元々黒いけど白くなった槍ヶ岳。
2013年12月23日 07:27撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 7:27
こちらは元々黒いけど白くなった槍ヶ岳。
前日一生懸命テント設営のために整地した場所・・・努力の跡がむなしい。
2013年12月23日 07:28撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
6
12/23 7:28
前日一生懸命テント設営のために整地した場所・・・努力の跡がむなしい。
遠くには火打、妙高など。すごい好天。
2013年12月23日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 8:16
遠くには火打、妙高など。すごい好天。
大天井と常念。
2013年12月23日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 8:20
大天井と常念。
さてと下山しますか。
2013年12月23日 08:25撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 8:25
さてと下山しますか。
バイバイ槍ヶ岳!
2013年12月23日 08:25撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 8:25
バイバイ槍ヶ岳!
ありがとう燕山荘!
2013年12月23日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 8:30
ありがとう燕山荘!
ここからがキツイ。13kmの林道を戻ります><
・・・でも絶対また来るよ!
2013年12月23日 10:10撮影 by  Canon PowerShot G16, Canon
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12/23 10:10
ここからがキツイ。13kmの林道を戻ります><
・・・でも絶対また来るよ!
撮影機器:

感想

およそ20年前、自分にとって初めての登山は燕岳だった。
当時松本に住んでいた自分はバイト先の知り合いに連れられて燕岳に登り、燕山荘に泊まった。
松本から近くて、学校登山でも使われる手頃な山、その条件を満たしていた山が「燕岳」だったと記憶している。
初めての山小屋となった燕山荘は普通に快適で、稜線や燕岳からの景色は美しかった。

それから20年たった今、いよいよ冬季の燕岳に登る時がきた。
あの時とは違う、誰かに連れられて行くわけではないし、そこそこ山を経験した今だからこそ見える景色もあるはずだ。

燕山荘に泊まるのも良かったが、せっかく稜線にテントを張れる機会なので頑張ってテン泊装備で登ることにした。

朝6:30、林道の宮城ゲート手前の駐車場を出発し登山口まで13kmの距離をひたすら歩く。
この距離を歩いてまで燕岳を訪れようとするのは本当に山や燕岳、あるいは燕山荘が好きな限られた人達だけだろう。

所々に登山口までの距離を記した標識があるのだが、いいような悪いような・・・結構歩いたつもりでもあまり距離が変わっていないとガッカリしてみたり(笑)

とはいっても所詮は林道歩き。技術は求められない体力勝負の世界。
出発から3時間ほどで登山口に到着。ここで気持ちを切り替えよう。

「ここまで車できたと思えば、あとは普通に登るだけ・・・」
はい、疲れが吹き飛びました(笑)

そんなわけで、普通に燕山荘に到着(笑)
途中、森林限界を超えてから風が強くなってきたが、時間を追う毎に更に勢いを増してくる。
テントの受付を済ませ、小屋の階段下のくぼ地をスコップで整地したものの、いかんせん風が強すぎてテントが張れない。
張れたとしても飛ばされない自信もない(^^ゞ
指の感覚もなくなってきている・・・

はい、あきらめました。

せっかく重い荷物を担いで来たのに悔しいが、命には代えられないので燕山荘に退却!
素泊まり-6,500円なり(泣)
後で燕山荘のオーナーと話す機会があったが、こんな風はあまり経験がないとのこと。ツイてない。

ともあれ、予定外とはいえ20年ぶりに燕山荘に泊まることとなった。
夕食時・・・素泊まりの自分は隅っこでおでんとカレーを温めて食べていた。
食堂では・・・サンタさんの恰好をしたスタッフが皆さんにケーキを振る舞っている。
どうやらワインのサービスもあるらしい。
「ああ、ケチって素泊まりにするんじゃなかったな。」
気分はマッチ売りの少女。
まだテントにいた方が余計な情報が入って来ないだけよかったかも。
そんなことを考えているとひとりのサンタさんがやってきた。

「素泊まりの方にもケーキをどうぞ!」

捨てる神あれば拾う神あり、とはこのことか。
やっぱり燕山荘は最高だ!←単純
テン泊断念で挫折感を味わってことも忘れ、すっかり気分を良くして眠りについた。

翌朝、まだ暗く寒いロビーで自炊し早めの朝食をいただく。
目当てはモルゲンと御来光。
早速外へでると風はすっかり収まり東の空は白み始めていた。
そしてすぐに気付く。

「ヤバい!絶景だ。」

この時期には悪天であまり見ることのできない剱、立山や鹿島槍方面など、北の山々も全て眺めることができた。
東には浅間山、八ヶ岳、富士山、南アルプス。
南には、槍、穂高、常念、大天井など。
眼下には雲海に加えて松本と安曇野の夜景まで輝いている。

燕山荘のオーナーも「この時期こんな良い景色はあまり見れないよ」と言っていたが、その通りだと思った。

そして燕岳の山頂でご来光を拝む。
自分の他に3名ほどいたが、この時期ならではのとても静かな山頂だった。
山頂でも思う存分絶景を楽しみ、燕山荘へと戻った。

なごり惜しかったが荷造りをして下山。
最高の景色と天気のせいかみんな笑顔が絶えない。
各々に記念撮影等をしてから下山の途についたようだ。

最後13kmの林道歩きも絶景の余韻を楽しみながら歩けば苦にならなかった。
それ以上に、また来よう!そんな気持ちが更に強くなった。

初めての登山でこの場所を訪れてから20年・・・改めて燕岳と燕山荘の素晴らしさを知ることができた。

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訪問者数:4191人

コメント

今までのレコの中で
一番最高の写真じゃない!?

こっちはこの三連休、山に行けず。ケーキ食ったり、能登中島の牡蠣づくし食いに行ったり、家族サービス。それぞれのクリスマスですな(^^)
2013/12/25 20:32
写真もですが、生の景色がマジやばかったです。
yamachan、こんばんは。

能登の牡蠣づくし、いいですね。今食べたい。(笑)
今回もヤバいくらいの景色でした。
最近は何かを断念すると、代わりに別のご褒美がもらえる流れになってます(笑)

夕刻、強風の中の荒涼とした雰囲気もよかったし、夜明けの張りつめた空気、それとモルゲン、雲海、夜景のコラボなど、良い条件がそろい過ぎてました。

小屋泊まりの装備ならもっと気軽に登れそうなので、毎年の恒例行事にしたいと思っています。
2013/12/25 22:03
この景色はヤバいですね!
Sanchan33さん、こんばんは! 
燕岳、いいですね!!!  僕もこの山のバランスのとれた美しさが大好きです   
夏のハイマツと花崗岩のコントラストも素晴らしく、冬は比較的安心して登れて北アルプスの厳冬期の厳しさと神々しいほどの景色を見せてくれますね

それにしても見事な写真ですね!
シュカブラと朝日のあの色が最高です
家に飾りたいくらい気に入りました
2013/12/25 22:40
さすが北アルプスの女王ですよね。
kaikaireiさん、おはようございます。

この日も燕岳にするか甲斐駒にするか仙丈にするか悩んだ結果、燕にしました。
天気予報では南アの方が良さそうでしたが、いちかばちか燕に行ってみたら結果大正解でした。

燕はさすが北アルプスの女王といった感じでそれほど険しくなく、コマクサの花が良く似合い、周りは広々として景色もよく、夜景も見える素晴らしい山ですね。
自分は女王というより、どちらかというとプリンセスだと思っています。

夏は混みすぎるのでこの時期がこの山の良さを一番味わえるかな、と思っています。

kaikaireiさんも天気がいい日を狙って是非!
2013/12/26 6:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳(中房温泉から往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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