谷川岳
- GPS
- 04:41
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 909m
- 下り
- 911m
コースタイム
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 4:38
天候 | 快晴 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪上を歩くので、滑り止めやスノーシューがあったほうがよい。雪質は今日の時点では粉雪。 |
写真
感想
好天をとらえて谷川岳のオキ・トマの耳を訪問してきた。
谷川岳ロープウェイの駐車場には8時ちょうどに到着。立体の広い駐車場だがガラガラ。この駐車場を使うのは久々だ。8:30にロープウェイが動き出すので、手早く朝食と準備を済ませ、チケットを購入してロープウェイに乗車。このロープウェイに乗るのも実に久し振り。車中からしばし景色を楽しみあっと言う間に天神平に到着。8:55に行動開始。Zさんの提案でしばらくつぼ足で歩くが、やはり足を取られて歩きにくいので、斜面の途中でスノーシューを履く。自分のスノーシューは既に15年目で、ベルトは既に一度全て交換していて、その他プラスチック部品も一部は今回持参のためにチェックしたら粉々に砕けてしまった。スノーシュー本体は割れたりしなかったので持参したが、行動中もつか不安だった。
スキー場のゲレンデから遠ざかりトラバース気味に距離を稼ぐ。標高はあまり上がらない。10時ちょうどに熊穴沢避難小屋に到着。小屋の前で休憩。この先はZさん曰くスノーシューよりもアイゼンが良いとのことなので、換装する。脱いだり履いたりは面倒と言えば面倒だが、経験者の言に従う。そして実際にこの先は、踏み跡が明瞭で且つ傾斜もきつくなったので、スノーシューよりもつぼ足アイゼン歩行のほうが適切だった。さすがに経験者は違う。無雪期残雪期の谷川岳は何度か登ったが、積雪の多い時期は初めてだったので、そのあたりの加減は今ひとつ分からなかった。降雪直後であれば潜ってきつい登りだったと思うが、今日は既に適度に踏み固まっていて、アイゼンが効きやすく歩き易かった。背中に背負ったスノーシューが重いことを除けば中々快適だった。天候は、朝は曇っていて鉛色の空だったが、避難小屋に着くあたりからは青空に代わり、風もないので景色を楽しみながら歩くことができた。谷川岳の主脈方向がよく見え、その他関東北部の名だたる山々を見ながら歩くことができた。天気が良い予報だったので谷川岳を選んだのだが、ここまで良くなるとは思わなかった。好天に感謝しつつ歩く。
肩の小屋には11:30頃に到着。この辺りまで登るとさすがに風が抜けて寒く感じるようになったので、ザックからジャケットを取り出して羽織る。グローブは歩き出しからずっとフリースのインナーグローブだったが、これはこの先もこのままで行くことに。肩の小屋までくればもうトマの耳は目前。トレースを利用させてもらいつつ、11:35にトマの耳に到着。無人、貸し切り。Zさんは何度か冬の谷川を訪れたことがあったが、自分は初めてなので感動しきり。至仏山や燧ヶ岳、武尊山などがよく見えた。今日は標高の低い別の山に当初登る予定だったが、転進して谷川岳にして大正解だった。Zさんとも話をしてこの先のオキの耳も行くことに。というか、Zさん的にはこの天候で行かないなんてあり得ないようだった。トマの耳まではトレース明瞭で歩き易かったが、この先は1人分くらいしかトレースがないようだった。それでも雪の状態がよく、大きく潜ることもなかったので、長時間かけることなくオキの耳にも到着。ここも無人だった。好天の平日なので、贅沢にも双耳峰のどちらも貸し切りで眺望を楽しむことができたが、週末や祝日だったら、このようにはならなかっただろう。自分がビギナーズラックだったのかもしれない。
オキの耳でしばし座って休み、持参したものを飲食する。風は弱いので、長居しても苦痛では全くなかった。むしろもっと長くいたかったが、下山後移動しなければならないので、正午を回ったあたりで後ろ髪引かれる思いでオキの耳を後にする。オキの耳から見たトマの耳も立派だった。帰りはこれから登る登山者とすれ違いが増える。トレースは既にばっちりで高速道路状態なので、歩くには問題ないだろう。肩の小屋から下は一部トレースのないところを歩きながら下る。雪質が粉雪なので、潜っても下りであれば体力の消耗もせずに進むことができた。今日は歩きはではなく、スキーとシールで登り、帰りに一本滑れば最高だったな、と思わずにはいられなかった。標高が下がると、照り返しのため2人とも寒さよりも暑さを感じるようになる。休憩に適当なところが見当たらなかったので、結局避難小屋まで戻ってそこでウェアの調整をした。ここでアイゼンは外そうか少し悩むも、まだ先も長いのでそのまま進むことに。避難小屋から先、帰りは大きく登り返さず巻き道を通ってスキー場に至った。このほうがアップダウンが少なくて楽だった。スキー場には13:31に到着。アイゼンを外して下りのロープウェイに乗車。12月に初めて谷川岳を訪問したが、なかなか楽しかったし、展望も素晴らしかった。次回こそは山スキー一式を持参して、適当な斜面を滑りたい。
当日山滑走したhareharawaiです。1本目の登りでお二人とお話できて嬉しかったです。
hidekazuさんのNo.15のオキノ耳下のphotoはマチガ沢下降点で、自分がもし行ったら滑り下りたい衝動に駆られてしまうのでオキまで行かなくて良かったです。
次回はぜひぜひスキー滑走をお楽しみください♪
hareharawaiより
先日の谷川は、やはりスキーで行くべきでしたね。
でも当日天気は良かったし、12月にトマオキへ行ったのは初めてだったので、満足度は高かったです。
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