九重連山トレッキング(赤川温泉in/out)
- GPS
- 04:52
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,105m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
12/25現在、アクセス道には一切の路面凍結なし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤川登山口〜久住山間は、基本的には標識通り進めば、迷う要素はない。自分は、一度標識を見落として、堰堤に進む舗装路を進んでしまい、行き止まりとなり戻る羽目になり、20分ほど無駄にしました。 |
その他周辺情報 | 登山口にある赤川温泉を利用。フリーWi-Fiあり。 |
写真
感想
1週間の九州遠征Day1。初日は、熊本空港から近くて晴れ予報、九州の屋根、九重連山をセレクト!
前回は、牧ノ戸峠から南下しましたが、今回は反対側の赤川登山口から北上します。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1811890.html
予報では昼過ぎから晴れ予報で、熊本空港着陸時にも九重連山は分厚い雲の中。空港から登山口へ向かう途中も、九重連山は全然見えません。そういう意味では、阿蘇山も同じ予報で、道中、振り返っても、阿蘇山も全然見えません。「本当に大丈夫かいな?」という思いを持ちつつ、天気予報を信じてドライブします。
登山口には立派なトイレがあります。立派と言っても、便器に水が貯まるまで長時間必要で、1回流すとしばらく流せませんが・・・。さておき、山頂方面の雲が掃けてきて、青空が所々見え始めているので、予報が当たりそうでワクワクした思いでスタート。
開始早々に、どう見てもわかりやすい標識を見落とし、堰堤方面の舗装路を誤って登ってしまいます。途中、ゴロゴロ岩が転がっていて、岩を乗り越えながら、「豪快な登山道だな」などとノンキな気分で登っていきますが、堰堤で行き止まり。どうみても登山道はなく、引き返します。その後林道出合で、下山してきたシニアハイカーより、「自分たちが登頂した時は真っ白だった。今からだったら景色いいだろう」と言われ、気を良くします♪。
そこからは急登ですが、迷いなくひたすら直登です。森林限界を越えると、青空の下で、霧氷に覆われた久住山の前衛峰が見え、好天を確信します。この南面は、そんなに強風ではないのですが、山頂は風速10mを遥かに超える予報につき、気を引き締めて登り続けます。
道迷いの時間を除くと、1時間20分位で、九重連山の盟主・久住山へ2度目の登頂を果たします。この久住山から北面になりますが、北風が想像以上に突風で、めちゃくちゃ寒い!「山が好き 酒が好き」の五竜シャツになることは到底できず、記念写真を何枚か撮って、次なる目的地へ。
そう、今回の九重連山の最大のターゲットは、久住山でも中岳でもなく、実は・・・、「氷結した御池を歩く」ことでした。往路は天狗ヶ城を巻き、氷結した御池の上を歩いて中岳へ向かいました。今回の九州遠征で持参したチェーンスパイクは、実はこの御池の上を歩いた5分程度しか出番がありませんでした。真っ白な雪山も何座か登ったのですが・・・。
御池の上で、三脚で「山が好き 酒が好き」の五竜シャツのバックショットを撮るイメージは、前夜東京にいた時から持っていて、敢えてDay1は五竜シャツを着てきたので、体感-10℃を下回る極寒の山上で、意を決してハードシェルを脱ぎ、バックショットを撮りましたよ〜。根性ですね、まさに「山が好き」でないと、できない芸当です(笑)。
その後は、九州本土の最高峰・九重中岳に立ち、今回の九州遠征で行きたい三百名山・大船山や、昨年縦走した由布岳&鶴見岳の稜線を眺めて感無量。そうそう、氷結した御池を中心に据えて、霧氷で白い九重連山が取り囲む姿は圧巻の絶景ですね。ただし、北風で寒すぎて、山頂にも長居はできません。計画では、稲星山を越えて、神明水分岐を南下し、周回ハイクの予定でしたが、とっても寒く、暗くなる前に下山できないと怖いので、中岳から少し稲星山方面へ下った所で折り返し、来た道をピストンすることにしました。
実は、翌日(Day2)は、下山口から比較的近い大崩山へ登頂予定でしたが、翌日の大崩山は晴れ予報なれど、今日の九重連山同様、風速10mを超える強風予報。今日の九重連山で、強風の寒さ(怖さ)が身にしみたので、岩峰・大崩山へ強風の中行くのは得策でないと考え、予定を変更。今回の九州遠征の最大の目標は、未踏の二百名山である大崩山、高千穂峰、桜島(湯之平展望所)の3座に晴天時に登り、九州の二百名山全8座へ完登すること!熊本空港から北上してきたので、距離的に無駄は多いが、Day3の高千穂峰が晴れ予報のため、Day2は下山口から380km南の三百名山・高隈山(大箆柄岳)へ一路南下しよう、と考え始めていたこともあり、最速で下山するためにも、勝手知ったる来た道を戻ろう、と考えました。
下山後、登山口にあった赤川温泉で汗を流します。登山口近くを流れる沢は硫黄臭漂い、硫黄成分が凝固した沢で、まさにそこを源泉とする温泉ですね。フリーWi-Fiもあり、Day1の成果をFacebookでレポートし、一路280km離れた、鹿児島県高隈山の麓を目指して南下開始です。
Day2-1:高隈山へ続く)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3860878.html
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