若山〜三好山〜摂津峡〜高ヶ尾山
- GPS
- 09:08
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 1,392m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 9:08
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■ルート全般 今回は山道よりも林道や一般道を歩いている区間が長いとの印象。 特に危険な箇所はないけれど、里山特有の分岐の多さに気を付けておきたいですね。 ■その他 P132.6三角点へ行き、戻って来る際に「イノシシ捕獲用の罠が設置されているため、立入禁止」との旨の表示があるのに気付きました。 なので、この三角点には神内側からアクセスする方が良さそう。 地形図を見ても分かる通り、高ヶ尾山山頂の一帯はやや複雑な地形となっています。 目印は多く、地籍調査用のも含め、いくつかの意図がありそう。 この日はうっすらと積雪している程度で、踏み跡がはっきりとしない所もあるような印象だけど、ルートをきちんと認識できる区間が大半なので、山と高原地図にルートの記載はないものの、登頂ルートは存在しているよう。 |
その他周辺情報 | トイレ - 島本駅、神峰山寺、摂津峡公園、萩谷総合公園など |
写真
感想
これが2021年の最後の山行。
精神衛生上、どこに行くかは重要で、かなり悩む。
それに相応しい山には、12月中に訪れてしまったので、他をと思うのだけど、比良山系はまだ雪が降り続きそうだし、六甲に傾きかけた心も何かに引き戻されてしまう。
結局、近場なのに歩いていなかったり、足が遠のいている辺りを目指す事に。
島本駅からスタートし、JRに沿うような形で大阪方面へ。
『山と高原地図』では一乗寺の辺りからのルートが記載されているけど、三角点に向かうべく、その手前から入山。
墓地の横を過ぎると、思っていたよりもしっかりとした道が続いている。
分岐で迷いつつも進むと、簡易のゲートや動物駆除用の罠などがあり、私有地感が満載で心の中で「お邪魔します」と唱えつつ。
神内の方から続いていると思われる林道と出合うと、その先に好展望の場所があり、ちょっと一息入れ、三角点を探します。
ピークは独特な雰囲気となっていて、三角点はひっそりと存在しています。
必要な撮影を終え、来た道を逃げるように引き返して行くと、「イノシシ捕獲用の罠が設置されているため、立入禁止」系の掲示が目に入り、「ああ、ごめんなさい」との事で横を通過させてもらいます。
もう二度と来ないようにしよう。
少し先で一乗寺の方からと思われる林道と合流。
山道に進み、尾根に乗ると雑木となり、青空の下でもあり、気持ちが良い。
鉄塔下を通過し、振り返ると眼下に展望が広がるようになり、北摂一番見晴所に到着です。
また木が切られたのか、展望の良さが回復しているような気がする。
誰もおらず静かな中、朝の冷たい空気が心地良く、展望を楽しみます。
すぐに若山山頂に到着し、ピークハンターさんのプレートを確認すると、新調されているのだけど、以前と同じ頼りない枝に設置されていて、驚くと共に不安にもなる。
三川合流地点が見える展望所でも小休憩し、四つ辻に到着。
若山神社には向かわず、初めて川久保方面へ進みます。
道はゴルフ場沿いに続いていて、そちらの利用者が乗っているのか、車が何台となく通り過ぎて行く。
途中の三角点にも寄り、しばしの舗装路歩きを終え、川久保バス停に到着。
ここからはポンポン山方面へ向かうのが普通なのだけど、今回は神峯山寺方面へ。
特に記す事もなく、神峯山寺の山門前を通過。
そのまま進んで行き、原立石バス停に到着。
上の口バス停付近で右折し、摂津峡方面へ。
三好山への取り付き地点には、芥川山城跡の案内板があり、それに従って山道へ。
ゆったりした道が続き、好展望の場所に到着。
休んでいると、途中で道を譲っていただいた方がやって来られ、周辺の事を色々と教えて下さるので、ありがたく拝聴。
ここでパンを食べつつの休憩とし、展望を楽しみます。
その後、三好山山頂へ。
山頂までは『6分』との表示があったのだけど、60秒もかからないぐらい?
山頂からも好展望で、その背後に広めの平坦地があり、少し盛り上がっている辺りが最高地点のよう。
大河ドラマの『麒麟がくる』を見ていたので、三好長慶の居城があった場所に来てみたいと思っていて、ようやく実現できました。
簡単に登頂可能だけど、満足感のある初訪問になりました。
塚脇方面への下山は二つのルートがあるようだけど、西側のルートを選択。
山道区間は短く、すぐに舗装路に。
しばし舗装路を歩き、摂津峡公園へ。
時期的なものもあるのか、公園内に人は少なく、閑散としている。
でも、桜の木がたくさんあるようで、春には花が咲き誇り、賑わうのでしょう。
トイレを経て、中腹自然林コースへ。
歩きやすくて良い感じのルートだけど、普通に山道が続くので、摂津峡に来た意味がないのではないかと少し後悔の念が湧く。
などと思っていたら、木の枝が目に軽く直撃。
幸い、柔らかい枝だったので、負傷には至らなかったけど、非常に危ない出来事でした。
これまでにもヒヤリとする事はあったので、改めて注意しておかないと。
展望デッキがあるようなので、そちらへ。
着席できるし、ここで展望を楽しみながらの昼食にします。
下りは階段が続き、その先で『通行禁止』系の表示があり、「おいおい」と思ったのだけど、容易に迂回可能で、すぐに白滝に到着。
期待して見に来ると、それに応えられるかは微妙な感じ?
まあ、滝そのものは端正な姿で、良い感じです。
すぐに本流に合流し、地図を確認。
萩谷方面への分岐を通り過ぎてしまっているのに気付き、どうしようかと悩む。
中腹自然林コースで白滝を見に来ると、当然、分岐を通過してしまうのだけど、当日は冷静ではなく、分岐まで戻るのが億劫に感じられるし、摂津峡まで来ていながら本流の景観をほとんど見ないままなのはもったいないと思い、このまま川沿いを下って、その先の適当なバス停でゴールとする事に予定を変更。
途中の時点で当初の予定をフルにこなすのは無理になっていたし、半ばやる気を失っていたような気がする。
摂津峡の景観を眺めながら下っていると、道は早くも川沿いから離れてしまう。
このまま山行を終えるのは後味が悪く、もう少し歩こうと考え、高ヶ尾山まで向かう事にする。
再び摂津峡公園に至り、次はスカイラインハイキングコースへ。
階段が続いた後、キャンプ場の施設が道脇に現れ、利用者もいるよう。
P226を確認後、標識に従って下山し、月見台へ。
程なくして東海自然歩道に合流し、安心感を得つつ歩いて行きます。
萩谷総合公園の中央を貫く道は通行止めとなっていて、遠回りをさせられる。
その後、谷間の静かな集落を経て、広い道路に出合った所で東海自然歩道とはお別れ。
萩谷バス停を経て、集落を過ぎて林道へと進むと、ひっそりとした雰囲気に。
雪の残る道には轍の跡があったりして、少ないながらも往来はあるよう。
写真43の地点から取り付き、高ヶ尾山の山頂へ向かう。
途中までははっきりとした道なんだけど、倒木がある辺りで変な方向へ進んだようで、最後は何となくで進み、高ヶ尾山山頂に到着です。
山頂で見た目印だったか、『地籍調査』云々と書かれていて、この辺りを歩く時には目印を参考にするのは程々にしておく方が良さそうな。
往路とは別方向にはっきりとした道があるので、そちらへ。
その後も目印はあり、少し積雪はしているけど、道はほぼ視認できる。
林道への最後の着地だけは気を付け、無事に合流。
それで安心したのか、違う方向へと進んでしまい、軌道修正。
地獄谷峠の標識を確認後、何とか正しいルートへ。
歩きやすい道が続き、ネットに出合って左へ進むと、林道に合流。
黙々と歩き続け、神峰山口バス停を通過し、原立石バス停にてゴールとしました。
どこに行くかで迷った挙句、今回は高槻の山へ。
黒柄岳や明神ヶ岳まで行き、馬堀駅へという予定だったのだけど、全く話にならず。
摂津峡一帯で無駄に歩いたにしても、最後まで予定をこなせば、どれぐらいの距離になっていたのやらで、杜撰な予定だったな、と。
黒柄岳や明神ヶ岳は2014年1月に家族で訪れていて、その時に色々と問題があった事がソロでの山行をするきっかけとなったので、再訪の機会を窺っていたのだけど、果たされないままとなっていたのです。
また時機を見て、改めて予定を立てたいと思います。
その他では、目を負傷しそうになった件が反省点で、これまで以上に注意して歩くように心がける必要がありますね。
冒頭にも書いた通り、この山行が2021年の山納め。
今回も含め、毎度の長いレコを見ていただいた方には、心からの感謝を。
体調面での多少の波や、いくつもの反省点など、それなりの事がありつつも何とか無事に新たな年を迎えられそうで、ありがたい限りです。
依然として先を見通しにくい状況が続きますが、来たる年が良いものになるように願っています。
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