皆子山☆雪の源頭から蒼空を眺めに
- GPS
- 03:36
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 486m
- 下り
- 465m
コースタイム
- 山行
- 3:24
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 3:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所なし 松谷右岸尾根はca850m〜830mにかけて尾根上は倒木の集中地帯となるので尾根の北側をトラバース |
写真
感想
登り納めとなるこの日は広い範囲で好天が期待されそうだ、。雪の八丁平を期待して峰床山を考えるだが、距離が長いと家内が嫌がるので、昨年の年末にも訪れたところではあるが皆子山に向かうことにした。昨年は降雪後であり白く着雪した樹々は美しかったが雲が低かったので、皆子山のなだらかな西尾根から眺める蒼空を期待したいところだ。
大見集落の除雪されている道路余地に車を停めて歩き始めると3台ほど車がやってくる。運転している人達は明らかに登山の雰囲気ではないように思われたが、雪上キャンプだろうか。
車路を戻り、火打谷の右岸尾根に取り付く。しばらくは尾根の左側は植林が続くが、急登もなく皆子山の西尾根まで歩きやすい尾根が続く。植林帯を抜けて自然林の尾根に入ると北西からの風が強く、急に寒さが感じられる。
尾根の上部に至ると急に積雪が増えるがそれでもスノーシューは膝下までは沈み込まないので、昨日の比良のラッセルに比べたら大したことはない。西尾根の手前ca920mのピークは皆子山の山頂にかけてのなだらかな尾根を見晴らすこと展望が広がる。
西尾根に入ると広々とした源頭と上空の青空のコントラストが美しい。尾根の南側は風の影に入るのだろう。南側に広がる源頭にわずかに下ると先程までの冷たい風はほとんど感じられず、むしろ降り注ぐ陽光の暖かさを感じる。
途中のピークca920mは南側からの展望が大きく広がるところで、同時に西尾根の眺望も良いところだ。忽然と真新しい踏み跡が現れるので、おそらくは東尾根を登って来られた方がここまで足を伸ばされたようだ。
皆子山の山頂の手前のピークca950mを越えると山頂との間にはなだらかな皆子谷の右俣の源頭が広がっている。ミズナラの大きな樹が立ち並ぶ南斜面の間を抜けて皆子山の山頂に到達する。
山頂の北側からは武奈ヶ岳が綺麗に見えるが北側斜面に入ると急に風が感じられる。山頂で一息いれると西尾根を引き返す。復路はp926を通らずにうツボクリ谷の上流の源頭を歩いてみる。ここもなだらかなU字の弧を描く広々とした源頭が気持ちいいところだ。
下山は昨年と同様、西尾根の西端から北西に伸びる自然林の尾根をたどり、松谷の右岸尾根に入る。尾根に最初の小ピークを過ぎるとすぐに植林の倒木集中地帯が現れるので、尾根の北側を巻く。倒木地帯を過ぎるとすぐに尾根を左手に曲がるのがポイントだ。
100mほど植林の中を進んだところで右手に伸びる自然林の尾根に入る。この尾根は前回を含め、過去に二度、末端まで下降しているが細尾根に馬酔木の藪が繁茂していて歩きやすいとは言い難い尾根だ。
大見の集落に向かって右手に分岐する尾根に入るとこちらは下生や倒木の少ない歩きやすい尾根が続いていた。最後は尾根の間のなだらかな谷を下降するとかつての百井小学校の大見分校の廃校跡に着地する。
校庭で大きく枝を広げる桜の大樹のみがかつての分校跡を偲ばせるよすがとなっている。この桜が咲くのをみた憶えがないが、桜の季節にも訪れてみたいものだ。
短い山行ではあったが皆子山の源頭とその上に広がる蒼空を堪能することが出来た山行だった。
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