ポンポン山
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- GPS
- 09:18
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 1,140m
- 下り
- 1,125m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
640円/24時間 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはルート上では見つけられなかった。 登山届はコンパスに提出。 |
写真
感想
今年最後の山行は、高槻市のポンポン山。
山登りというよりも半分は街道歩き、街歩きが混じった気まぐれ散歩みたいなものだが、楽しんできた。
JR向日町駅前に車を置き、山を目指して西国街道を歩く。
北摂の山沿いを西に延びる街道沿いは昔の雰囲気を残し、とても気分良く歩ける。
普段は相当な交通量がありそうなルートだが、年末のこの時期は落ち着いていたようだ。
街道を外れ、田園地帯を抜けて山に近づく。
中腹の善峰寺までバスが通じていて、何組かのハイカーがそこから歩き出していた。
ここからは山道になり、距離は短いが勾配がきつくなり、一気に尾根に出る。
島本町最高峰の釈迦岳を経て、15分ほどでポンポン山山頂。
今日は遠方が霞んでいるが、近江富士(三上山)まで望める視界は心地よい。
山頂に設置されている温度計は6度を指している。
ただ北寄りの風が強く、体感温度はかなり低い。
汗ばんだ背中がすぐに冷たくなって、あわててダウンを羽織る。
おにぎりとラーメンの定番昼飯の間に次々とハイカーが登ってくる。
子供連れの家族が多く、みんな割と元気なのはこの山が体力的に無理のない手ごろな山なんだろう。
子供のころから20代まで高槻に住んでいたが、この山には登ったことはなかった。
自宅からいつも見えていたこの山に登ろうと13歳の頃に友達と計画し、芥川で飯盒炊爨をしながら一日歩いた揚句に登れずに撤退。疲れてとぼとぼ歩いていた自分たちを通りがかりのダンプが拾ってくれたなんてプチ冒険ツアーが想い出に残っている。
下山ルートは高槻からの登山道、神峰山寺〜本山寺ルートを逆に下る。
山道は本山寺まででその先はほとんどが舗装道路。
療法の寺を訪問して下った先は原の集落。
高槻の自然が残る田園地帯を過ぎ、摂津峡を抜けようと歩いていると、大きな看板が目にとまった。
「芥川山城跡」
摂津峡の川沿いのハイキングコースは右岸を通るが、対岸の三次山に山城跡があるのは知っていた。
今まで歩いたことがなかったが、看板の表示を見ると歩けそうだとその場で寄り道することに。
それほど整備された公園ではないが、山中の細い踏み跡をしばらく辿ると高槻の平野部を一望する廓跡に出た。
思いがけない眺望を楽しんだ後は高槻の平野部をハイキング。
塚脇、浦堂、真上・・・懐かしい地名を辿りながら市街へ。
ゴールはJR高槻駅。
チャレンジングな山行ではないけれど、一日の過ごし方としては悪くない。
来年もいい旅ができますように。
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