8歳児とばあちゃんとゆく岩と氷の金華山・馬の背ルート【初登り】
- GPS
- 02:38
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 309m
- 下り
- 304m
コースタイム
- 山行
- 2:09
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 2:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【馬の背】 半分から上はかなり氷結 岩よりむしろ土のところがツルツル 下りるルートにしないほうが無難 【めい想の小径】 頂上にいたご年配の方に 「凍っていて下りるのはおすすめしない」 と言われたので回避 【百曲】 雪と氷はあるが傾斜がゆるやかなので あまり困らない 半分から下はとけていた |
写真
感想
今回の年越しは岐阜。
なので2021登り納めも岐阜の山、2022登り初めも岐阜の山になった。
息子と僕が山登りを始めるずっと前から山登りをしていたばあちゃん(義母)が、最近岩登りが好きな息子のためにとっておきのコースを用意してくれた。
金華山、馬の背コース。かなりしっかりした岩場があるという。
てっぺんに岐阜城のある金華山は、標高こそ300そこそこだけれどコースがたくさんあって変化に富む。そういえば息子がばあちゃんの案内で登った最初の山も金華山、七曲りコースだった。
岐阜公園第3駐車場に車をとめて川をわたる。この日は朝冷え込んでいて、水たまりに氷が張っている。速攻割りにいく息子さん。
橋で道路を越え、岐阜公園に入って「瞑想の小径」からやまのぼりスタート。この瞑想の小径自体もそこそこハードなコースらしい、おりるときに使おう。
岩を切り拓いて平にしてある旧伊奈波神社跡地のところから、馬の背コースが始まる。「老人と幼児には無理」というキツめの注意書きがある。
最初から、道は緩やかだけれど岩の上である。ほどなくして、いきなり壁のような岩場が登場。息子はというと、余裕の表情でひょいひょい上がっていく。
半分を越えたあたりから雪が出てきた。岩が凍っていたらいやだな、と思ったけれどそこは大丈夫。しかしむしろ平らな土のところが圧雪と氷で見事にツルツル。スケート遊びをしていた息子がひっくり返っていた。
雪があると雪玉をぶつけたい息子、ことあるごとに投げつけてくる。だがこんな岩場で雪合戦なぞしていたら落っこちてしまう。くだりでやろうぜ、というと息子はつららを見つけて遊んでいた。
岩の間を通る細い道を抜けて、また岩の壁。ここはかなり凍っている、慎重に登る。息子は楽しそう、ばあちゃんが心配そう。
このあと道がゆるやかになったが、この日最大の氷結ポイントだった。息子は楽しそうに進んだが、僕は見事にてっ転んだ。階段があって、ここが馬の背コースの終点。
階段をあがるといきなり岐阜城! それまで岩と氷の暗い森にいたはずが、いきなり立派な舗装とにぎわいの場所に飛び出るのでびっくりする。そして左手には岐阜市、右手には揖斐川方面が遠くまで見渡せる。岐阜の山は標高のわりに景色が素晴らしい。
とりあえず山頂を探して岐阜城の前へ。古い山頂標らしきものがあったがここではないらしい。ヤマレコの地図の言うとおりにおりていくと、城壁のところに来た。おさむらいがいたので息子と写真をとらせてもらう。
金華山山頂、つまり三角点はどうやら謎の建物のところにあって入れないようだ。そのかわり、ここから「井戸跡」への階段が続いている。息子は行きたいという。
わずか数十メートルの階段だが、氷祭りかよってぐらいにテッカテカに凍っていた。前の日、つまり元旦に温泉の露天風呂で後頭部をしたたかに打っている息子、今度は慎重に手すりにつかまっておりる。井戸跡は岩をくりぬいて作られたため池だった。手すりにつかまりながら必死で戻る。
さて景色を見ながらお茶を飲んだら下山しよう。瞑想の小径の入り口、資料館のほうかと思ったけれどそっちは行き止まり、岐阜城のところにあった。が、そこにいらした初老の方が「凍ってる、やめといたほうがいい」という。ここは従っておこう。
ロープウェイ山頂駅のほうに回り、百曲りルートでおりることにする。こっちも凍っているけれど、坂じたいは九十九折りのゆるい坂なのであまり怖くない。そう思った息子、大好きなくだりゆえに加速する。こちらのルートは人が多く通る遊歩道のような登山道なのですいすい進む。途中ばあちゃんを待つあいだ、父と子の雪合戦が何度も勃発していた。
木のデッキ階段や岩肌を削った部分、コンクリート舗装など、道はバラエティに富んでいた。ガンガンおりる息子にする注意はひとつ。「ここは山奥じゃねえんだ、人とすれ違うときはちゃんとスピード落とせ」である。
建物が見え、平地が見えてきて百曲りコースは終了。ばあちゃんと再合流して駐車場へ。
途中、岐阜公園の大きめの遊具にひっかかって滑り台をすべる息子さん。馬の背コースを軽々とこなすけれど、中身はまだまだ滑り台をやりたい子供なんだなーと思った。
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