8日牛コバ撤退からの10日御殿山ルートで武奈ヶ岳
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- GPS
- 03:29
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,020m
- 下り
- 1,020m
コースタイム
- 山行
- 3:08
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:29
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
明王院からすぐアイゼン装着しました |
写真
感想
自戒を込めて、繰り返さないよう自分で見返すために記録しておきます。8日にも武奈ヶ岳を目指して自宅を出発。葛川市民センター駐車場の車列を見て混雑を想像し、人と違うルートから目指そうと、牛コバ方面へ向かいました。足跡が一つあったので、それを辿ることに。牛コバまでは長めのロードですが、雪がなければ早歩きもしくはランでそれほどでもなく到着できます。しかし今日はペースが上がらず、まあまあ時間がかかってしまいます。牛コバからは先達の足跡もスノーシューに変わりまして、それを辿るもツボ足ではしょっちゅう足がはまり、ペースが上がりません。しかしそれなりに楽しみながら取りつきの急登を登って行きました。やがて摺鉢山分岐のあたりで先達の方は撤収されたようでした。ここからは一人か。しばらく進みますが、このあたりから小川新道分岐へはほぼトラバース。ところが雪が深くて進めません。写真でも書いたように、テープと黄色マーキングが確認できて、ルートは合っていると確信できるものの進めないのです。撤退か。またしても。
実は12月19日の寒波直後の蓬莱山を目指し、ホッケ山までで撤退していたので連続の撤退にちょっとショックでした。撤退自体にショックというより、同じ失敗を繰り返してしまったことにショックを感じてしまいました。同じ失敗を繰り返すというのは、私はアホなのか、それとも山をなめてしまっていたのか。いや、両方であったと反省です。結局昼過ぎには駐車場に戻り、その日は帰宅。この週末は3連休なので出直すことにします。
9日に早速リベンジしようかとも思いましたが、それはやめて休養を取りつつほかの登山者のギアなどを勉強することにしました。注文していたかんじきも届いたので、試し履きをしたり、靴をしっかり乾かしたり、いつもは朝に仕入れる補給も今日のうちに買っておいて、パッキングをしたりして過ごします。初心に帰って、欲張らずに坊村からのピストンルートをスマートフォン・スマートウォッチに転送し、予備バッテリーを含めしっかり充電。アルコールも控え、いつもより早めに目覚ましをセットしました。
10日は快晴。いつもより1時間早めに出発し、最初からストックを使い、アイゼンも早めに装着。おお、固い地面とストックが効くと、こんなに楽なのか!やっぱり私はアホな上に山をなめていたようです。ぐいぐい登れます。8日の最高標高の700mをあっという間に超えて、他の山が足下に見えてきます。あー楽しい!好天にも恵まれ、テンションがどんどん上がります。雪山ってきれいだなと思ううちに御殿山到着。思わず声が出てしまうほどの眺望で、疲れを感じさせません。ということはもう山頂に着いてしまうということか。なんか到着がもったいない気がしてしまいます。初めて武奈ヶ岳に来た時のことを思い出しました。吸い寄せられるように辿り着いた山頂はそれほど混みあってはいませんでした。
今日は山頂でちゃんとエネルギー補給を行い、下山へ。捻挫を誘う石や木の根っこもなく、軽快に下っていきます。ほどなく積雪期分岐まで下ったところで、かんじきを使わなかったことを思い出し、試してみることに。歩きにくいボサ雪でアイゼンから履き替えて歩いてみます。ふむ、こういうことか。ただ、万能ではないことはわかりました(^^;)。無駄にのたうち回って汗が出てきたので、またアイゼンに戻して下山を再開。今日は気合が入っていたのか、えらく快調に歩いてしまいました。駐車場に戻るとまだ昼前じゃないですか。もうちょっと寄り道したら良かったかなと一瞬思いましたが、それは欲だと思いなおします。最高の山行に満足して帰路に就くことに。今日の武奈ヶ岳は優しい顔で迎えてくれました。山の厳しい顔と優しい顔を見ることができた連休になりました。今日も山に感謝です。
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