冬晴れの南アルプス小河内岳へ
- GPS
- 26:40
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,567m
- 下り
- 1,558m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:13
天候 | 3日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往復9kmの林道歩きはログに含まれていません。冬季ゲートから林道も含めて断続的に雪あり。登山口から三伏峠までは多くのトレースがあり歩きやすかったです。途中で金曜日から入山したという方とすれ違いましたが、登山口からずっとラッセルで1日かけても三伏峠まで辿り着けなかったそうで、トレースの有り難みを感じました。三伏峠から烏帽子岳方面もトレースはあり。何名かの方が烏帽子まで行かれたみたいでした。小河内まで行かれた方ともスライドし、スノーシューでほぼ踏み抜かず行けたとの事でした。が、烏帽子から先はワカンを履いても踏み抜きまくりで時間が掛かりました。特に前小河内までは一歩進むごとに踏み抜く様な状態で難儀しました。前小河内から小河内岳の間はクラストした斜面になり少し歩きやすかったです。危険箇所は特に無し。 |
その他周辺情報 | 大鹿村の道の駅が手前30分位の所にありw.c利用可能。 |
写真
感想
正月明けの好天予報の三連休。特に晴れそうな南アルプスへ。鳥倉林道の冬季ゲートまでの運転が心配だった為、初日は林道歩きのみの計画で14:00頃に冬季ゲートに到着。圧雪された路面に冷や冷やしながらなんとか冬季ゲート前の駐車場に到着。しかし、復路の運転の方が心配に…。何はともあれ出発。この日は林道歩きだけでしたが、久々の冬仕様のテント泊装備が重く中々足が進まず。少し歩いては休憩を繰り返して何とか登山口まで。雪を溶かすのが面倒だったので越路駐車場の水場で3L程給水。残り3kmが更に遠く感じた。登山口でテントを貼り1日目は終了。荷物が重たいのでこれを担いで登れるか心配になる。翌日、朝5:30頃起床。夜中、テントの中は思ったより冷えなかったなーと思ったが外に出しておいたナルゲンボトルの水はガッチガチに凍ってた。天気は快晴。テントを撤収するのがめちゃくちゃ億劫になる。このまま帰ろうかなーとかちょっとよぎったけどゆっくりテントを片付け何とか7:00頃に出発。前日に何名か入っていた為にとても歩きやすかった。三伏峠まで後1時間位の所でこの日初めてのスライド。金曜に入山したがトレースは全くなく、トップでラッセルをしてくれたとの事。初日は三伏峠まで辿り着けなかったらしい。今日は約3時間で三伏峠へ。いやー、ほんとに頭が下がります。トレースのお礼を伝え三伏峠到着。ここで塩見方面に行っていた方々何名かとスライド。何名かの方は烏帽子まで行きましたーとの声を頂き少し安堵。烏帽子の直下辺りで小河内まで行かれた男性とスライドしかなり安堵。るんるんで稜線に出ると富士山が。やっぱり南アルプスは富士山が近い。烏帽子岳山頂からは360°の大パノラマ。南アルプスの名峰たちが迎えてくれる。塩見はめっちゃ近くてでかい。小河内まではアップダウンもそんなに無さそうに見えるがここから踏み抜きまくる。しかも、左足のワカンと靴を結合している紐が切れて装着不能に。不吉だ。。ここから更に踏み抜き地獄に。せめて右足だけでも、と片足だけワカン履いててもあんまりというか全く意味なし。特に烏帽子〜前小河内岳までは一歩二歩、歩く度に踏み抜いてめちゃくちゃ大変だった。前小河内に着くと小河内までは一旦降って登り返す。夏は快適なこの縦走路もかなりハードだ。まぁ、時間には余裕があるし、のんびり行こうと気持ちを切り替える。前小河内からは所々雪が締まっていて少し歩きやすかった。ヘトヘトで小河内岳到着。風が強かったのですぐに避難小屋へ。ありがたく避難小屋を利用させて頂きました。2021年夏に初めて訪れたこの小河内岳。この時は通過しただけだったが、あまりにロケーションが良過ぎて絶対再訪し、ここに泊まりたいと思っていた。季節は変わったがやはり絶景、そして静寂。聞こえるのは風の音だけ。目の前の荒川三山がとてつもなくでかい。静かにふけていく夜を楽しむ。翌朝は来た道を戻る。朝3:30起床。5:00出発。帰りの運転の事も考える。夕方になると気温が下がり林道の運転がとても心配なので気温が上がるお昼頃を下山の目安に逆算し暗い中歩き出す。朝は雪も締まってるかなーと思ったが状態はあまり変わらず。それでも自分のトレースを辿れば凄く歩きやすい。烏帽子岳に戻ってきた辺りでご来光。今日も良い日だ。予定通り8:00頃に三伏峠に到着。下山はあっという間で9:30頃に登山口へ。ここから長い林道歩き。所々、小河内岳や赤石岳、中央アルプスが見えてその景色に励まされる。歩きながら帰りの運転の事を考えてしまう。予定通り12:00前に到着し帰路へ。ゆっくりゆっくり車を走らせ無事帰宅へ。厳冬期といえば厳冬期なんだけど3日間共によく晴れて春の様な陽気の南アルプスをたっぷり楽しむ事が出来ました。
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ご活躍のご様子で!
私は烏帽子岳までは行ったことがありますが小河内岳は登ったことがなく行きたい山の一つです!
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