655 快晴!木曽駒ケ岳(ロープウェイ利用)
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 479m
- 下り
- 494m
コースタイム
- 山行
- 2:34
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 3:17
天候 | 快晴、雲一つ無し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八丁坂の下りは怖かった・・・相変わらずビビりであった・・・ |
その他周辺情報 | こまくさの湯 モンベルカード提示で50円引きの650円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
アイゼン
ピッケル
簡易ハーネス
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コッヘル
補助ロープ30m
|
感想
1月7日〜10日の3泊3日、聖岳東尾根のお誘いを受けて、ウキウキこの日を待っていたが、どうも天気が芳しくない。晴天は期待できそうだが、アタック日の9日は30m以上の強風が予想されていた。
しかるに8日と10日は天気よさそう。
でも7日に急に休む訳にも行かず、10日にアタックできる山ということで、当初から転進候補として上がっていた「唐松岳」そして新たに、「木曽駒ケ岳」「焼岳南峰」の3つが候補となり、参加者の多数決で「木曽駒ケ岳」に決まった。
9日13時、東京西郊の某駅集合で、中央高速は渋滞もなく、途中、南アルプス、甲斐駒鳳凰、八ヶ岳、北アルプスの展望を楽しみながら、伊那には16時過ぎに到着。
中央アルプスには雲がかかって今一つ天気は良くないが、明日は風弱い晴天予報。予報を信じて、「見晴らしの湯」で入浴後、伊那市街の居酒屋で伊那料理を堪能。
馬刺し、おたぐり(馬もつの味噌煮込み、ローメン)などを堪能。ホテルの割引券で最初のビールがタダだったのを勘案しても安かった。
その後、お決まりの宿での二次会をスタート。
はじめに、ぐぅぐぅさんが、誕生日が近いリーダータマさんために用意したケーキをご披露。その後は、記憶が無くなってしまい・・・
翌朝、リーダータマさんとkokudoはどうも二日酔い。マスクをしていると自分の吐息で酔いそう・・・。
伊那市駅そばのホテル7時に出発し、コンビニ経由下道で萱の台バスセンターには8時前に到着するも、バス停にはすでに長い列。8時のBC始発の臨時便。8時15分の定期便には乗れず、結局BC始発8時35分の臨時便でしらび平へ。そして、ロープウェイは9時25分の臨時便に乗ることができた。
(ちなみにこの冬季間はモンベルカード等の提示でロープウェイが特別割引になります。ホームページをよく確認してお得に行きましょう!バスセンターのチケット売り場でもカード等を提示すれば割引が受けられます。)
ロープウェイは満員。でも、高度が上がるにつれ、南アルプスが屏風のように広がり、そして、富士山がちょこんと顔を出してくれた。
千畳敷駅から外に出ると、そこには本当に濃い青い空と白い雪と黒い岩の宝剣の頂。
素晴らしい!
年末の時には、すぐ傍にある神社でさえかすんでいたのに。
支度をしていてもちっとも寒くない。そして歩き始めて20分もしないうちに一回目の衣類調整が必要なほど暑い。
バス2台分の先行者がいるのでトレースはバッチリ。カールの坂道をぐいぐいと高度を上げていく。
が、二日酔いにこの急坂はつらい・・・息が切れる・・・でも、汗を流すうちにアルコールも吹き飛んでいく。
浄土乗越直下は登りでもきついくらいの急坂。でも、ステップが切ってあり、これを使って滑落しないように慎重に進む。
乗越までたどり着くと、中岳や八ヶ岳、浅間山などの展望が広がる。振り返ればさらに大きくなった富士山と南アルプスも屏風もさらに大きく広がる。
宝剣山荘の陰で休憩を取った後、今度は中岳へ登る。
(宝剣山荘の風下側では、小屋を利用してテントを張っている方がいた。賢い!)
中岳へと登ると、御嶽山がどーんと、そして空木や南駒など中央アルプスの南部も、そして遠くの展望もさらに広がりを見せる。
一度、頂上山荘へと下る。ここは風が吹き抜けるのか、積雪の表面が凍っていた。アイゼンががりがり言っている。
そしてもう一度登り返すと、いよいよ木曽駒の頂上!
北アルプスもドーンと今日はさらに奥の山々も見えている。
とにかく見渡す限りの大展望。
大喜びで写真を撮りまくるも、弱いとは言え風が冷たいので、先ほどの宝剣山荘まで戻って休憩を取ることに。
そして、今度は浄土乗越からカールを下っていく。
はじめは傾斜を緩くスロープ状にしてあるトレースを行くが、途中から既に切られたステップを頼りに直に下っていく。
まず、緩いスロープ状の所から方向転換をして下っていくところで下を見ると・・・
ウー怖い!
(ちなみに、別パーティの方がそのままスロープを進んで夏道の方に行きそうになっていたが、そちらは危険なので、呼び止められてました。)
1歩先、2歩先のステップを注視しながら、後ろ向きで慎重に下りていく。
雪も柔らかいので、滑って落っこちそうという感じではないが、高度感が恐怖を呼び起こす。
しばらく後ろ向きで降りていくと、最後尾のリーダータマさんが、
「そろそろ傾斜も緩んできているよ」と声をかけてくださる。
確かに、一部広めのステップになる所も出てきたので、ここらで向きを変えられそう。
ピッケルを突き刺して、慎重に体の向きを変え今度は、横這いで下り始める。
雪が柔らかいので、下りやすい。
それでも、バランスを崩さないよう、アイゼンをひっかけないように慎重に下りる。先行のぐぅぐぅさんやY女史はすいすいと下っていく。
やがて、正面向きに体の向きを変え、もういい加減傾斜が緩くなってきた所で、シリセードで下る。
早いし、らくちん!
あっという間にカールの底へ。
今日の難所を越え振りかえれば、相変わらず濃い青と白と黒の世界。
うーん楽しい!
名残惜しいが、帰らなければならない。
千畳敷駅には、下りロープウェイが出発したばかりなので、ゆっくり支度して、喫茶室で南アルプスの屏風を眺めながら待つ。
帰りのロープウェイは、満員で乗り切れなかった人は20分後の臨時便で対応していた。
下山後は、こまくさの湯で入浴(ここも、モンベルカード提示で50円割引)して、体を温め、食堂で腹ごしらえをしてから帰京の途に就いた。
(この日は渋滞がなく、2時間半ほどで帰ることができた)
リーダーのタマさんはじめ、ぐぅぐぅさん、Yちゃん、至らぬ私を連れて行ってくれて、ありがとうございました。
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