鳳凰山 薬師ヶ岳から雪の白峰三山展望

2022年01月04日(火) ~ 2022年01月05日(水)

• GPS: 33:56
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,769m
• 下り: 1,768m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:06

距離 8.1km 登り 1,222m 下り 149m

6:15 夜叉神峠登山口
7:37 夜叉神峠
7:42 8:01 夜叉神峠小屋
10:02 10:03 杖立峠
11:30 11:36 火事場跡
12:39 12:48 苺平
13:21 南御室小屋

2日目

• 山行: 7:26
• 休憩: 3:09
• 合計: 10:35

距離 11.6km 登り 548m 下り 1,601m

5:36 南御室小屋
7:25 7:26 砂払岳
7:31 7:54 薬師岳小屋
8:03 8:09 薬師岳
8:28 8:34 薬師岳小屋
8:41 8:42 砂払岳
9:31 11:35 南御室小屋
12:24 12:26 苺平
13:03 13:09 火事場跡
13:51 14:00 杖立峠
15:19 15:29 夜叉神峠小屋
15:31 15:32 夜叉神峠
16:11 夜叉神峠登山口

同じコースを日帰りピストンされる登山者もおられますが、63歳の体力ではこれが精いっぱい。

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前泊：道の駅しらね　当日夜叉神峠P移動

コース状況／危険箇所等

年末年始にたくさんの登山者が歩かれたのでしょう。幅広トレースバッチリでとても助かりました。ところどころ地吹雪で埋まっている箇所は膝上ぐらいまで雪がありましたが、まあご愛敬というところです。
しかし、強風と寒さはやはり2000mオーバーの山ですので厳しいものがあります。

その他周辺情報

下山後の風呂は芦安の温泉施設に営業しているところを見つけられなくて、ずっと下の天笑閣を利用しました。ここは湯舟と洗い場が狭く、地元の方々の利用がほとんどと思われます。少し移動して「韮崎旭温泉」とか「武田乃郷　白山温泉」の方がお勧めかも。

写真

1/4 6:31

体力に自信のないシニアは目的地の南御室小屋までの行程が計算できないので暗いうちに出立です。

1/4 7:44

ゆっくりぼちぼち歩いて夜叉神峠着。
見たいもの見えず。

1/4 9:59

杖立峠でやっと道のり1/3。
行動食を詰め込むがスピードは上がらない。

1/4 10:48

火事場跡付近では地吹雪でトレースが埋まっていた。
ズボズボ膝上まではまると体力消耗が激しい。

1/4 12:38

苺平着。名前のように甘い匂いも気配もない場所。
ここから泊まる予定の南御室小屋まであと30分。

1/4 12:39

2年前の正月に日帰りピストンした「辻山」の標識はその人気を現している。木に括りつけてあるだけ。

1/4 13:21

南御室小屋着。コロナの影響で鳳凰山の山小屋はこの正月全て休業になっていた。管理人がいないためか、冬季でも湧き出していることで有名な小屋脇の水は雪に埋もれて使えなかった。

1/4 14:02

強風に心が折れ、冬季避難小屋に文字通り避難した。
広さは8畳ぐらいで外装内装ともきれいだ。

1/4 15:12

小屋ノートをめくっていると同郷の鳥取県人のメモあり。
どちら様か？気になります。

1/4 16:00

夕飯まで水をつくりながらウイスキーで時間をつぶす。
280ccのうち200ccぐらい飲んだが寒さで酔えなかった。

1/4 17:23

今夜のメニューはスパゲティー1袋（2人前）と総菜。
炭水化物だけは腹いっぱい摂取。

1/4 18:30

寝る前に温度計を確認すると、マイナス13℃。小屋の外はもっと冷えているだろう。しかも風がゴーゴーと唸りをあげている。小屋に避難してよかった、と自分を納得させる。

1/5 5:33

2日目出発。
稜線で日の出を迎えたいため5時に出発予定だったが、準備にモタモタし30分遅れでスタート。
いつものことを繰り返している。

1/5 7:05

砂払いから朝日に染まる北岳。
一番の目的が達成でき大満足。

1/5 8:08

焼け色が消え、すっきりした北岳。
目視ではもっと遠くに見えているのだが、それでも初めて目にする雪の北岳バットレスに感動感激。

1/5 8:03

鳳凰三山の一番南側にある「薬師ヶ岳」から白峰三山を眺める。
強風に耐えながらの自撮り。

1/5 8:06

向こうの稜線はもっと強い風が吹いてるらしく、雪煙が舞っていた。

1/5 11:34

稜線でまったりすることはできないので南御室小屋までさっさと引き返す。ラーメンで腹を満たしてからパッキングし直し、小屋を掃除して帰路につく。

1/5 12:47

下山途中、火事場跡付近から眺める富士山。甲府盆地から見える富士山と同じものなのになぜか感動してしまう。

1/5 13:04

右手には南アルプスの峰々。風も納まり気温も上がってきた。上がったといってもマイナス6℃ぐらいで正月にちがいない。

1/5 15:11

終わっちまうのか・・　黄昏れる。

1/5 16:12

なんとか下山。
疲れたけどいい正月でした。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7 Canon

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック サブザック アイゼン 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ストック

感想

fukuichi

テントを担いで向かったものの、南御室小屋に到着した時には疲労に加えて強風のため心が折れてしまった。即冬季避難小屋へ。室内はきれいにしてあり快適に利用させていただいた。気温はマイナス13℃ぐらいまで下がっていたが風がないことで静かにゆっくり睡眠できた。ありがたい施設です。