小楢山:稜線上の雪歩きと眺望の山。
- GPS
- 06:43
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,017m
- 下り
- 1,008m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
15日は、1400mより上はほぼ雪。稜線上2〜30僉⊃瓩溜まりで40僉 |
写真
感想
長野や上越は別として、関東甲信の雪はどんな様子かな。これまでこの時期は、蔵王や周辺の雪山を歩いていたので、それ程遠くではなく、雪のある所を歩いてみたい。直前の雪は丹沢では積もっていないようだ。今回はちょっと山梨まで行ってみることにして、奥秩父の前衛である小楢山(1713m)を選んでみた。
小楢山は、無雪期であると焼山林道の焼山峠から軽いハイキングコースで富士山や南アルプスの眺望が良いので知られている。積雪期は焼山峠は閉鎖なので、フフ農園(営業停止)登山者駐車場から林道歩きとなる。駐車場の直ぐ上に、獣除けのゲートがある。林道は下の方1km位がかなり荒れているので、普通の車では無理かも知れない。一般にはここから歩き。
林道はしばらく登ると、コンクリで整備されているので歩き易いが、2.7劼400m登るので、結構急である。今朝は、この辺りでも寒い。手袋をしてても指が冷たいし、顔がこわばる。関東では雪無くてもこんなに寒いのね。1時間ほど歩くと、左に「父恋し道」旧道の表示がある。今日は、ここは通過して、少し上で分岐する林道を左に入り、「父恋し道」が林道と交差する所から登山道に入る。直ぐに落葉の道を登って行く。沢筋の岩の多い登りが続く。途中、白雲の滝(1400m)辺りから雪道となる。この階段状の滝も凍結している。岩の間を急登が続く。大沢ノ頭を左に巻いて稜線に出る辺りのトラバースは、岩の上に雪が積もり歩きにくい。稜線に出ると大きな岩が尾根上にあるが、その左を巻いて、少し登ると大沢ノ頭である。山頂からは富士山が良く見える。南アルプスは樹間に見える。
大沢ノ頭からは、樹林帯の雪の稜線を行く。少し先で幕岩を左に巻いていく。幕岩の登り口は雪で良く分からなかった。樹林の中の起伏の少ない雪の稜線を進み、右前に小楢山山頂が見えてくる。稜線上の雪は2~30cm、吹溜りで40cm程度、新雪で柔らかいので、滑らず、アイゼンは不要。やがて到着する小楢峠で、山頂に直接登る道、焼山峠方面への道、「母恋し道」が分岐する。直進して山頂に登って行く。意外と長い。やや平坦になって、屋根のある東屋?が見えると小楢山山頂に到着する。
山頂からは正面に富士山、左に大菩薩連稜、右には南アルプスの聖岳から北岳までズラリと見える。仙丈と甲斐駒、鋸岳はちょっと樹間かな。金峰山も樹間からである。山頂では、陽が当って来て、風も無く、ゆっくり休むのにちょうど良かった。山頂からは、小楢峠まで戻って、母恋し道から下る。こちらは、樹林帯の急斜面にジグザグに道が付けられている。登り易いとは思うが、あまり面白い道ではない。やはり、急登だが、父恋し道の方から登ってよかった。こちらも標高1300m付近で雪は無くなる。樹林帯から林道に出たら、右に向かい駐車場まで下る。今日出会った方は、山頂まで1組2名、山頂からの下りで1名の3人だけだった。
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