三国山・不老山／丹沢WEST END×FUJI（撫岳荘前バス停〜駿河小山駅）

2022年01月21日(金) [日帰り]

• GPS: 05:59
• 距離: 20.0km
• 登り: 848m
• 下り: 1,568m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:12
• 休憩: 0:47
• 合計: 5:59

10:10 撫岳荘前バス停
10:19 10:20 三国山ハイキングコース入口バス停
10:37 10:45 パノラマ台
11:00 11:01 三国峠
11:17 11:23 三国山
11:44 11:44 三国山東登山口
11:57 11:59 明神峠
12:12 12:12 明神山
12:18 12:18 欣求のベンチ
12:34 12:41 湯船山
12:59 13:00 白クラノ頭
13:35 13:38 峰坂峠
13:47 13:48 悪沢峠
13:52 13:55 樹下の二人
14:04 14:04 世附峠
14:27 14:27 不老山南峰
14:30 14:32 不老山
14:35 14:35 不老山南峰
15:07 15:09 生土山分岐
15:29 15:30 神縄断層
15:53 16:02 小山交番（拾得物届出）
16:03 16:03 小山公園
16:08 16:08 駿河小山駅
16:09 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路：中央高速バス・新宿富士五湖線（山中湖平野行き）
バスタ新宿7:45-撫岳荘前10:04
https://bus.fujikyu.co.jp/highway/detail/id/1

■復路：駿河小山16:34発
御殿場線時刻表（夕方の国府津行きは16:34/17:22/17:55/18:31発）
https://railway.jr-central.co.jp/time-schedule/srch/_pdf/data/202103/gotemba_Suruga-oyama_B_wh_u.pdf

コース状況／危険箇所等

■コースは近年「富士箱根トレイル」として整備されています。
http://www.fuji-oyama.jp/fujihakone/

■三国峠〜三国山：北面にあたるため登山道がカチカチに凍結。ツボ足で登ることが出来たが、下りに使用する場合は滑り止めを装着したほうが良い。
■三国山〜三国山東登山口：東〜南面のため日当たりがよく、凍結なし。その先の行程は標高が下がり、この日は凍結や積雪なし。

その他周辺情報

■駿河小山駅周辺の商店は寂れています（駅前に一応観光案内所があります）。今回は立ち寄っていませんが、鮎沢川にかかる橋の手前、小山交番前交差点近くに、セブンイレブン駿東小山店があります。

写真

1/21 10:09

今日は山中湖畔の高速バス停からスタート。早速富士山。

1/21 10:19

平野方向に歩くと三国山へのハイキングコース入口。

1/21 10:25

開析が激しく溝のようで、ハイキング感に乏しい（汗）。

1/21 10:37

しかしパノラマ台まで来ると、この大展望。

1/21 10:37

どーんと富士山♪すごい。でかい。

1/21 10:37

しかも南アルプスの山並みを従え…素晴らしい。

1/21 10:46

三国峠までの車道歩きも飽きさせません。

1/21 10:47

カヤトの原が輝く鉄砲木ノ頭はまた今度。

1/21 10:49

そしてこの景色。ただただ素晴らしい。

1/21 10:58

三国峠からは登山道へ。雪が出て来ました。

1/21 11:13

土の下はカチカチに凍っていますが、何とかツボ足で。

1/21 11:15

丹沢最西端のお山、三国山の山頂に到着♪

1/21 11:15

てっきり富士山見えるのかと思いきや、こんな感じ。

1/21 11:21

しかし冬枯れの木々の美しさだけでも良い山頂。

1/21 11:37

東登山口へ下る途中で、電源開発佐久間東幹線No.291♪

1/21 11:38

送電線の切り拓きから見渡す甲相国境の山並み。

1/21 11:44

三国山東登山口から明神峠まで再び車道歩き…

1/21 11:54

って、この区間トレイルが並走していることに気づかず。

1/21 11:55

そんなこんなで明神峠。バス便は季節限定です。

1/21 11:56

立派なゲート。世附にも下れるといいのにねえ。

1/21 12:00

少し上に小さなお社。峠の名とは関係あるのかどうか。

1/21 12:03

大きな鉄塔に遭遇して…西群馬幹線No.269頂きました！

1/21 12:04

何となく愛鷹の越前岳はこんな感じだっけという登り。

1/21 12:28

ちょっとした瘦せ尾根を越えると、湯船山の山頂に到着。

1/21 12:29

山頂標があるだけで、どこがどう湯船なのかわからず。

1/21 12:41

ただこの季節、葉を落とした木々が青空を仰いで素敵。

1/21 12:45

その合間から見えている、顕著なピークは菰釣山かな。

1/21 12:52

少し進んで、見えてきたのは大室山と、手前は畔が丸？

1/21 12:56

稜線の方向が変わる場所があり、そこが白くらの頭。

1/21 13:04

その先で待っていたロープ場の下りが相当長い！

1/21 13:08

落ち葉がいやらしく、かなり時間をかけてしまいました。

1/21 13:14

標高が下がってきて木々の雰囲気もずいぶん変化。

1/21 13:17

現れたのは源頭部の皆伐。メガソーラー？まさか産廃？（怖）

1/21 13:30

南側の視界が開けたところで歩いてきた方向を振り返り。

1/21 13:29

大きな箱根から奥には伊豆半島、駿河湾まで一望。

1/21 13:35

ここが峰坂峠かな。苔むし過ぎたテーブルとベンチ。

1/21 13:50

登ると周囲が開けて、初夏に人気のサンショウバラの丘♪

1/21 13:50

振り返れば、今日かなーりお久しぶりの富士山。

1/21 13:53

主脈の山並みが見えて、ようやく丹沢の山歩きらしさ。

1/21 13:53

そして目の前には不老山…これ登り返すの？ DA.YO.NE.

1/21 13:57

サンショウバラの丘から少しだけ下ると世附峠。

1/21 13:58

打ち捨てられた、有名な岩田潤泉さん作らしき道標。

1/21 14:01

峠の木陰に、立って残っている貴重な絵入りの道標が。

1/21 14:15

いよいよラスボス不老山へ。この登り返ししんどいわ…

1/21 14:24

SO.YA.NA… 分岐まで来たら後はなだらかな山頂部。

1/21 14:28

辿り着いた不老山の山頂。花の季節に再訪しよう。

1/21 14:33

分岐まで戻ります。富士山を見つめる金太郎の後ろ姿。

1/21 14:41

下山ルートがいくつかありますが、まずは生土方面へ。

1/21 14:55

今日最後の撮影可能な鉄塔、新秦野線No.9頂きました！

1/21 14:56

最高の展望地〜愛鷹と、朝より遠くなった富士山。

1/21 14:57

三国山から歩いてきた山並みも一望できました。

1/21 14:59

ふと反対側の木々の隙間からは、特徴ある山頂の大野山。

1/21 15:09

生土山分岐まで下りてきました。普通は直進したほうが駅まで近そうです。

1/21 15:08

ここには岩田さんの道標も遺されていました。トーテムポール風。

1/21 15:22

今回はこの分岐で曲がって生土不老山林道へ。寄りたかった場所があります。

1/21 15:23

それが神縄断層の路頭。ここに伊豆が終わり丹沢が始まるところ。

1/21 15:23

一本線を挟んで、左の丹沢と右の伊豆の地層の違いが見てとれます。

1/21 15:24

左が凝灰岩、右が礫岩だそうです。プレートテクトニクスの壮大なドラマの最前線。

1/21 16:07

いざ下山。登山道で拾った携帯を交番に届けてから駿河小山駅に到着。

1/21 16:20

御殿場線に乗って帰ります。今日もおつかれおやまでした！（終）

撮影機器：

LUMIX DMC-G8 ボディ パナソニック

感想

guru

今まで何年も行けずじまいだった丹沢の西の端を歩いてきました。不老山のサンショウバラの花の季節がいいかなと思いながらも、梅雨のはしりの短い花期とタイミングをあわせることが難しかったり。こんな真冬は寒いかと躊躇もしましたが、雪が少なそうだったので決行しました。おかげで文句なしに素晴らしい富士山を満喫できました。
もっと早く来れば良かったと改めて思ったのは、その多くが押し倒され土に還ろうとしている、故岩田翁の道標を目にしたためもあります。往時の姿を写真家の方が収められていることを今回知りました。メモがてら参考リンクを記載しておきます（レコ作成：2022年1月）。

書評：https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=1290
出版社：http://www.fujinsha.co.jp/book-michi-yama/9784938643942-2/
写真：http://www.fujinsha.co.jp/2011/12/09/miyake-iwatadohyo/