【素敵な出会いに感謝っ!】 恵那山(広河原から)
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- GPS
- 09:24
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,393m
- 下り
- 1,378m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り時々乾雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ゲート手前の駐車場までの林道はアイスバーンとなっていて、自分の運転技術では難しいと判断し、手前にあるパークランドの駐車場をお借りする ※近くに冬季利用できるトイレはない模様 |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪パークランド駐車場〜広河原登山口≫ ○この山歩きで最難所のアイスバーンで、気を抜くと転倒する可能性があるので注意が必要と感じる ≪広河原登山口〜山頂≫ ○特段危険箇所は見受けられなかったが、敢えていうならば育った雪庇を踏み抜き落下しないことであろうか |
写真
目印を探すも見当たらずウロウロしていると、林道を歩いていた時に声を掛けて下さった若き特攻隊長(勝手に命名)が来て、先行してラッセルして下さる(感謝感謝)
が、スノーシューだと踏み抜かない場所でもワカンだと膝まで踏み抜く(泣)
もう何度も諦めようかと思ったが、景色を見ながら行ける所まで行ってみよ〜
やったぁ、着いたぁ!
CTが3時半のところ、5時間半も掛かった(汗)
本当の山頂はこの先であることは知っていたが、トレースもなく体力的にも限界だったので諦める(泣)
感想
今週は三連休ということもあり、少し遠出をしてみようと思い、なかなか行けずじまいだった恵那山に。
自宅からは現地まで車で300km強と長丁場だが、まぁのんびりと。
いつものように前日に出発し、座光寺PAで車中泊する。
翌日3時に起床して準備後に現地に向かい、5時過ぎに戸沢地区に到着し、チェーンを装着してゲート前の駐車場に向かう。
が、林道はアイスバーンで上り坂を上がっていかず、雪道の運転技術が乏しい自分としては難しいと判断し、戸沢まで戻り駐車場を探す(これが後々素敵な出会いの一つとなる)。
するとパークランド付近に3台くらい駐車できそうなスペースがあったのでちゃっかりお借りする(汗)
※もし駐車禁止であったなら、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
では準備をして元気に出発っ!
まずはゲートに向かい、テクテク歩きだす。
この林道はカッチカチのアイスバーンで、今回の山歩きの中で一番の難所(汗)
何度もコケそうになるのでアイゼンを装着しようと思ったほど(汗)
緊張しながら歩いていくと、うっすらと明るくなり、モルゲンロートの劇場が幕を開け、景観を堪能する♪
そんな中、1台の車が上がってきて、自分のところで停車し、ゲートまで乗っていかないかとお声を掛けてくださる。
お心遣いに感謝、感謝っ!
心がほっこりしながら歩いていくとゲートが見え、事実上のスタートラインに立つ。
あっ、事実上のスタートラインは広河原登山口かな(汗) まっ、どっちでもいいかっ(汗汗)
アイスバーンの林道に苦戦しながらまったり歩いていくと、広河原登山口に到着っ!
うし! テンションアゲアゲで出発っ!
木谷川に架かる雪に覆われた木橋を怖々渡り、尾根に取り付く。
が、少し上ったところでぷっつりトレースが消えて焦る(汗)
辺りを見渡してみてもトレースが発見できなかったので引き返すと、手前に恵那山と風穴の分岐があり、自分は風穴に向かうトレースを追ったようだ。
目印とトレースを追っていたのだが、風穴へのルートが直進だったこともあって分岐に気付かなかったようだ(汗)
正規ルートはトレースはあるものの、入山者が少ないせいか安定しておらず歩きにくい。
そんな中黙々と上っていくが、3合目の先(だったと思う)でぷっつりとトレースがなくなる(汗)
もしかしたらまたルートを外れたと思い、目印を探しながら少し引き返すと、下からソロの方が上ってくる。
林道を歩いていた時にお声を掛けてくださった方だ。
ルートについてお話ししながら辺りを見渡してみると近くに目印があるのでルートは合っていそう。
ってことはここからラッセル?
ツボ足で歩いてみると膝上まで踏み抜くのでここでワカンを装着する。
久しぶりのワカンで装着に手こずっていると、ソロの方(若き特攻隊長と勝手に命名)は既にスノーシューで颯爽と上っている。
うし、自分も!と思い、若き隊長が付けたトレースを泥棒させて頂くもワカンだと踏み抜きが激しく、早くも音を上げる(汗)
正直諦めようかと思ったのだが、折角来たのだからもう少し頑張ってみようと自身を鼓舞する。
あんなに青空が広がっていたのに西から一気に雲が流れてきて一気に辺りを覆いつくす。
天気予報では午後からだったのに…
内心天候悪化にビビりながら、そして踏み抜き地獄に苦しめられながら上っていくと、どうにか稜線に辿り着く。
ここからあと30分…でもそれ以上掛かるんだろうな…
一歩一歩確実に、時に踏み抜きながら上っていくと恵那山山頂(実際山頂ではないのだが…)に到着っ!
達成感がてんこ盛り♪
が、そんな感動をよそに下山時間が迫っている。
CTが3時間半のところ5時間半も掛かったから仕方ない(汗)
お味噌汁だけ食べて下山を開始する。
踏み抜く⇒コケるを繰り返しながら下っていき、無事に広河原登山口に到着する。
が、試練はまだまだ続く。
そう、あの林道のアイスバーンだっ!
下りのアイスバーンは上りよりも危険度が増し、何回もコケそうになる(汗)
どうにかゲートまで着くと、若き特攻隊長が帰宅の準備をしていたので改めて感謝の意を伝える。
だって結局最後までラッセルして下さったんですもん。
若き特攻隊長がいなければ、自分自身登頂は無理だったし。
しかも、帰りも車に乗っていかないかと誘って下さる。
行きも帰りも歩くことを選択してしまったが、そのお心遣いとラッセルに感謝、感謝っ!
無事にパークランドの駐車場に到着し、無意味だったチェーンを取り外していると、1台の軽トラが来て、声を掛けられる。
一瞬、無断駐車を怒られるかと思ったが、どうやらずっと駐車していたので心配してくれていたらしい。
しかも寒いし疲れただろうから、近くで地区の新年会をやっているので寄っていけとのこと。
すげー心温まるお心遣いに深謝っ!(嬉涙)
今回は達成感ある山歩きはもちろんのこと、素晴らしい出会いに感謝しつつ、この地を去ったとさ。
めでたし、めでたし…
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