南八ヶ岳冬季縦走
- GPS
- 55:10
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 2,351m
- 下り
- 2,567m
コースタイム
1/2 7:00オーレン小屋-7:40夏沢峠-9:30硫黄岳-11:15横岳-12:50天望荘-13:50赤岳-16:20キレット小屋
1/3 6:30キレット小屋-7:30ツルネ-8:20旭岳-9:00権現岳−12:00青年小屋-13:00編笠-15:30スキー場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2014_1_2渋の湯付近積雪多く、バスは渋の湯手前でチェーンをつけていました。 登山道は、積雪は多いが トレースがあったのでわかんは、使わなかった。 東天狗と根石岳間のコルは特に強風で細身の女性は援助が必要。 殆どの危険箇所は、鎖・はしごが有ってロープは使わないが、権現から編笠方面のギボシの下降では 夏ルートは通らず稜線どうしに降りる時に雪と岩のミックスで足元不安で、念のためにロープで確保しておりました。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
1/2茅野駅で仮眠。7:00発のバスで渋の湯へ。雪が舞っていた。稜線は荒れているので黒百合ヒュッテでお茶菓子付きの長い休憩。待った甲斐あって昼になると晴れ間が出て来て天気回復してきたので出発。いつもながら天狗は風が強い。特に東天狗から
根石岳間のコル付近はかなりの強風で長居は出来ない。適当な岩陰を見つけて休憩を取りメンバーの体調を気遣う。根石小屋からは樹林帯で強風は一服。夏沢峠の小屋は営業していた。この付近幕営禁止。オーレン小屋まで下降して宿泊。単独の方と2組のみ。水も近くにあり快適だった。
1/3 夏沢峠から2時間程で硫黄へ。今日も風が強い。強風は体がふらふらするので以外に体力を消耗する。横岳では、石尊稜を登っているクライマーが数組見える。赤岳ー硫黄岳間は正月で天気も良いので縦走する人も多かった。
赤岳天望荘付近も強風だが頂上に近づくとさほどでもなくなった。赤岳から長い長いガレ場を下ったキレット小屋に4時ごろ到着。
夏のテント場でテント泊。水は雪を溶かして作った。しかし砂が多い水だ。低気圧が近づくが天気予報では明日もまずまず。
1/4 時折小雪が舞うがまずまずの天気だった。エスケープに考えていたツルネ東稜は、標識があった。もはや一般ルートか?
権現岳の登りのはしごは慎重に登って頂上へ。頂上は100mほど三ツ頭に行った所にある。ギボシは先行者のトレースをたどる。トレースが無ければロープで確保したいナイフリッジだ。西ギボシは、雪が完全にはガレを覆っていないので、下降はやや不安定。念のためロープで確保して懸垂。支点は探せば木の根っこがあった。ノロシ場まで来ると安全圏。急に荷物が重く感じる。
青年小屋に12時着。編笠でこれから入山するパーティとすれ違う。編笠山からスキー場へ。3時半着。長い縦走は終わった。
感想
南八ヶ岳を通して縦走したことは無かったので満足しています。今回3月の槍ヶ岳のトレーニングとして取り組んだのですが
このコースは、冬山の3つの困難(寒さ・強風・雪崩)を体験できるので、これからバリエーションを登る登山者にはぜひ一度経験して欲しいルートだなと改めて思いました。稜線上に営業小屋もあるしエスケープも容易ですが、一たび荒れると稜線上ですから逃げ場がないので体力に自信の無い人は、無理しないようにして欲しいと思います。
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