ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 394517
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

南八ヶ岳冬季縦走

2014年01月02日(木) ~ 2014年01月04日(土)
 - 拍手
iridiumm その他2人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
55:10
距離
22.0km
登り
2,351m
下り
2,567m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1/1 8:30渋の湯-11:08黒百合ヒュッテ12:16-12:50東天狗-14:40根石岳-15:30夏沢峠-16:00オーレン小屋
1/2 7:00オーレン小屋-7:40夏沢峠-9:30硫黄岳-11:15横岳-12:50天望荘-13:50赤岳-16:20キレット小屋
1/3 6:30キレット小屋-7:30ツルネ-8:20旭岳-9:00権現岳−12:00青年小屋-13:00編笠-15:30スキー場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
茅野〜渋の湯 バス
コース状況/
危険箇所等
2014_1_2渋の湯付近積雪多く、バスは渋の湯手前でチェーンをつけていました。
登山道は、積雪は多いが トレースがあったのでわかんは、使わなかった。
東天狗と根石岳間のコルは特に強風で細身の女性は援助が必要。
殆どの危険箇所は、鎖・はしごが有ってロープは使わないが、権現から編笠方面のギボシの下降では
夏ルートは通らず稜線どうしに降りる時に雪と岩のミックスで足元不安で、念のためにロープで確保しておりました。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
硫黄への登り振り返れば夏沢峠の小屋が眼下に遠望
2014年01月05日 09:30撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/5 9:30
硫黄への登り振り返れば夏沢峠の小屋が眼下に遠望
横岳の佐久側、くさり場
2014年01月05日 09:38撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/5 9:38
横岳の佐久側、くさり場
時々、小雪も幻想的な景色を提供してくれます。
2014年01月05日 09:43撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
1/5 9:43
時々、小雪も幻想的な景色を提供してくれます。
権現への登り はしご
権現への登り はしご
権現からギボシ
権現小屋付近
ギボシから赤岳方面1月5日
1
ギボシから赤岳方面1月5日
西ギボシ下降
編笠山
2014年01月05日 09:46撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/5 9:46
編笠山
撮影機器:

感想

1/2茅野駅で仮眠。7:00発のバスで渋の湯へ。雪が舞っていた。稜線は荒れているので黒百合ヒュッテでお茶菓子付きの長い休憩。待った甲斐あって昼になると晴れ間が出て来て天気回復してきたので出発。いつもながら天狗は風が強い。特に東天狗から
根石岳間のコル付近はかなりの強風で長居は出来ない。適当な岩陰を見つけて休憩を取りメンバーの体調を気遣う。根石小屋からは樹林帯で強風は一服。夏沢峠の小屋は営業していた。この付近幕営禁止。オーレン小屋まで下降して宿泊。単独の方と2組のみ。水も近くにあり快適だった。
1/3 夏沢峠から2時間程で硫黄へ。今日も風が強い。強風は体がふらふらするので以外に体力を消耗する。横岳では、石尊稜を登っているクライマーが数組見える。赤岳ー硫黄岳間は正月で天気も良いので縦走する人も多かった。
赤岳天望荘付近も強風だが頂上に近づくとさほどでもなくなった。赤岳から長い長いガレ場を下ったキレット小屋に4時ごろ到着。
夏のテント場でテント泊。水は雪を溶かして作った。しかし砂が多い水だ。低気圧が近づくが天気予報では明日もまずまず。
1/4 時折小雪が舞うがまずまずの天気だった。エスケープに考えていたツルネ東稜は、標識があった。もはや一般ルートか?
権現岳の登りのはしごは慎重に登って頂上へ。頂上は100mほど三ツ頭に行った所にある。ギボシは先行者のトレースをたどる。トレースが無ければロープで確保したいナイフリッジだ。西ギボシは、雪が完全にはガレを覆っていないので、下降はやや不安定。念のためロープで確保して懸垂。支点は探せば木の根っこがあった。ノロシ場まで来ると安全圏。急に荷物が重く感じる。
 青年小屋に12時着。編笠でこれから入山するパーティとすれ違う。編笠山からスキー場へ。3時半着。長い縦走は終わった。
感想
 南八ヶ岳を通して縦走したことは無かったので満足しています。今回3月の槍ヶ岳のトレーニングとして取り組んだのですが
このコースは、冬山の3つの困難(寒さ・強風・雪崩)を体験できるので、これからバリエーションを登る登山者にはぜひ一度経験して欲しいルートだなと改めて思いました。稜線上に営業小屋もあるしエスケープも容易ですが、一たび荒れると稜線上ですから逃げ場がないので体力に自信の無い人は、無理しないようにして欲しいと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:911人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら