またしても武奈ヶ岳(キティちゃん残ってました)
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- GPS
- 03:39
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,025m
- 下り
- 1,025m
コースタイム
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 3:40
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
目が覚めたのが3時。もう一度寝ようとしたものの、もぞもぞしているうちに起きてしまうことに。なら武奈ヶ岳に行ってしまおう!と、ご飯を炊いたり何やかやで5時過ぎに出発。坊村に6時過ぎに到着。まだ暗いので焦ることなく、いつもよりゆっくり準備しました。
さて出発。と思いきや、いきなり登山終了かものびっくりが。なんと、駐車場からの橋の歩道が凍結していて、足を滑らせて転倒するところでした。まじびびった!こんな硬いところで転んだらそのまま車にリターンですわ(^^;)。
登山口からすぐ、アイゼンを装着しました。そりゃそうという時間ですものね。早朝なのでぬかるみも凍結していて歩きやすいです。トレースはばっちりなのでルートはわかりやすいです。道にはなぜかしっかりした12本爪アイゼンの足跡があり、辿らせていただきます。しかしこの方、もうこの先にはいらっしゃらないことがわかります。なぜなら同じ足跡で、登りと下りがあったからです。この先は誰もいないのかな。
御殿山から先は、トレースが消えていたりしました。風がありますもんね。消えたり出たり、消えているところでは踏まれていないところは足がゴボったりしますが、それも楽しい。景色が見えれば疲れなど感じない西南陵を、ただ歩きます。とはいえこれも気持ちいい。そもそも一人を楽しみに山に来ているので、これぞ山の醍醐味!山頂が近づくと、嬉しい反面もうちょっと歩きたいという気持ちが(^^;)。
到着!誰もいらっしゃいませんでした。途中確認したのですが、コヤマノ岳からの足跡もありませんでした。まあ時間が時間なので、このあとはいらっしゃったかと思います。驚いたのはキティちゃんが残っていたこと!もちろんキティちゃんの風貌は残ってなく、雪ダルマにしか見えない形でしたが、3週間もここで座っていたということに驚くとともに、とても嬉しくなりました。別にキティちゃんファンだということではありません。こういった何かを、誰も壊すことなく、いたずらをすることもなく、ただただ自然に任せて見守ってこられたんだということに感動しました。いつかは溶けるでしょうし、溶けても水に戻るだけです。その儚さを大事にする、共有する。武奈ヶ岳のハイカーさんは、そんな人ばっかりなんだと思うと、ほんまに来てよかったです。
とはいえ眺望もなく強風の山頂に長居は無用と、カレーパンを腹に放り込むとすぐに下山にかかります。釣瓶岳方面も足跡なし。さて出発!で、あるあるですが、下山中に天気が好転してまいりました(^^;)。山は1日どころが1時間違えば違う顔になりますもんね。多くの方にすれ違い、挨拶しながら下山します。最後の急坂の手前でとある女性から「もう一回山頂までどうですか?」と声をかけていただきました。あぁ、それもありでしょうか。でももうおっさんは下山後のビールの魅力に勝てまへん(^^;)。満車になっていた駐車場に戻ると、新しく買ったパンツのムレの少なさに満足しつつ、帰路に着きます。今日もありがとうございました。山に、山の先達に深謝いたします。
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