八甲田山(酸ヶ湯〜仙人岱〜大岳〜毛無岱〜酸ヶ湯)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 727m
- 下り
- 724m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
青森→八戸→新宿 \10,190+新幹線指定席\5,800+つがる自由席\450 |
写真
感想
事情により行きの交通については省略しております。
酸ヶ湯でバスを降り、バス停近くのトイレの脇にある階段からスタート。車道に沿った道を歩き、間もなくお宮さんのところで登山道に入って行きます。今回は鈴を忘れてきてしまったので、何か音を出さないといけないので、やむを得ずラジオを鳴らしながら歩きます。後方に南八甲田が望めるようになって来ました。気づくとかなり人の数も増えています。沢に出たところで表示があって、今年の6月に火山ガスによる死亡事故があったので注意してくださいとのこと。確かに、温泉のにおいが強くなって来ました。登るにつれてそれはさらに強くなり、今まで経験したことのないレベルに。大げさに言うと気を失いそうな感じです。早くここから脱出したいので急ぐのですが、仙人岱へ沢沿いに登るこの部分は意外と傾斜があり、なかなか進みません。何とか登りきって、湿地帯になり木道の上を歩くようになります。避難小屋への分岐を過ぎて、間もなく水場へ出ます。ここからの大岳が見事。
ここからはいかにも火山らしい最後の急登。ふとんかごで土留めされた斜面をジグザグに上がって行きます。やがて西へ巻くような感じになり、美しい池を過ぎると広い山頂へ付きました。4年越しの念願です。
天気に恵まれ抜群の展望でした。
ゆっくり休憩して、山頂を離れます。避難小屋まではきつい下りです。人が多くすれ違いが大変。避難小屋から樹林帯の下りをこなし、上毛無岱に着きました。一面の草紅葉。湿原としてのスケールも相当なものです。
上毛無岱に感動して、また樹林に入って下毛無岱へ下る急な階段。下毛無岱が見事に展望出来ます。こちらは一面の草紅葉というよりは一部残る緑とのコントラストが見事。
最後に樹林を歩いて酸ヶ湯に戻ってきました。紅葉ですが、大岳周辺は終わってるところも多くちょっと寂しい感じ。ロープウェイに乗って眺めるのが良かったのではないかと思いました。
八甲田のハイライトはやはり湿原だと思います。花の時季もよさそうですね。
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