奥日光 湯元から五色山
- GPS
- 07:23
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 962m
- 下り
- 962m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所 ・五色山、金精山の尾根に雪庇あり ・積雪によりルートが分かりずらい |
その他周辺情報 | 日光湯元温泉街 コロナの影響で人は少な目 |
写真
感想
朝5時に起きたが、2度寝してようやく行く気になったので朝遅い出発になった。
グローブを買ったのでどんなもんか試したいので雪山にしたく、コロナもあるのでなるべく人気が無いところにしたかった。
検討した結果、湯元から金精沢側から五色山に登ることにした。
急坂で雪が深いことは知っていたので、行けるとこまで行って引き返すつもりで進んだ。装備はチェーンスパイク、アイゼン、スノーシュー、ピッケル、ストックと一通り持った。ちなみにストックはスノーバスケットを忘れたのでほぼ役に立たず。
登山口から雪が積もっている状態だったのでスノーシューで進んだ。
稜線に出るまでの急坂は、予想外にトレースの跡があったのでラッキーと思っていたのだが、少し行ったら追い抜いてラッセル状態になる。
過去に経験がないほどの急坂での深雪。スノーシューでも膝くらいまで埋まる。おまけに急坂なのでグリップがほとんど効かない。
急坂でスノーシューは適さないらしいが、スノーシューでないと腰くらいまで埋まりそうなので気合で登った。
スノーシューのの先端を2,3回蹴りこんでステップを作り一歩一歩進む。
それでも体重を乗せると沈むので、2倍登っているようで疲れる。
蹴りこんでも全然登れなくなることが何度かあったが、ピッケルで足場の雪をかいたり、木の根に引っかけて登ったり今回は何かと役に立った。
逆に言うと、こういう斜面で無いと使い道が無いということかもしれない。
稜線に出ると勾配がなだらかになり一息つくが、相変わらずスノーシューでも20cmくらい沈むし、踏み抜くと膝上まで埋まり注意しながら進む。一部勾配のきついところもあるので、スノーシューを蹴りこんで登る。
マーキングは適度にあり稜線沿いに進めばよいので迷うことは無い。
国境平から五色山までの道はマーキングは一応あるがGPSを確認しながら進んだ。
最初、夏は急坂の笹の急坂になっているところを登る。冬は若干雪庇化した雪に覆われていた。
少し行くと見通しの良い稜線沿いを登ることになり男体山方面が開ける。今日は晴れており一望することができた。
五色山からの白根山は真っ白だった。山頂は確認できたが人がいたかどうか見えず。
前白根山も特に確認できなかった。
帰りがけに金精山方面に歩いてみたが、森の中も雪が深く、倒木も多くどうにも進みずらい。鞍部まで来たが、時間も微妙だったので次の機会にすることにした。
金精山までの稜線は、雪は深いかもしれないが登れるかと思う。
帰りの急坂の下りは、最初スノーシューで苦戦したが、サイドのエッジを使って、横歩きで、少しずつ滑らしながらずりずり下りれば楽だった。
本来の目的だったグローブの方はインナーにモンベルのシャミースを選んだが、結果的に雪山では寒い。動いていないと手が凍えてくる。もう少し厚めのインナーにしたほうが良い。濡れた時の予備もあった方が良い。
それと、ピッケルが冷えるので持つ手が凍える。ピッケル側を何か対応した方が良いと思った。
今回の急坂の深雪で、急坂ではスノーシューは適さないが、もし使用する場合があるのであれば先端をけりこめる形状と、サイドのエッジを効かせやすいものを選んだ方が良いと感じた。
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