ゴルフ場横〜一徳防山〜寂黙山〜蝋梅の里〜井谷ノ峰〜学文峰
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- GPS
- 07:40
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,058m
- 下り
- 1,170m
コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 7:40
天候 | くもりのち晴れ間 弱いながらも尾根で吹く風は冷たい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴルフ場横〜一徳坊山〜寂黙山分岐 踏み跡明瞭な尾根道。起伏ありそこそこ疲れる。つづら折れの登り2箇所あり。一徳坊山手前も急勾配。 寂黙山分岐〜寂黙山〜府道 踏み跡、目印テープあり。分岐からの急な下り、落ち葉で滑りやすい(昨年5月は草が生い茂り、踏み跡・目印テープがわかりにくかったような気がする)。 天見〜井谷ノ峰 写真撮り忘れたが「井谷ノ峰登山口」付近のルート、膝高さのネットを乗り越えたり民家の横を通ったりとわかりにくい。以前、ここを逆ルートで通過したことがあるので、悩むことなく進めた。その先、大きな鳥居をくぐった後、ルートを見失い道なき斜面を登ったが、草で隠れたルートを見落としたかもしれない。 井谷ノ峰〜学文峰 尾根伝いの道。踏み跡、目印テープあり。一部わかりにくい所があったが、尾根を歩く意識で進んだ。 学文峰〜ジルミ峠 踏み跡、目印テープあり。学文峰越えてすぐの下りは、落ち葉混じりで軟らかい土主体の急勾配。前向きで下りられず、谷側に背を向け後退しながら、木の幹を頼りに下る。木に頼れない所では、尻滑りで乗り切る。 ジルミ峠〜ジルミの頭 踏み跡は落ち葉に隠れよくわからなかったが、樹間広く、下草もなく、目印テープ豊富にあるので、踏み跡なくとも迷う心配なし。急勾配で、一部区間では四つん這いで登る。 |
写真
感想
昨年5月に行こうとして引き返した寂黙山、ちょうど見頃と思われる蝋梅の里をルートに組み込んだ自宅周辺の小山巡り。出発してすぐ、山地図・2万5千図を忘れたことに気づく。GPS地図に頼るほかない。今回は過去に歩いたことがあるルートが大半。何とかなるだろうと先へ進むことにした。
一徳坊三角点先の分岐から寂黙山へ向かう急な下りは、歩く人が少ないようで落ち葉が積もる。滑って尻餅をついてからは、谷に背を向け後退しながら進んだ。草や葉が少ないこの時期は、ルートがわかりやすくて良い。
蝋梅の里は初めて。私にとっての蝋梅は、また、春が来ることを告げてくれる存在。ちょうど見頃のようで、時折いい香りが漂う。蝋梅は、里の中に溶け込み、畑作業する方の傍らに咲く。とても静かで、里にお邪魔させていただく意識で見て回る。他にいた数組の方々も皆そうだろう。穏やかな気持ちで蝋梅の里をあとにする。
本日の目的である寂黙山と蝋梅の里を終え、後半戦は帰宅する途中にある小山をさくっと通過するだけと考えていたが、いやいや、刺激の多い後半戦であった。
「井谷ノ峰登山口」の先で大きな鳥居をくぐった。その先でルートを見失った。上を見上げると尾根が近い。GPS地図を見ると本来のルートはこの尾根を通っている。このまま、道なき急斜面を四つん這いで進んだが、楽しいと感じてしまう自分がいる。こういう経験も必要かと思うが、これがクセにならないようにしたい。
学文峰で間伐作業をしている方に遭遇。後半戦ルートで出会った唯一の人であった。学文峰からの下り、そこそこ歩く人が多いのか、落ち葉は混じる程度で、軟らかい土がむき出しの急斜面。谷に背を向けてポールを使って「3点支持」で1歩ずつ、木の幹を頼りに下りていく。両足が滑り、ポールに助けられることもあった。木の幹に頼れず、「3点支持」も不安定な箇所では動くに動けなくなり、3m程先にある細い幹めがけて尻滑り。いざとなったら、上半身を寝かして背中のザックも滑り止めの摩擦抵抗にするつもりでいたが、幸い靴だけで速度を制御できた。スリルあった。苦戦しながら1歩ずつ下る最中、チェーンソーの間伐作業音とともに、木のきしむ音がした。見上げると、木が倒れていく様が見えて、思わず「うお〜」と声を上げた。木が切り倒される瞬間を初めて見た。なかなか刺激の多い区間であった。
ジルミ峠から先は初めて歩く。ジルミの頭への区間も急勾配。一部区間では四つん這いで登る。目印テープが、これでもかというほど多い。なければ、引き返す口実にもなろうが、ついつい、先の目印テープを目指してしまう。当初はジルミの頭から清水峰に向かう設定だったが、時間も時間だし、ジルミの頭で気持ちが萎えた。参りました。降参です。ここで引き返す。
当初は「近所の山へお散歩」程度に考えていたが、刺激のある思い出深い1日となった。本日の転倒(尻餅)は寂黙山での1回のみで、下りベタな私にしては、よくできました。
歩くペース「0.5〜0.6」となっているが、「休憩」は実質1時間半ほどしたとはいえ、15kmで6時間も歩いている。そんな速いわけがない。
飲料水1L消費。上着、歩き中2枚、食事休憩時3枚。
荷物、出発時13kg、帰宅時11.6kg。
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