ひさしぶり!雪の九重 そして…
- GPS
- 06:08
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 691m
- 下り
- 690m
コースタイム
天候 | 曇 時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期の牧ノ戸峠は、休日で条件が良い日は、駐車場が満車の可能性有り。駐車場の中は路面凍結注意。トイレも1カ所だけ使用可。階段もスリップ注意。 登山道は天候次第ですが、油断しなければ危険性は少ない。 |
写真
感想
最近、山にまったく登っていません。ヤマレコにUPする暇もない、と言うより「山に行ってない。」という悲しい休止状態の日々です。
3連休の12日だけは休日を死守して山行を師匠に連絡していました。
今年は雪も多く登山者が多いことを想定して駐車場が混みそうなので、4時出発でいつもより30分早い4:30の待ち合わせとしました。出発が早いと周囲が暗く路面が見えにくいので、チェーン装着していない時はちょっと心配です。特に阿蘇から外輪山への登りは、いつも冷や冷やですが、予想外に簡単クリア。「雪が多い。」との情報から瀬の本から牧ノ戸まではチェーン装着は当然、と覚悟していたのですが、ここも全く問題なし。「これじゃ〜山の雪は、もう終わっているんじゃ〜。」と逆に心配になります。
牧ノ戸の駐車場もガラガラ。ここだけは路面も凍結していたので、帰りも考えての場所を選び、慎重に駐車。周囲の状況からアイゼンもしっかり付けて出発。
「今年は雪が多い!」と周囲を見ながら大感激。師匠恒例の大撮影大会も今年は回数が多く、先に進めません。体力ゼロの私にとっては本当に助かります。沓掛山を越えた頃からさらに霧氷がきれいで大感激。年末年始に比べると「溶けている。」というネット情報でしたが、「どこが?」と思えるほど大感激でした。「これはすごい!」とシャッターを切ろうとしたら、「カシャ!」とシャッターがおりない。「???」と慌ててカメラをチェック。「カードが装着されていません。」の表示。接触不良かな〜、とSDカードを装着し直すが、全く反応なし。途中、ずっとカメラを外気に晒していたので、低温による誤作動かな、と思いチェックするがバッテリーは問題なし。カメラも他は正常に作動しているので、最後の手段、オールリセットで対応しましたが反応なし。「師匠、やっぱりダメです。これから先、写真お願いしますね!」と伝えました。写真にはこだわりはないのですが、いざ自分で写真が撮れなくなってしまうとこんなにストレスになるのか!とビックリ。師匠は「素晴らしい写真」のために膨大な枚数を絶景ポイントで人物も含め色々と激写タイプ。特に雪と岩がテーマ。私は単なる「記録写真」タイプで駐車場、小屋の中とか道標、分岐などを時系列に淡々と撮影するタイプで、ガイドブック用のほんと単なる記録用。写真としての価値は圧倒的に師匠の方で後日見せてもらうとその内容に圧倒されます。
帰宅後、カメラをチェックしたところ、カメラには問題なくSDカードが停止していました。ただしSDカードは復旧できず膨大なデータがおシャカです。このショックを考えれば、多少高くても今後は信頼性のあるメーカーを選ぶべきですね。
歩いている途中、いつもの「扇ヶ鼻分岐の樹氷」ポイントと勘違いして感動しながら樹林帯を通過。次に本当の「扇ヶ鼻分岐」その手前に来て「ここは、やっぱ違うな・・・。」。手前の地味な風景で感動できる自分、今年の感動沸点の低さを再認識。「こんな雪は、2年ぶりだからね〜。」と師匠が笑ってました。
「扇ヶ鼻分岐の樹氷」はやっぱり大迫力で5cm以上の幅のナイフのようなエビのシッポ状の枝の末端が氷となって風が吹くと、乾いた高い音が響き渡ります。音も含めてすごい!
今日はずっとガスっていましたが、風も穏やかで雪も踏み固められいるので非常に歩きやすい山行でした。避難小屋前の広場は完全凍結の池のようになっていましたが、たぶん2日前の雨の後、低温で氷結したのでしょう。そのままノンストップで御池へ。全体は霞んで見えませんが「一部、溶けている。」の情報もありましたがしっかり凍結していたので真ん中を歩きます。
師匠が「どうする?」と私にご相談。時間帯が早いので中岳に先に登って池の小屋で昼食とするのか、食べてから登るか、ということですが「たぶんこの後、人が増えて小屋は混むでしょうから先に食べましょう。」ということで池の小屋へ。小屋付近はすごい暴風で体が一気に凍ってしまいました。中に入ると我々が座れる場所がありセーフ。みんな調理タイム。今回も師匠にメインはお任せで、iいつになったら師匠の手際とトータルのスマートさに近づくことができるのでしょうか。こんな風に自分が後輩を連れて山を歩くシーンが想像できません。私の担当はいつものコーヒーのみ。ミルを取り出しゴリゴリと回し始めると素晴らしい香りが広がります。食事が一段落したら「CAFE IKENOKOYA」開店です。今日のチョイスはイエメンで、少し冷えても「おいしい!」と感じるほど気に入っています。小屋全体にコーヒーの香りが広がります。小屋に到着するグループと出発するグループがいますが、だんだん混んでくる感じだったので、我々も出発することに。
外に出るとさらにすごい強風で一気に体温を奪われます。中岳に登ると、一瞬晴れて坊ヶつると大船山が見えて感動。
そういえば小屋の中で食事中、誰かが「これから晴れますかね〜?」と言ったら、みんな一斉に苦笑した場面がありました。みんな晴れてほしいと思いながらも「今日は無理だろ…。」と諦めていましたから。いつもはサラサラの雪で登りにくい天狗ヶ城の登りもガチガチに雪が締まっていて登りやすかったです。山頂近くになって一気に青空が広がり360度の風景が広がりました。「やったー!」と大撮影大会となりました。こんな風景の中を歩いていたのか!と感動しながら、帰路につきました。時間帯としてたくさんの登山者が続々と登ってきます。「牧ノ戸のどこに車を停めたんだろう?」と心配するほどの人出でした。
最後の下りも終え、登山口に戻ってきました。観光客の人たちもこの付近の雪を楽しみたいのでしょう。歩けそうな場所まで登ってきます。道を譲ろうと端に動いたら危うく大転倒するところでした。「???」と思って足下を見ると小さいけど深い穴が掘ってありました。オイオイ…。まあ、こんな所で転けると思わないですから、足元も見ずに油断していました。慎重に車まで歩いて帰る準備。駐車場の路面はまだ凍結していて用心しながら出発。
毎年の恒例行事ですが、沓掛山を下ろうとした時、「名残惜しいね〜。」という師匠の言葉をかみしめながら今年の雪歩きも終わりを迎えました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
お久しぶりです(^^♪。
いや〜、それにしてもご無沙汰でしたね〜
たまにはお山でリフレッシュってのも・・・
明けまして…、そんな感じですね。時々ヤマレコは見ているのですが
久々の山行でしたがヤマレコにUPする気力まではなかったのですが、昨日から熊本はPM2.5の警報が出てサッカー関係がOFFとなり、時間ができたのでUPしてみました。パソコンも高性能の方が不調で旧型でUPしているのでちょっと面倒です。今年もよろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する