三条の湯テン泊からの小雲取山
- GPS
- 14:59
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 1,930m
- 下り
- 1,993m
コースタイム
- 山行
- 3:24
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 4:02
- 山行
- 10:37
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 10:58
三条ダルミから小雲取山は1800m付近の作業道の鹿の踏み跡でトラバースし石尾根に復帰した。
下山の駐車場から小袖川バス停は車道歩き、距離的には遠回りだが、歩きやすいの時間的には早いかも。
天候 | 晴れ時々曇り。概ね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三条の湯から雲取山ルート含め三条の湯テントサイトはDocomo電波なし。 仲間内の交信にはトランシーバーがオススメ |
その他周辺情報 | 小袖川バス停にはなにもない |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル上
レインウェア下
ウールタイツ
ズボン
ウール靴下
予備靴下
グローブ
冬テムレス
スキー手袋
予備インナー手袋
ダウンパーカー
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
サングラス
冬靴
65Lザック
12本アイゼン
チェーンスパイク
ワカン
シャベル
ポール
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル(2)
ナイフ
カメラ
ステラ1
割りばし(6本)
ペグ(2本)
レジ袋(大2
小6) グランドシート(ツエルト代替)
インフレータブルマット
ナンガ3シーズン
ポリゴンシールド
スリング120x2
カラビナx3
シロクマスリッポン
ガス缶250T(100g消費)
コンロ
コッヘル(大)
先割れスプーン(2)
ライター
パン(4)
おにぎり2個
サッポロ一番(夜)
どん兵衛(朝)
パック餅(2)
アメ(4)
カット野菜
鮭缶
非常食(フルグラ)
非常食(どら焼き)
ソフトサラダ6袋
ニトリ水筒750ml
ナルゲン(500ml)
カルピス(500ml)
JimBeam(200ml)
IKEAバッグ(中)
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共同装備 |
補助ロープ10m
トランシーバー2台
|
感想
関東地方で降雪予報の翌朝から奥多摩へ向かった。
現地では想定よりも少ない降雪だったようで、麓の積雪量はそれほど多くなく、奥多摩駅からお祭に向かうバス道路も除雪され問題なく時間通りの登山開始となった。
初日三条の湯までの道のりでは、林道終了のゲートまで、小屋の方の車のわだちがあり歩きやすい道となっていた。そこからはだんだんと雪深くなるものの、用意していたワカンを使うこともなく、チェンスパで向かった。せっかく持ってきたので、ワカンの調整を確認するために履いてみたが、日なたに出れば雪がない登山道となるので、すぐに外すことになった。
三条の湯では、一部湧水が見事に氷っていたが、それほど気温も低くなく、氷点下2度程度だった。明け方はさすがに気温は下がったが、朝5時のテント内の温度は氷点下6度だった。
テントサイトではくるぶしからひざ下の間くらいの積雪があったため、靴で踏んで整地をし、最後にシャベルで平にならす作業をそれぞれで行なった。作業後はテント内に雪を持ち込まないようにテントの設営と荷物を運びこんだが、シートの上にザックを置かなったため、ザックに大量の雪がついてしまい、雪を払うが、ネット部分などは取れないため、少なからず持ち込んでしまった。設営のためにザックから取り出した他の荷物は、交通機関で移動する際に、ストックやワカン、アイゼンを運ぶために持ってきたIKEAの買い物バッグにいれたが、このバッグがいい仕事をしてくれた。
雪をまったく寄せ付けないので、雪面においても雪がつかずに作業ができ、多少の濡れにも強く、間口が広いので、ザックの中身のほとんどを入れても、肩ひもや丈夫な持ち手で運ぶことができた。テント泊に限らず雪山必須アイテムに加えておこうと思う。
夜はコロナの折、個食として調理をした。時間もたくさんあるので、珍しくフリーズドライ以外の食事を作った。といってもインスタントラーメンだが、スーパーで買ってきた野菜炒め用のカット野菜と、正月の残りのパック餅を加えたインスタントラーメンを食べた。食べる直前までバーナーにかけてあるので、アツアツを食べることができるが、ガスの消費が心配。湯たんぽ用のお湯を沸かしたり、翌日の朝食用のお湯を事前に沸かすなど、いつもはしないことをやったりしていた。
夜は風もほとんどなく、ゆっくりと寝れた。最近定番のナンガの380とファイントラックのポリゴンシールドの二枚重ねのシュラフに、ダウンジャンバーにモンベルのアルパインダウンパンツを着用して潜り込んだ。朝まで寒さで目が覚めることはなかった。マイナス6度なんだからそんなもんなのかも知れない。
2日目は、三条の湯から三条ダルミを経由して雲取山を目指した。先行者3名ほどがつくったトレースを感謝しながらたどり進むが、降雪直後で、3人はそれぞれソロの様子で、一緒に歩いているわけでは無そうで、いくつものルートができていた。おおよそ夏道と同じルートをとったが、途中大きな岩々の尾根をトラバースする際に道をロスト。方角はわかっているので、尾根をショートカットして超えた。かなりの斜度だったこともあり、ストック2本を横持ちをして、前爪を雪面に刺しながら下山したり、崩れていく雪面で、補助ロープによる方絡みやフィックスにして支えながら下りたり、トラバースをしたりと、プチバリエーション気分で楽しくあることができた。
2日目の行動時間が10時間を超えてしまったのは、このトラバース、プチバリルートで思いのほか時間がかかってしまったため。プラス雪と装備が25kgと重かったから。もう少し計画を練らないとだめだな。来週に向けていいトレーニングができた。
山岳会の仲間とで3人で降雪後の奥多摩を楽しく歩けたことは、本当に良かった。
また次回楽しみましょう。
#東京野歩路会
#6
積雪の天気予報を聞きじっとしていられない気分。近場でも何処かに行きたい…三条の湯の話を聞いてそれは是非と仲間に入れて貰った。
お祭バス停から林道で歩くのは、変化が無くて飽き…重いテン泊荷物の疲れだけがクローズアップされる…でも、やっと着いた三条の湯は私の近頃のお気に入りだ。
温泉も最高に気持ち良く、沢に囲まれた奥深いひっそり感がたまらなく好きだ。
雪のテント泊は経験が無くどれ程寒いのか…これで風がある稜線だったらと思うと雪山テント泊の厳しさを痛感した。
2日目は三条ダルミまでの水無尾根のルートが分かりにくい。藪山バリエーション好きの癖が出てしまい、行けそうと思ったルートに突っ込んだりして楽しんだ。降雪直後の人が余り入らない山域の難しさを感じた。雲取山は作業道を使いトラバース、三条ダルミ〜小雲取山〜鴨沢と下山した。
またしてもヘッドライトのお世話になり無事にバス停に着きました。事故もなく助けて貰った勇敢な仲間に感謝します。
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