日光雲竜瀑(滝壺)ハイキング
- GPS
- 06:30
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 808m
- 下り
- 814m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稲荷川沿いの林道で車が入れる終点は、数台しか駐車できる場所がなく、タクシー等の転回点になっているため、林道の途中の路側で駐車できる場所に駐車することになる。ただし、林道の路面は、凍結しているため、4WDもしくはチェーン装着者でないと、終点までは登れない。 林道終点から雲竜峡入口までは、林道経由ルートと、稲荷川左岸のハイキングルートの2ルートがある。いずれのコースも、積雪があり、一部凍結しているため、軽アイゼンもしくはチェーンスパイクがあったほうが良い。また、雲竜峡の滝壺まで行こうとする場合、10本ないし12本爪アイゼンとピッケルまたはストックが必要と思われる。また、渡渉箇所が何ヶ所かあるので、ストックとアイゼンが必要、更に気温が緩むと氷瀑が落下したり、落石が起こる可能性があるため、ヘルメットも着用したい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
2/12は、山岳会のメンバーと一緒に日光の雲竜爆に雪山ハイキングに行ってきた。
雲竜渓谷の氷瀑見物は、5年前の2月以来だ。前回の山行報告は、以下を参照願いたい。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1061242.html
前回は、車が入れる終点の雲竜渓谷入口付近から林道経由で歩いたため、今回も同様に林道の終点まで車で登ろうとした。しかし、林道の路面が凍結しており、林道入口の滝尾神社の手前でスリップして登れなくなってしまった。滝尾神社の駐車場は、既に満車で手前の林道沿いに何台も路駐していたため、我々も林道脇に車を停め、歩くことにした。道路の状況を点検するため、林道を歩いたところ、物の見事に転倒してしまった。このため、最初からアイゼンを履いて歩きだした。
45分程林道を歩いて、雲竜渓谷入口に到達した。前回は、林道経由のコースで歩いたため、今回は沢沿いのコースで雲竜渓谷を目指す事とした。沢沿いのコースを想定していたところ、沢沿いルートは、途中で通行止めになっていたため、第10号上流砂防堰堤の上を通って稲荷川を越え左岸の道を遡って歩いた。巨大な砂防ダム堰堤の高巻道を登ると広大な石ころだらけの河原が拡がっていた。この河原で稲荷川を渡渉する場所は、浅瀬になっており、ほとんど靴を濡らすことなく渡渉できた。この先で沢沿いコースと林道経由コースの分岐があり、トレースの大半が林道コースだったため、林道コースを進んだ。
洞門岩を通過し、河原に出ると、巨大な鋼管パイプの砂防施設が出来ていた。この構築物の下で稲荷川を渡り、丘を登りきると、雲竜渓谷の入口だ。雪の階段を下ると前方に雲竜渓谷の氷壁が見えてきた。友知らずの氷の殿堂のお出迎え、小さな渡渉を繰り返すながら、渓谷の両側に展開される氷の芸術を鑑賞しながら進んだ。
雲竜渓谷の中央部に到達すると、前方に落差00mを超える雲竜爆が見えてきた。雲竜爆の滝壺に至るためには、右手の斜面を高巻きする必要がある。この日は、沢山の雪山ハイカーが訪れていたため、登り下りが交互に譲り合いながら交差して進んだ。12:14に滝壺に到達した。氷壁には、アイスクライミングを楽しんでいるパーティーも見えた。ただし、この日は、気温が高く、氷も緩んでいるようなので、長居は禁物。前回の教訓を思い出し、記念写真を撮ってそそくさと下山に取り掛かった。下山の途中、十数人のツアー客が登ってきたが、中に軽装でストックもピッケルも持たずにチェーンアイゼンで登ってくる女性がいた。Nさんは、見捨てておけないので、早めに下山することを薦め、後続の登山者の方の協力を得てストックをお借りし、下り方を指導しながら無事下山させた。ツアー客には、ガイドが1人しかついていないようで、参加者の技量や装備もかなり差があるように見受けた。大きな事故が起きないことを願うばかりである。
雲竜渓谷の入口まで戻って昼食休憩を摂った後、朝来たコースを引き返し、15時前に駐車地点まで戻り、帰路に就いた。
いろいろな出来事があったが、楽しい雪山ハイキングだった。
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