燕岳日帰り は、わずかに届かずも大絶景に満足(^^)
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- GPS
- 17:15
- 距離
- 32.8km
- 登り
- 2,364m
- 下り
- 2,352m
コースタイム
- 山行
- 14:29
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 16:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●ゲートから数100mほどの辺りに広めの登山者用駐車場あり。降雪時には除雪がされていないため、2WDだとハマる可能性もあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ●宮城ゲート⇄中房温泉登山口:夏は乗用車が走れる車道ですが、初めからひたすらプチラッセルでした。今回の積雪量は、くるぶし〜多いところで足首ほどですが、距離が12km以上あるのと標高差で700m上げるため、非常に体力を消耗する場所です。危険箇所無し。 ●中房温泉登山口⇄第二ベンチ:一番初めの尾根に乗り上げるための取り付きがかなり急登。積雪も豊富で、踏み外すと滑落の危険性あり。トレースが無い場合はRFを慎重にしたいところです。その後は積雪状況により難易度も変わると思われます。 ●第二ベンチ⇄合戦小屋:第二ベンチまでは看板も出ていましたが、その先は積雪も多くなり、第三ベンチと富士見ベンチは看板も埋まり、GPSを見ないとその場所が分からない状況でした。柔らかい足元と急登にだいぶ時間と体力を要する場所です。 ●合戦小屋⇄合戦山の頭⇄引き返しポイント:合戦小屋からすぐに直登の急登。雪質もかなり柔らかく、トレースが無ければスノーシューかワカンを推奨します。 また、合戦山の頭から稜線に乗った後も足元は雪深く、あまり稜線上の硬い足元という感じではありません。柔らかく沈む雪のため、こちらもノートレースであればスノーシュー等が活躍しそうです。 ●全体を通じてトレースの少ないこの山は、雪深さの沈み込みや新雪ラッセル、また長距離歩きへの備えが無いと厳しい山だと感じました。そのため、体力保持と低体温症予防、ラッセルとビバーク装備の備えが無い人は入山しない方が無難だと思います。 |
その他周辺情報 | 【下山後温泉】 ●しゃくなげの湯 広くて新しいスーパー銭湯系の日帰り温泉。源泉は有明荘の奥にあるとのことで、まさに燕岳帰りには持ってこいの温泉です(^^) 大人700円なり http://syakunagenoyu.info/ 【下山後食事】 ●うなぎ石佳 住宅街の中にある、蒸さないタイプの関西風鰻屋さん。 タレが好みの甘だれで美味しかったです! https://s.tabelog.com/nagano/A2005/A200501/20010886/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
スノーシュー
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感想
一冬一スパルタ山行 笑、、、と言うわけではありませんが、今年初の厳し目な雪山に選んだのは北アルプスみんなの憧れ『燕岳』。私にとっては人生で初めて、中学校登山で登った北アルプスがここ燕岳で、それからの長い人生の間に何度となく登って来て、今回で多分9回目。でもヤマレコを始めてからは百高山で忙しくてあまり登っていないようでした。
今回は久々に冬の燕岳へ。ゲートの開いている間の雪山燕岳は経験がありましたが、冬季ゲートから歩くのは初めて。距離と標高差からテント泊も考慮しましたが、20キロ超えを背負って2日間16-7km歩くのと、日帰りで荷物半分で長い距離を頑張るのとどちらが良いか、、、と考えると日帰りで長いけれども軽い方が良い!と言う結論で今回は真夜中出発の計画となりました。
歩いてみると、やっぱり核心部は12km以上の車道でした。足首程度の大した雪の量では無いにしろ、ここがフルラッセルに近いようなサラサラ雪が残っていて、なおかつジワジワと標高も700mほど上げていく道なので、最後は地味に足にきました。過去の雪山ロング車道比較では、12.6km中房道路>17km畑薙ダム〜椹島>9km鳥倉林道 と、私の中では一番キツく感じたかな〜という結果になりました。でも相棒は畑薙ダムの方がキツかった印象との事。人それぞれのようです。
こんな無謀に見える計画でしたが、しっかり者のスパルタ相棒からはまさかのタイムトライアルの注文付きとなり、事前にいくつもの関門が設けられました。中房温泉は5時、合戦小屋は8時、山頂10時、、、と(・・;) でもそれは絶対に関門突破出来ない自信があって、登る前からモチベーションが下がります。『私は下山で登りの遅れを巻き返す派なのに〜(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾』と駄々をこねて、ようやくGETしたオマケが11時までに下山開始となりました。
残念ながら最後の関門突破が厳しくなり、燕山荘を目の前にして下山としましたが、自分としてはかなり得るものも多く、終わってみれば大満足の絶景山行となりました(^^)
この季節に北アルプスの稜線に立てて槍様と燕岳に会えた事、また、夏山の自分の限界値は何となく分かっていたけど冬山が分からなかった。でも今回はその冬山での日帰り自分の限界値が見えた事はとても大きくて、数人のトレースありの条件付きでは、30キロまでの標高2000m上げまでがほぼ限界、行動時間は17時間を超えたけど一応まだ動けそうな体力だったと言う点も認識出来ました。
終日恵まれたお天気で、ストイックに登ることだけに専念出来た貴重な1日。スパルタ相棒にも、先行者2名にも助けられて、何とか絶景まで辿り着けて大感謝でした(^^)
もうとーぶん雪山登りたく無い、、、と言う心境でレコを書いてますが1週間すれば身体のキツさも忘れたゃうんだろうな〜(^^;) 山登りって不思議ですね。
この土日、ヤマレコに気配がなかったので、こりゃ北アか南アあたりで何か大事業をやってそうだなと、私の「ハルセンサー」がピクピクしてました(笑)
まぁ、これは「登頂」したかどうかはあまり問題ではないよね、トライした事が大事だよね、とフォローしてみました。
にしても「前夜」発って、alsoさんなんかがよくやってるパターンだけど、こういうのはいつ寝てるんだろと思います。ほぼ寝ないで出発??
中房温泉までで12.6キロ700上げ、しかも深雪とは、そこだけでいっぱしの登山だよなあ。
と、つい直近の山行がトータルちょうどそれぐらいの数字(しかも土の楽な道)で、結構良い運動だったと思った私は、ただただ感服するのみでした。
あれ?俺が一番コメ?何か照れるわ(笑)
優しいフォローのお言葉もうれしいです😆 でもでも、全然、山頂には時間切れになってしまったんですけど、自分達としてはそうは捉えておらず、その後もあのペースで歩いていけばどんなに遅くてもピークには12時前には到着したんですよね(^^) でもそーすると下山が真っ暗、車道だから問題ないとも思ってましたが、そこはスパルタ師匠の拘りとその根性を植え付けられた弟子の私たちのモットーから外れてしまうので、あくまでも明るいうちに下山完了出来るのが登山だと貫きました〜(*^^*) 真っ暗下山も気にしない人もいますけど、山行は成功しても人生が敗退する危険性がありますからね(^◇^;) 安全第一です♪♪
車道を歩きながらツカサンと同じことを考えましたよ〜。13キロ弱の標高700mって、この前の蓼科山よりハードじゃん!💦‥ってね 爆
もうとーぶん車道は歩きたくないでーす!
私は基本的に根性無しなので、今回も終始へこたれてましたよ(^^;) 私のモチベーションの低さで相棒の心を折るくらいなので、Aiwanwanさんを見習ってもう少し前向きに歩かないとダメですね😅
そう言えば沼平から椹島もやられたんですよね、頭が下がります。
久しぶりのスパルタン節のレコ、この冬も追い込まれたようで。
燕のこのルート、私なら制限時間多少オーバーしても…と思わなくもないですがパーティーでのこういうルール遵守は信頼関係の再確認になったのではないでしょうか?
って既にツーカーの仲だと思いますが。
この時期の長時間山行お疲れさまでした。
そーなんですよね〜、時間的にはおそらくピークは普通に取れた時間でしたが、そこは真面目にルール遵守して潔く帰って参りました。残り100m強の標高を上げれば良かったんですが、それをこなした後に同じような速度で無事に歩いて戻ってこれたのかはやはり疑問でして、下手したら21時とか、、、真夜中帰還だった恐れもあるなぁと感じました。信頼関係はもちろん誰よりも絶大です✨
そうそう、北岳へのアプローチは奈良田が良いのか夜叉神が良いのか、どーだろね〜って話していたらtomhigさんは奈良田だったので、そっちが理想的なのかなって思いました(^^)
ナイスファイトです✊
弾切れで拍手喝采できませんが、朝から何回も拝見して気持ちで拍手しています。
私は林道歩きを自転車で稼げたらなんて思ってるくらいだから、プチラッセルありの林道歩きは想像を遥かにこえるハードさなのでしょうね。
いよいよ登山開始にしても、あの急登にふんだんについた雪をみると弱気になりそうです😭
燕山荘手前まで行かれるとは、カッコよすぎます!
前からすごいと思っていましたが
更に尊敬、雲の上の人になりました✨
今週、狙っていましたが、あっさり諦めました😁
ほんと、すごい山行ですわ。
おつかれさまでした😊
ここはホントに車道が核心部でしたよ〜。ボッチさんなら根性で自転車漕いで行くかな?って思いつつも、常人では確実にムリなレベルの雪道車道でした。逆に、私はバックカントリースキーで中房温泉まで行けば良かったかな〜って思っちゃって。今回の条件だとそれが最も効率的だと思いました。まぁでも、歩いた方が早いかな〜(^^;) スキーを脱いだり履いたり、シール貼り付けたりって何だかんだ時間がかかるし重たいしね!
ボッチさんもガッツリ心折れる黒戸尾根日帰り頑張ってましたねー♪♪ それこそムリです(・・;) イケメン花谷さんのいらっしゃる七丈小屋で癒されて、翌日ピーク取るのが私の理想です♡
今回もスパルタンさんとでしたね!
この時期は中房温泉まで4時間くらい歩かないとならないかな、日帰りでの挑戦とはさすがお2人です笑
半端ない脚ですね🦵
同日、私たちは夜叉神峠駐車場からの薬師岳、観音岳日帰りピストンのリベンジに挑戦すべくも、積雪の影響で何と駐車場までの道のりが通行止め…(ネットにも情報はなかった(T . T)
急遽、サクッと天狗岳周回して甲府の夜を満喫してきました〜🍻
でも鳳凰は今月末くらいにリベンジ予定です。
また山でお会いしたいです😆
スパルタンさんにもよろしくお伝えくださいね。。
いやぁ、、、私にとっては一か八かの山行でしたけど、やっぱり届かずでした〜😅
先週は関東方面が大雪だったんですね。まさか夜叉神峠が止まるとは!そっちが降っている時は大抵長野はお天気が良いので、いつもは真逆だしたまにはそんな条件で長野方面もお日様が欲しいよー(≧∇≦)って思ってました😆 連休にそんなタイミングが引き当てられて、 takezooさんにはちょっと申し訳ないけど、こちらは久々にお天気を気にする事なく楽しむ事が出来ました✨
鳳凰お好きなんですね♪♪ 良い山ですもんね!お気をつけて行ってきてください(^^) スパルタンは面倒がってレコにコメントはしないですけど🤣、きっと takezooさんさんのコメントは拝見してるはずなので伝わってますよん😉
途中で諦めたとはいえ、林道だから暗くなるのがOKとすれば充分に完登出来た山行だったと思います!
でも稜線まで上がれて絶景を見れて良かったですね!!
お疲れ様でした❣️
でもここは絶対に燕山荘の宿泊付きで2-3日かけて行くのが良いですよ。景色も最高だし。次は暖かお布団とコーヒーとご飯付きで私も年末年始に行きたいです!!あわよくば中房温泉付きでも良いかも〜♡ でもスパルタンは日帰りリベンジ狙ってるみたいで、どーしたらそんなモチベーションになれるのか、、、ホント尊敬です。。。
車道歩き12キロ、車でも遠いな〜冬はいくら車道でもきついんだろうなーっと思っていたので、
お二人を尊敬しますよ。
いつか泊まりで行ってみたいものです。
重さより軽さを選択の早出長距離は私もその派です。
重いのはダメだ~(´;ω;`)ウゥゥ
夜が明けていくうっすらなオレンジの森の雰囲気の写真、いいですね〜
北アの美しい山々が近くで見れたのとウナギは頑張ったご褒美ですね。
やっぱり重いと一気に馬力が落ちちゃうのは女子の特徴なのでしょうか。本当にね、毎度担ぎながら思うことは『テントの魅力が分かりません』ってこと 笑 山小屋はご飯も美味しいし、暖かいし、最近はコロナで空いてるし🤣 良い事尽くめなのにな〜って思ってしまいますよ〜。
今回はなかなかお休みの日に晴れ間を狙えない北アルプスで眺望を満喫できたので、長い距離を行ってきた甲斐がありました😊
燕山荘の年末年始営業が終わると燕岳は
遠くなりますね。
すでに閲覧されているかも知れませんが
燕岳BCの記録があります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1059118.html
記録のリンクもありがとうございます。こちらの記録は読んだことがありました✨でも滑りを求めるにはかなりつまらなそうな内容だったので、本当に参考程度に見させていただいてました。実際、今回ほど車道に雪がたっぷりなら、中房温泉までならスキーが有利だと感じましたが、その先の登山道は登りも滑りも難儀だろうなぁ、、、という印象だったので、歩きで正解かなとも感じました。
中房までスキーを使うにしても靴は替えたくなります。
健脚軍団を組み自転車で行けるとこまで行ってスノーシューが正解のようですね。
2月の燕岳、一度は行ってみたいと思っているのですが
今年も行けずに終わってしまいました。
当日、自転車を引いて冬季ゲートを超えて来た男性を目撃しましたが、多分スタートからほんの僅かの場所で諦めてスノーシュー歩きを楽しまれたのではないかと思われました。あの状況で自転車引いて来た根性がスゴイ✨と思って印象的でした。もう少し雪が無いならば、しばらくは自転車でも快適そうなんですけど、結構標高も上がる車道なので、私は自転車を漕ぐ自信が無いです😓雪の量もその年によるのでしょうね。
2月でもテント泊で、2泊出来れば相当余裕を持って行けそうです。1泊でも頑張れば何とかなりそうでした。ちなみに先行してくれた2名のトレースの方は2人ともテント担ぎでしたよ😊shigeさんは地元のようですので、お天気の良い条件の良い年にぜひ狙って行かれてみてください♪
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